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美容サプリ

健康食品OEMで美容サプリを作るには?

美容サプリ

健康食品の中でも、特に飲みやすく続けやすいと評判なのが「サプリメント」です。ドラッグストアで気軽に購入でき、さらには持ち運びやすいというメリットから、幅広い世代に愛用されている製品ともいえるでしょう。健康に関するもの、ストレス緩和に関するものなどがある中、多くの割合を占めているのが「美容系サプリメント」。今回は美容系サプリメントにはどのような種類があるのか、また含まれている成分はどんなものがあるのかなどをご紹介していきましょう。

サプリメントの定義

消費者庁が発表したサプリメント法についての文書には、サプリメントの定義として以下のように紹介されています。

この法律においてサプリメントとは、通常の食事からの摂取では不足しがちな 成分を補充し、また通常の食事の摂取からは期待し得ない栄養学的または生理 学的な機能を有する成分の摂取を目的とするもので、以下に示す成分を含有し、 以下に示す特殊な形態をとって市場に流通しているものを指す。

2)サプリメントの対象となる成分は次に掲げるものをいう。 ビタミン、ミネラル、タンパク質又はアミノ酸、脂質、糖質及び食物繊 維、植物又はハーブ及びその抽出物、その他の天然成分で人が食用にで きる成分。

3)サプリメントに使用する形状は次に掲げるものをいう。 錠剤、カプセル状等の形状、液体、粉末等少量の単位で規定量を継続的 に摂取するために設計された製品であり、通常の食品の形態をとらず、 それ自体が食事の一部又は食事の代替とならないもの。

出展:サプリメント法 – 消費者庁

つまり、毎日の食事からでは十分な量が得られないとされている成分の摂取を目的としたものがサプリメント、ということになります。もちろん人が口に入れても害がなく、あくまでも「食事の補助」として摂取されることを推奨された製品を指します。また、サプリメントは医薬品ではないため、飲んですぐに効果が得られるものはありません。継続して摂取することで肌トラブルが起きにくくなったり、体重の減少が見られたりといった変化が見られるようになるのです。

美容系のサプリメントにはどんなものがある?

続いて、実際に販売されている美容系のサプリメントにはどのようなものがあるのかご紹介します。それぞれに含まれる代表的な成分やそのはたらきについても併せて確認しておきましょう。

美肌系サプリメント

美容系サプリメントの中で大きな割合を占めているのが「美肌系サプリメント」です。ニキビやシミ、シワ、くすみなどさまざまな肌トラブルに対応すべく、多くの製品が生み出され、販売されています。購入者層も若い世代から高齢者までと幅広く、ドラッグストア等でも目につきやすい製品といえるでしょう。美肌系サプリメントに含まれている主な成分は以下の通りです。

  • ヒアルロン酸
  • スクワレン
  • セラミド
  • コラーゲン
  • エラスチン
  • プロテオグリカン
  • ビタミンC
  • ビタミンE
  • ビタミンB
  • プラセンタ
  • リコピン
  • はとむぎエキス
  • アスタキサンチン
  • ポリフェノール
  • ザクロエキス
  • コエンザイムQ10
  • 亜鉛
  • 大豆イソフラボン、エクオール
  • 乳酸菌
  • 必須脂肪酸

中でもビタミンは体内で生成できない、もしくは十分な量を確保できないため、食事やサプリメントから摂取することが推奨されています。細胞の酸化を抑え、身体の老化を防ぐ効果が期待できるため、ニキビやシミ、シワなどありとあらゆるトラブルに対応しています。また、肌の弾力や水分量を保持する成分としてヒアルロン酸やスクワレン、セラミド、コラーゲンなどが挙げられます。これらが不足すると乾燥肌になりやすいだけでなく、シワやたるみの原因にもなりかねません。若い世代はニキビ、年齢を重ねるにつれてシミやシワなど、年齢に応じて買う製品が変化しやすいのも美肌系サプリメントの特徴といえるでしょう。

美髪系サプリメント

続いて、髪を美しく健やかに保つために摂取したいサプリメントをご紹介します。髪が切れやすい・抜けやすいといった「髪の弱さ」がお悩みの場合や、1本1本が細く絡まりやすいなど「コシのなさ」がお悩みの場合などさまざまなケースが想定されます。

さらに年齢を重ねるにつれ、ボリュームがなくなったり抜け毛による頭皮の露出が気になったりする場合も。ドラッグストアなどで購入できるのはもちろん、中には医師から摂取を勧められるサプリメントも存在しています。美髪系サプリメントに含まれている主な成分は以下の通りです。

  • 亜鉛
  • ミネラル
  • 葉酸
  • ビタミンB1
  • ビタミンE
  • 必須アミノ酸
  • プロテイン
  • カプサイシン
  • イソフラボン
  • リグナン
  • ノコギリヤシ

髪は身体の一部であるため、細胞を作るのに欠かせない成分は髪にとっても必要不可欠です。中でもプロテインは筋肉向上のために摂取されるイメージが強いですが、髪を構成する成分である「ケラチン」を生み出すのに使われる成分でもあります。その他皮膚や爪の細胞を生成するはたらきもあるため、プロテイン不足に陥ると身体中が乾燥したりヒビ割れたりといったトラブルが起こることも。

さらに、サプリメントとしては聞き慣れない「カプサイシン」も、美しい髪を保つのに有効とされている成分です。こちらは大豆から採取される「イソフラボン」と同時に摂取することが推奨されているもの。毛の生まれ変わりを促進するイソフラボンを、カプサイシンが毛の元へと運びます。

痩身系サプリメント

女性にとってのダイエットは、もはや切っても切り離せない存在であることも多いでしょう。大なり小なりダイエットにチャレンジしたことのある女性も多いはず。その中でもより手軽に、健康的にダイエットができると人気なのがサプリメントによる栄養補給です。しかし、若い世代の女性を中心に問題となっているのが「サプリメントを食事に置き換え、過剰な食事制限を試みる」というダイエット法。一時は大きく体重が落ちますが、髪や肌がボロボロになったり、身体が余計に栄養を吸収しようとするあまり簡単にリバウンドしてしまったりするケースが目立ちます。

痩身系サプリメントに含まれている主な成分は以下の通りです。

  • 桑の葉エキス
  • キトサン、リポサンウルトラ
  • ギムネマ
  • イノシトール
  • カルニチン
  • 必須アミノ酸
  • プロテイン

痩身系サプリメントには大きく分けて3種類が存在し、それぞれ役割が異なります。桑の葉エキスやキトサン、リポサンウルトラは食事から吸収される糖や脂質を抑えるはたらきがあるため、極端な食事制限をしなくても体重が落ちるという成分。食事量を減らせない方や、一人暮らしなどでコンビニ食の多い方などにおすすめのサプリメントといえます。

一方、イノシトールやカルニチンといった成分は既にたまった脂肪にアプローチし、燃焼を助けるはたらきが報告されています。あくまでも運動の補助として摂取するものですが、皮下脂肪・内臓脂肪共に効果が期待されるサプリメントも多く販売されています。そして必須アミノ酸やプロテインは、筋肉の成長を促すために摂取したい成分。程良く筋肉をつけることで代謝が上がり、痩せやすい身体へと変化していきます。

健康食品OEMの大まかな発注手順

健康食品OEM、つまり「受託製造」を検討する場合、いくつかのポイントに注意する必要があります。今や大手メーカーだけでなく、中小企業もOEM制を導入しており、受託先にいくつかの依頼が集中することも少なくありません。人気の商品が集中し納期が遅れることのないよう、あらかじめ理想とするスケジュールについて書面を作成しておくと安心です。受託先のキャパシティを理解するため、どの程度の製造ラインを有しているかなどのキャパシティもおさえておきましょう。

また、どれだけ付き合いの深い受託先であったとしても、同時に複数の企業に相見積もりを取ることは必須です。中でも企業によって価格に差が出やすいパッケージや容器、梱包材などの価格は要チェック。契約前に確認し、考慮した上で発注書を作成しましょう。

その他健康食品OEMの大まかな発注手順は以下の通りです。

  1. コンセプト、内容、成分などの話し合いとレビュー
  2. サンプリング
  3. 一度持ち帰りサンプルのチェック
  4. 最終的な仕様やデザイン、単価などを決定
  5. 正式発注
  6. 製造開始
  7. 検査、検品を経て納品

まとめ

今回は美容系サプリメントにはどのような種類があるのか、また含まれていることの多い有効成分などについてご紹介しました。主に女性のさまざまな悩みに寄り添うのが美容系サプリメント。身体的にも精神的にも、毎日を健やかに過ごせるような手助けとなるサプリメントが理想的といえます。


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