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健康食品oem コンサル コンサルタント

初めての健康食品OEM コンサルを依頼するメリット・デメリット

健康食品oem コンサル コンサルタント

健康食品を扱ううえでは、必要な原料や成分、販売ルート、避けられない薬機法の知識などを確実に理解することが求められます。

特に、健康食品は、知識が不足していると、思わぬ箇所で使用成分や宣伝方法によって法律にひっかかる危険性を伴います。

そのために、健康食品への参入が初めての場合は、健康食品ビジネスに熟知している専門家の力を借りることをおすすめします。

新たな健康食品ビジネスを手助けするために、健康食品マーケティングを専門で扱うコンサルティング会社というものが存在し、コンサルティングを利用できるシステムがあります。

この記事では、コンサルティング会社に依頼するメリットとデメリット、また、初めて健康食品を取り扱う上での健康食品OEMの活用の勧めについて、ご紹介します。

 

健康食品メーカーが持つ悩み事例

・初めて健康食品開発に手を出したいけど、何をしたらいいかわからない。

・健康食品に専門知識のある人材がいない。

・健康食品のマーケティングのノウハウが不足している。

・より良い商品開発のために、専門知識のある人に相談したい。

・時間をかけず、要点を絞った情報収集がしたい。

・競合他社との差別化のために、その動向を把握したい。

・海外の情報も把握したいが、言語の問題で情報収集が難しい。

このような悩みを抱く際に、効率よく相談、解決へ持って行ける方法が、健康食品に特化したコンサルティング会社の活用です。

コンサルの一般的な業務内容

・企業および商品のブランディングのサポート

企業のイメージを決める「ブランディング」は、売上げアップや業績アップに欠かすことができません。商品を新しく開発するにあたり、その商品のブランディング戦略は非常に重要です。

今までの既存の商品のブランドをそのまま使用するのか、もしくは新たなブランドとして健康食品を立ち上げるのかでも、消費者のイメージをどう掴みとるかに違いが出てきます。

その他、食品に使われる成分を一面に押し出す、成分ブランディング手法というものもあります。

コンサルティング会社は、ブランディング戦略に関わるノウハウを提供しながら、ブランディングのサポートを行います。

・新商品の企画開発、商品化へのサポート

健康食品は、昨今、あらゆる種類のものが市場に出回っているため、新たな商品開発を目指すのであれば、健康食品のコンセプトや目的、ターゲットを明確にする必要があります。

また健康食品に使う原料や成分の専門的な知識も必要となります。

コンサルティング会社は専門的な知識、経験のもと、企画から商品化までの一連の流れをサポートします。

・既存商品のリニューアルへのサポート

健康食品業界は、非常に商品の入れ替わりが激しいのが特徴です。 ビジネス向上のためには、その時の市場の流れや流行を抑えた上で、既存の商品のリニューアルが求められることがあります。

コンサルティング会社は、常に市場の動向を把握しているため、流行りを抑えて上での売れる商品の提案と、既存商品へのアドバイスも行います。

・薬機法・景品表示法等の関連法規に関するアドバイス

健康食品の広告でその効果を表記する場合、それを証明できる客観的なデータがなければ景品表示法に違反します。

また、仮にデータがあっても健康食品として認められていない効果を謳うと薬機法違反になります。

商品広告での宣伝文句は、法律に引っかかってしまう危ういラインが多いため、専門家のサポートによって安心して販売できるよう、そして、消費者にも安心な商品を届けられるよう細心の注意が必要です。

また、中には機能性表示食品の開発を得意としたコンサルティング会社も存在します。

機能性表示食品制度には、様々な細かい基準が定められているため、特に正しい知識が必要となります。

コンサルティング会社は、これらの専門知識に特化しているため、安心して商品開発を行うことができます。

・マーケティングに関するアドバイス

健康食品はこれまでも様々な企業が企画開発、製造、販売に取り組んできたことから、マーケティングデータが存在します。

売れる健康食品を開発するためには、今の健康食品の売れ筋や、消費者のニーズがどういったものなのか、シーズン毎の市場の動きや流行、競合他社の動向など、マーケティングデータを得ることが重要です。

コンサルティング会社によって、これらのデータを効率よく入手することができます。

・OEM製造会社、包装資材会社のマッチング

健康食品を取り扱う企業では、企画から販売までの全てを自社で行う場合と、企画や宣伝だけに特化し、その他の工程を全て、それぞれの第三者企業に委託する場合があります。

コンサルティング会社は、それぞれの企業の特性を調査、把握した上で、必要に応じてOEM会社や包装資材会社の利用を勧めたりすることもあります。

・企画および開発担当部門の教育指導

商品の企画開発には、しっかりとした知識、経験が必要となります。

コンサルティング会社は、健康食品の開発に関する豊富な知識と経験を持っているため、その中から、企画部門、開発部門それぞれへの教育指導を行う事で、企業のビジネス力の向上を図るお手伝いをします。

・商品の品質管理に関するアドバイス

健康食品は、その品質の安全性が特に重要になります。原材料の安全性だけでなく、仕上がったあとの製品レベルでの安全性も厳しく確認する必要があります。

企業が自ら製造方法の適否や販売の可否等を判断していく必要があるため、コンサルティング会社は、そのためのポイントや判断基準、安全性のチェック体制などに対するアドバイスを行います。

 

コンサルティング会社を利用するメリットとデメリット

メリット

・初めて健康食品開発に手を出す場合、効率よくノウハウを得ることができます。

・時間をかけず、要点を絞った情報収集を行うことができ、効率的に商品開発を進めることができます。

・競合他社との差別化のための情報収集の幅が広がります。

・視野の広い知識と経験を持つコンサルタントから、自社の強みを知ることができ、それを新しい商品開発に役立てることができます。

・常に新しいデータを得ることができるため、新素材へのアンテナも常に張ることができ、競合他社との差別化のために、より効率的な新商品開発につなげることができます。

デメリット

・コンサルティング会社に依頼する際は、基本的にある一定の期間契約することが多いため、費用が高額になる可能性があります。

内容や期間、会社によっても金額は大きく変わるため、事前に詳しく情報収集することが必要です。

・自社が求める相談に対して、依頼したコンサルティング会社がそこに特化した知識を十分に持ち合わせていない場合も起こります。その場合は想定した結果が反映されないことにつながってしまいます。

そのため、自社がどのような業務をコンサルティング会社に対して求めているのかをしっかりと整理し、契約前にそこに特化した会社なのか否か、事前に情報収集する必要があります。

・コンサルティング会社に依頼する場合は、一般的に、計画、実行、評価、改善のプロセルを一括して任せてしまうことが多いため、その場合、自社内には依頼した内容に関する、情報や知識、経験が残りにくくなってしまいます。

・コンサルへ依頼後、コンサルから提案のフィードバックがあった際にも、その後、社内でもう一度それについて実行に移すか否かの検討が行われます。そのため、一連のプロセスが長くなり、商品開発に時間がより長くかかってしまうこともあります。

・コンサルティング会社は、あらゆる企業との繋がりがあるため、頼りすぎる事で、逆にオリジナリティーにかけることが出てくることもあります。

健康食品OEMの勧め

コンサルティングを検討するにあたり、先にも挙げたようにいろいろな企業内の事情が考えられます。

その中でも、初めて健康食品開発に参入する、といった場合には、OEMメーカーへの依頼も一つの選択肢となります。

健康食品OEMは、製造工程を変わりに請け負ってくれるイメージが強いかもしれませんが、単に製造をしてくれるだけではなく、ある程度のオリジナル商品のアイディアが出れば、企画の段階から相談に乗ってくれ、最終的に販売のアドバイスまでしてくれるため、コンサルティングを兼ねているともいえます。

コンサルを検討する上で、OEMの利用も視野に入れてみるといかがでしょうか。

まとめ

以上、本記事では、健康食品開発に役立つコンサルのご紹介と、コンサルティング会社を利用

する際の、メリットとデメリットをまとめてみました。

効率的でより安心できる商品開発のプロセスに、是非役立ててみてください。


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