近年、健康志向の人が多く健康食品やサプリメントの購入、運動、ファスティングなどがテレビや広告に掲載されています。その中でも健康食品市場は年々市場を拡大しており商品の中核を担っているのがOEM(Original Equipment Manufacturing)企業です。健康食品の生産を中心に機能性表示食品の法的対応や顧客対応、消費者への配送などをおこなう総合型のOEM企業や特定の加工や成形などをおこなう専業型のOEM企業など各社で差別化戦略をおこなっています。製品のみで差別化だけではなくWebマーケティングやデジタルマーケティングを取り入れて新規顧客の取り込みや既存顧客の固定をおこなっています。
このようにOEMを活用すれば、自社で工場を持っていない企業でもモノづくりを行うことができます。また、年々EC(Electronic Commerce)市場も拡大しており企業や個人が企画・開発した商品を直接顧客に販売する「D to C(Direct to Consumer)」が盛り上がりを見せています。この記事では、健康食品OEMのマーケティングに活用できるおすすめのサイトやそのサイトの特徴について紹介します。
健康食品OEMのマーケティング活用できるサイト
健康食品OEMをWebマーケティングやデジタルマーケティングで活用する際は、掲載サイトでOEM商品が豊富で質が良く、法令を遵守していることが重要です。今回は、健康食品OEMのマーケティングに活用できるサイトを以下の3つ紹介します。これらのサイトは、発注先の選定やわかりやすいカテゴリー分け、豊富な種類とユーザー目線でサイトが構築されているため使いやすいです。
- 食品OEM総合サイト(https://shokuhin-oem.jp/)
- OEMプロ(https://oem-make.com/beginner/cosme_oem_merit)
- BENTEN(https://bentenmarket.com/)
食品OEM総合サイト
食品OEM総合サイトは、食品OEMメーカーと食品開発をしたと企業をつなぐプラットフォームになっています。食品OEM総合サイトでは、レトルトカレーのような既に料理がされている食品から味噌、醤油、チーズなどの発酵食品、お酒などの飲料と様々な商品に関する情報や食品開発をおこなっている食品OEMメーカーの情報を掲載しています。食品OEM総合サイトでは、食品開発をおこなっているOEMメーカー160社の企業情報とメーカーが発売しているOEM商品300品の情報が掲載されています。
これから、食品OEMを開発したいと考えているメーカーや何が需要があるのか調査することができます。また、食品OEM総合サイトでは食品OEMやメーカーの情報だけではなく食品に関するコラムや展示会情報、食品衛生、食品表示に関して情報を掲載しています。食品OEM総合サイトのコラムは、こちらから参照できます。「https://shokuhin-oem.jp/column/」
OEMプロ
OEMプロは、初めてOEMを使って販売する企業や個人を対象に条件に合うメーカーの抽出や小ロットの発注先の選定、デザインなども対応してくれるメーカーを探すことができるサイトです。OEMプロでは、以下の4つの特徴があります。
- 発注先を一括比較
作りたい商品やロットの条件を検索画面より入力するだけで希望のOEMメーカーを抽出することができます。
- 迅速な商品開発
幅広いOEMに対応しており、商品開発も他社よりも短い期間で開発を進めることができます。
- D to Cに対応
楽天市場、Amazon、自社サイトのECサイトで販売できるようにコンサルをしてくれます。また、ECサイトに掲載する際は、薬事法などの法令に遵守する必要がありますがサポートをしてくれるので不明点は簡単なことでも聞くことができます。
- 国産OEMメーカーが集結
国内で実績が豊富なOEMメーカーをサイトに掲載しています。そのため、各社のノウハウや商品が豊富にあり開発したい商品や販売したい商品のニーズを確認することができます。
またOEMプロでは、健康食品以外にも「スキンケア」「メイクアップ」「ボディケア」「ヘアケア」「医薬部外品」など多くのOEM商品を取り扱っています。OEMプロでは、初心者でOEMを始める方からメーカーの選定をおこなっている企業に対してもコラムや流行の情報を掲載しています。OEMプロの記事に関しては、こちらから参照できます。「https://oem-make.com/beginner」
BENTEN
BENTENは、日本最大級の化粧品や健康食品企業のデータベースを管理しているサイトです。BENTENは、化粧品や健康食品に関する様々な悩みを開発者とメーカーをマッチングさせることで新しい商品を生み出しています。BENTENを利用することによる発注者側のメリットは、次の5つが挙げられます。
- 容器メーカーを探している
- OEM商品を開発したけど一向に売れない
- オリジナルの商品を開発したい
- 法的要件がわからない
- 海外から輸入して販売したい
BENTENでは、これらの悩みを一括して任せることができます。そのため、発注者側は自身のアイデアを容易に形にすることができ受注してくれる顧客に販売することができます。また、受注者側のメリットは次の5つが挙げられます。
- OEM商品を作りたい人を探している
- 展示会は、費用がかかる
- ネットだけで解決したい
- 困っている人を手助けしたい
- セミナーでPRしたいけど方法がわからない
受注者側は、イベントや会社情報を告知して集客をおこなうことができたりサイトを経由することで発注者とマッチングすることができます。BENTENでは、2022年5月時点でサイトの利用を無料にしており相談も自由におこなうことができます。もし、OEM開発に興味があったり市場の動向を確認したい人は利用してみてください。
まとめ
この記事では、健康食品OEMで活用できるマーケティングのサイトについて紹介しました。OEM商品の開発者とメーカーのマッチングやOEM商品の販売、OEM商品に関する基礎知識が記載のコラムなど多くのサイトでマーケティング戦略に活用できる素材がありました。この中でもBENTENは、サービスが豊富で健康食品以外でも化粧品なども扱っていました。世の中には、多くのOEM商品が陳列されていますが自身が開発、販売を行う際には市場調査や動向調査をする必要があります。今回紹介したサイトを活用すれば、売れる商品の特徴などを捉えることができます。ぜひ、この記事と参考サイトを参照してOEM開発や販売をしてみてください。