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健康食品OEM 製品 一覧

健康食品OEMで作れる製品の一覧を紹介

健康食品OEM 製品 一覧

いざOEMで健康食品を作ろうと思っても、どんなものから手をつけて良いか迷ってしまうこともあるでしょう。一口に健康食品といっても、その種類はさまざま。錠剤やカプセル剤などのイメージしやすいものから、一見珍しく感じるものまで幅広い種類が販売されています。今回は健康食品OEMで作れる製品の一覧を、それぞれの例と共にご紹介していきましょう。

そもそも健康食品とは何か

「健康食品」というと、広くイメージされるのは錠剤やカプセル剤といったサプリメント類ではないでしょうか。医薬品に形状が似ていることから、「なんだか体に良さそう」と感じる消費者もいます。そもそも健康食品とは、身体や精神が健康に保たれ、生き生きとした毎日を送るための手助けをしてくれるものです。医薬品のように困った症状を回復する効果はありませんが、摂取し続けることでトラブルの起こりにくい身体を目指せるでしょう。

さらに、健康食品の中には「保健機能食品」と呼ばれるものも存在します。これらはそれぞれ定められた定義に基づいて作られた製品であり、消費者にとってもその効能が分かりやすいのがポイントです。

機能性表示食品

機能性表示食品は、2015年に導入された比較的新しいカテゴリです。厳しい審査が必要な栄養機能食品や特定保健用食品とは異なり、各企業が全責任を被る形で「機能性」を謳うことができるといったものを指します。「機能性」とは、平たく言えば目的を果たすだけの性能を持ち合わせたもの、ということ。つまり機能性表示食品とは、病院に行くほどではないけれど、改善したい症状がある場合などに役立つ食品、ということになります。

それぞれ細かいチェック項目をクリアしたものだけが、機能性表示食品として届け出が可能となります。これらの項目は実際に国が審査するのではなく、あくまでも企業が被る形で申告するものだと覚えておきましょう。

栄養機能食品

「栄養機能食品」と呼ばれるのは、あらかじめ決められた以下のような成分を含む食品を指します。

脂肪酸:n-3系脂肪酸 ミネラル:亜鉛、カリウム、カルシウム、鉄、銅、マグネシウム ビタミン:ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、ビタミンA、ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンK、葉酸

出展:栄養機能食品について|消費者庁

また、栄養機能食品は「一般用加工食品」及び「一般用生鮮食品」に限られています。上記のような成分を定められた容量で含んでいなければならず、その目的は「栄養成分の補給」。摂取によりどのような機能が得られるのか、また摂取における注意等も消費者にわかるよう記載しなければなりません。

逆にいえば栄養機能食品も、上記の成分&記載方法さえ注意すれば国による審査は必要ありません。

特定保健用食品

「特定保健用食品」は、身体に与える影響についても「許可表示」として詳しく記載が可能な製品のこと。「トクホ」としてもおなじみで、消費者にとって安心して摂取できる1つの目安といえるでしょう。健康的な身体をイメージしたあのマークも、製品の差別化に一役買ってくれますね。

一般的な食品は、「○○の効果がある」や「身体の不調を緩和する」と明言することが禁じられています。しかし特定保健用食品に該当する製品であれば、成分の効果や疾病リスク低減効果が明示できるようになるのです。

健康食品OEMで作れる製品一覧

続いて、健康食品OEMで作れる製品にはどんなものがあるのか見てみましょう。先ほどサプリメント類はもちろんのこと、定期的に摂取しやすいようさまざまな形状の健康食品が販売されています。

健康食品の大きな特徴として、「一度摂取しただけでは思うような効果が得られない」という点が挙げられます。日々繰り返し摂取することで健康に近づけるため、味はもちろん形状や価格帯なども考慮しなくてはなりません。

サプリメント

サプリメントタイプの健康食品は、1日数錠飲むだけで完結する点、持ち運びがしやすい点などから多くの人に愛されています。糖質や脂質等の余計な成分を摂ることがほとんどなく、「この成分だけを摂取したい」と考えている人にもおすすめです。

そもそも「サプリメント」とは、ビタミンやミネラルといった栄養分を摂取する目的で作られたものがほとんどです。今回は、錠剤やカプセル剤によく見られる成分をピックアップしてみました。

  • マルチビタミン
  • マルチミネラル
  • ビタミンC
  • ビタミンE
  • ビタミンB群
  • ビタミンD
  • コエンザイムQ10
  • カルシウム
  • マグネシウム
  • アントシアニン
  • ヘム鉄
  • 亜鉛
  • DPA、EPA
  • コラーゲン
  • 大豆イソフラボン

中でもマルチビタミンやマルチミネラルなどは、複数の成分が1錠にまとめられており、摂取の手軽さから忙しい現代人に合わせた製品といえます。食事のみで1日の摂取目安量をクリアするのは難しいビタミンやミネラルは、サプリメントで少しでも補いたいという消費者も多いのです。

飲料

飲料タイプの健康食品は、コンビニエンスストアなどで見かけることも多く、思い立った時に手に取りやすいのが特徴です。水分補給の代わりに摂取できることから、若い世代から高齢者まで幅広く愛飲されているといえるでしょう。パッケージを工夫することで、女性向けやエネルギー補給目的など分かりやすくすることも可能です。

一方で、さまざまなフレーバーがつけられる飲料タイプの場合、好みの味の製品をつい飲み過ぎてしまう……というケースも珍しくありません。中にはカフェイン入りのドリンクとお酒を併用し、アルコール中毒で運ばれたケースもあるようです。消費者それぞれが1日の規定量を把握できるような工夫をすることも必要不可欠です。

飲料タイプの健康食品に多く見られるのは、以下のような製品です。

  • カフェイン
  • 乳酸菌類
  • ユーグレナ
  • カルシウム
  • コエンザイムQ10
  • コラーゲン
  • プラセンタ
  • オルニチン
  • GABA
  • プロテイン
  • ウコン
  • 酵素ドリンク
  • 青汁
  • 黒酢

一部では、小さな子どもでも摂取可能とされている飲料タイプの健康食品。腸内環境を整えるものなどがおなじみですが、過剰摂取には特に注意しましょう。

多くの消費者が「栄養ドリンク」を健康食品と認識している傾向にあります。滋養強壮などの目的で製造された栄養ドリンクは「医薬部外品」となり、1日の摂取量が明確に決められているものがほとんど。両者を混在することのないよう、似通ったデザインを避けることも重要です。

お菓子

ダイエット中の女性などに広く親しまれているお菓子タイプの健康食品。一般的なお菓子に比べて糖質やカロリーが抑えられており、なおかつ栄養素まで摂取できるとあり、近年も注目を浴びている分野でもあります。グミやクッキーなどを始め、珍しいものではケーキやカステラなどのスポンジ系お菓子も販売されています。

お菓子タイプの健康食品を製造する場合、錠剤などと異なり各製品ごとに「レシピ」が必要となります。糖質やカロリーを抑えなくてはなりませんが、味が落ちると消費者は手を伸ばしにくくなります。この兼ね合いが、お菓子タイプでもっとも難しいポイントといえるでしょう。

以下は、お菓子タイプの健康食品に含まれていることの多い成分です。

  • プロテイン
  • コラーゲン
  • 食物繊維
  • カルシウム
  • マグネシウム
  • アントシアニン
  • α-リポ酸
  • 大豆イソフラボン
  • カカオポリフェノール
  • はちみつ
  • キシリトール

こちらも飲料タイプと同じく、小さな子どもから高齢者まで幅広く親しまれている製品が多々見られます。小さな子どもには成長をサポートするためのカルシウムやマグネシウムなど、高齢者には老化や生活習慣病等を予防するポリフェノールやα-リポ酸などをメインに検討してみると良いでしょう。

まとめ

健康食品でもっとも重要なのは、消費者がいかに長く続けていけるかといった点です。悩みに合わせた製品づくりはもちろん、フレーバーやパッケージなどに一工夫施すことで手に取りやすさが変わってくるでしょう。どんな層をターゲットとしたいのかを明確にし、OEMメーカーと相談してみてくださいね。


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