北海道で健康食品をOEMで生産したいと考えたとき、どこのメーカーに依頼したらいいのかという問題が出てきます。どのメーカーに依頼すると、どのような流れで生産までを行うことができるのかがわかると、販売までのイメージがしやすいです。そこで、北海道で健康食品のOEMの製造を行っているメーカーそれぞれの特徴をまとめました。
ぜひ、参考にしてください。
1.健康食品OEMメーカーを選ぶ際のポイント
北海道は農作物や天然資源が豊富な土地柄のため、大学などの研究機関と協力し、確実なエビデンスを持つ機能性素材の開発に積極的に取り組んでいます。メーカーによって特徴は様々ですが、どのメーカーに依頼すれば、自社の望む商品を作ることができるのかが問題になってきます。どのようなメーカーを選べばいいのかというポイントや、それぞれのメーカーの強みなど、解説していきます。
ホームページで生産までの流れをつかむことができるか
健康食品OEMの製造を行う会社は数多く存在しますが、生産までの流れが理解しづらいメーカーもあります。健康食品OEMを製造しているという事実は記載してあっても、どのような流れで発注から製造までを行うかについては全く記載がないとなると、生産までのイメージがしづらくなってしまいます。特に初めて依頼する場合は、こちらから何をどのように依頼すればいいのかわからないということもあるでしょう。
そこで、ホームページのわかりやすさというのが重要となってきます。「OEM製造までの流れ」などのページがあると、初めて依頼する人でも生産までの大まかな流れをイメージできます。写真を使用し、工場での製造工程なども見れると、生産までの流れがさらに掴みやすくなるでしょう。
成分の特徴を知ることができるか
メーカーによっては独自の成分を使用し、OEMの製造を行っているところもあります。製造したい製品のイメージと、その成分の親和性が高いと、よりクオリティの良い製品を作ることができるでしょう。
実績があるか
健康食品OEM製造メーカーだけでなく、どのメーカーでもそうですが、実績というのは大きな強みです。どんな商品の実績があるかによって、自社で発注したい商品を製造してもらえるのかを検討する材料になります。実績のある会社はノウハウもあるため、自社の製品のパフォーマンスを上げる可能性もあるでしょう。
費用や発注数など、臨機応変に対応できるか
メーカーによっては「小ロットでも対応します(発注数が少なくてもOK)」のメーカーもあります。最初は少しの発注で様子を見ながら生産量を多くしていきたいと考える会社にとっては、都合がいいでしょう。また、費用の面でも相談できるメーカーもあり、コストカットしたい会社にとっては安心です。会社によって、コストカット方法はまちまちなので、何社かに問い合わせる方法もあります。
ここからは実際に北海道にある、健康食品OEMを依頼することのできるメーカーを紹介していきます。
2.株式会社ヨネキチ
株式会社ヨネキチは、徹底した品質管理・充実した設備のGMP認定工場での商品作りを行っています。市場の相場、その時代のトレンドの原料、コスパのいいパッケージ選びや製造するロットの調整、機能性表示食品の対応も可能です。自社の製品もオンラインで販売しているため、小売店目線での提案が強みとなっています。事業を30年継続し、豊富な知見・ノウハウを蓄積し、商品企画からアフターフォローまで安心して任せることができます。
製造だけでなく、包装袋やパッケージに至るまでを依頼することができるので、様々な業務を外注したいと考えている人にとってはスムーズな流れで進めることができるのではないでしょうか。
3.株式会社活里
株式会社活里では、天然物を原料とし、人間が本来持っている自然治癒力を引き出し、健康に配慮した製品開発を行っています。健康食品及び美容商品の製造メーカーとしての実績は22年、アミノアップ化学、北海道薬科大学、北海道バイオ工業会等と研究開発分野でタイアップして、高い商品開発力を維持しています。北海道初の食品安全マネジメントシステムの国際規格「ISO22000:2005」、品質管理および品質保証に関する国際規格「ISO9001:2000」の認証を取得し、高い安全性の中製造を行っているのです。
- 材料
- 品質
- 安全
この3点にこだわり、癒しをテーマに、体だけでなく心の癒しまでも含めた商品開発を行っているメーカーです。
4.ナチュラルケア株式会社
ナチュラルケア株式会社は、「自然豊かな北海道の素材を使い、美しく、健康に」をコンセプトに、北海道の天然素材を利用した化粧品や健康食品を開発しています。36年の研究に基づいた豊富なエビデンスを持ち、健康の維持増進に必要な「核酸」を使用した安心安全な商品を作っているメーカーです。特許により他メーカーと差別化した商品の企画も行い、販促品の作成補助や、薬事法チェックなどの販売サポートにも手厚く対応しています。
そのため、安心して商品を販売することができる仕組みになっているのです。北海道産のサケ由来のエイジングケア成分「オリゴDNA」を配合した製品の販売もしています。メーカー独自のオリジナル原料を使用することもできるので、他とは違う製品の製造ができるかもしれません。
5.株式会社高味園
株式会社高味園は、オリジナルハーブティーや健康茶OEM、PB商品製造を行っているメーカーです。お茶の製造販売に関しては創業40年、OEM・PBに関しては20年以上の経験があり、500商品以上の実績があります。原料調達からパッケージングまでを自社で行い、メーカーで一括管理しています。
お客様も法人から個人まで多岐に渡り、美容室や薬局など業種も様々で、小ロットから大ロットまで多種多様なニーズに応えて商品製造を行っているのです。原材料は常時300種類以上の素材があり、様々な場所から良い素材を調達し、新しい素材を常に探求しています。要望に沿ったオリジナルブレンド、世界に一つだけのお茶作りを目指し、原材料の一部支給にも対応できることが強みです。原料の一覧もホームページで閲覧することができるので、ハーブティー製作を考えている人は一度見てみてください。
6.株式会社北海道霊芝
株式会社北海道霊芝は、前身である設備会社で培った空調設備技術の知識を活用し、ハウスでの霊芝の栽培に成功したメーカーです。霊芝(マンネンタケ)とは、アジアで珍しいとされている漢方の王様です。菌床作りから栽培、製品化まで自社で一貫体制で取り組み、質の高いことで知られる北海道純良霊芝「旺煌(おうこう)として、安全安心に提供しています。データで裏付けされた品質の高さが最大の特徴で、日本食品分析センターなどでも解析済みです。
北海道産の原材料を使用し、水に関しては北海道の自然水を独自の技術で処理し、品質重視の生産を行っています。OEM製造に関しては、海外(アメリカ)から国内までの実績があるので、海外からの注文にも対応しているということがわかります。
7.まとめ
いかがでしたか?広い敷地、農作物や天然資源が豊富な北海道、たくさんの個性豊かなメーカーが存在しています。メーカーによって独自の成分があり、多くの実績もあるため、健康食品OEM製造も安心して依頼することができそうです。製造したい商品とつながるメーカーに、ぜひ問い合わせしてみてください。