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男性向けの健康食品OEM

男性向けの健康食品OEMはどんな種類がある?

男性向けの健康食品OEM

男性向けの健康食品OEMはどんな種類がある?

健康食品といえども沢山の商品があります。年齢に合わせた商品の他に、性別に合わせた商品など様々です。今回は男性向けの健康食品OEMはどのようなものがあるのかピックアップしていきます。

【たんぱく補給商品】

言わずと知れたプロテイン含有商品です。現在男性だけでなく女性もこのプロテインの需要率が高まっておりますが、体をきれいに見せたい、筋肉をつけて健康的な体をキープしたいといった考えを持つ男性は年々増えております。コロナ太りや運動不足の解消目的としてプロテインを摂取して運動する人口は増えており、プロテイン需要は二桁増(2019年比)で伸びている模様です(出典:冨士経済)。市場拡大に際して、たんぱく補給商品群も昨今かなり増加しました。明治のザバスや森永乳業のinPRTEINのようなドリンクタイプやアサヒグループ食品のバータイプなどがあり、消費者も身近にタンパク質を摂取できるようになっています。

特に男性が誘導的に購入できるようパッケージに男性の筋肉写真を写した商品にしたり、1度でたくさんのタンパク質を効率よく効果的に摂取できるタンパク質含有量を多くした商品出しているケースもあります。

【ダイエット商品】

ダイエット商品で男性のみ、女性のみに限られる商品というものは存在しません。では男性向けという商品はなにかというと男性の肥満にみられる傾向が女性と少し違うという点にあります。男性は平均的に『皮下脂肪より内臓脂肪がつきやすい』傾向があるのです。つまりこの内臓脂肪を燃焼あるいは内臓脂肪となる成分を抑制することが男性のダイエットで効果的なものになりうるということで、それを強調した商品が【男性に効く商品】になっているのです。

一般的に運動をしている男性は脂肪を燃焼する商品、普段から脂質を取りすぎている男性は糖質・脂肪の吸収を抑える商品を使用することでダイエットにつながります。

【薄毛対策商品】

女性以上に男性にとって心配をしているのが薄毛です。そのための対策として商品化されているのが育毛サプリです。育毛サプリに配合されている成分の効能を紹介すると、髪の栄養を補う(亜鉛・L-リジン・コラーゲンペプチドなど)、抜け毛予防・頭皮の血行を促進するための成長促進(ノコギリヤシ・ナツシロギクエキス・高麗人参など)があります。

各社はこの成分の割合を変えて商品化しております。

【滋養強壮品】

疲労回復というものは男女問わずありますが、男性に焦点を置いた商品群を取り上げます。「男性用」と記載されているものや男性を強調したパッケージ商品には成分配合として、マカ・黒ニンニク・スッポン・亜鉛・シトルリンなどを取り入れて、中高年齢男性をターゲットにした商品が多く存在します。効能として『滋養強壮』『老化防止』『活力アップ』など日常の生活に対して元気が出るという表現もありますが、男性の下半身精力アップを連想させる商品説明などもあります。男しか理解されないことではありますが、年齢を重ねても昔と同じくらい健康でいたいという男性心理を鋭く読み取ったカテゴリーであることは間違いありません。

【お酒対策商品】

飲み会や晩酌など飲酒頻度の高い方への商品です。ドリンクタイプやサプリタイプなど豊富にあります。商品の成分に関しても、アルコール分解を助ける成分の含有率が高いもの、肝臓機能を改善する成分を主としたものなど様々です。

代表的な成分としてウコン(胆汁の分泌を促進させ脂肪消化効果を高める働き)や、セサミン(肝臓内の活性酵素を除去する働き)、レシチン(肝細胞の活性化)、オルニチン(毒素の分解、解毒、排出促進)があります。

【体臭・口臭対策商品】

消臭成分として、シャンピニオンエキス、柿渋エキス、緑茶エキス、鉄クロロフィリンナトリウムなどが有名ですが、この成分を配合したサプリメントです。

実際ニオイは健康とは違うのでは・・・と感じるとは思いますが、においがしない人からしてみると、強烈な体臭・口臭のする方は『健康的でない』と判断されることも多くなっております。特に男性の体臭は女性に比べて強く、人によって違いはありますが、平均値として、体臭は30代から変わってきます。この体臭対策にマーケットがあるのが実態です。

【尿酸値対策商品】

痛風は女性よりも男性の方が圧倒的に多い病気です。理由は痛風の原因である尿酸の血液中の濃度(血清尿酸値)が女性では男性より低いからです。そのため、尿酸値をさがるための男性のためのOEM商品があります。なお、尿酸値を下げる成分として植物由来の「ルテオリン」と動物由来の「アンセリン」に分けられます。

【美容商品】

近年男性用の美容器具など発売されるように、男性向けの美容商品はマーケットが拡大しております。健康食品OEMでも、女性の美容の為にプラセンタエキスや低分子コラーゲンを配合した商品にアルギニン成分(疲れが取れる)を追加したり、従来のものよりも甘みや酸味を抑えさっぱりした味にするなどして、男性でも継続的に摂取できるようにしているものがあります。また、美容健康茶として、食物繊維やポリフェノールを多く含んだ成分を配合し便通をよくするダイエットサポートドリンクも商品化されています。

 

【年齢別商品】

男性用サプリメントで最近よく見かけるのは年齢別に成分を分けたサプリメントです。

例えば40代からのサプリメントと強調したサプリは配合に、ビタミンB&C、トリプルミネラル、乳酸菌、カロテン、コエンザイム、ブルーベリー、ナットウキナーゼ、GABA、マカなどを取り入れております。毎日の食事で不足しがちな成分や、リラックス、目の疲れなど体の変化が起こり始める割合が高い40代に焦点をあてております。60代からのサプリメントには40代のサプリに成分に加えて、DHA乳化型、ヒドロキシチロソール、ヤマイモ、亜鉛などを配合しています。いずれも年齢別に不足しがちなもの、その年齢の日常の生活で必要とする成分をサプリで補うといった商品です。なにを買えばいいかわからないというユーザーには非常にうれしいものです。

また、開発側からすると、健康食品も競合企業が多く参入していることもあり、使用用途に応じた商品開発だけではマーケット獲得が難しくなっている現実があります。そこで性別を分けたり、上記のように年齢を区分して小さな市場獲得をきっちりと獲得する商品開発などを行うケースもあります。上記の商品は年齢別で起こりうる情報(例えば宴会で酒を飲む頻度が多い年齢層、あるいは男性ホルモンが減ることで起こりうる男性の更年期障害の発生年齢層)をデータ化し、実際に商品化したものです。

最後に

男性のみが関心あるものは意外とあります。男らしい筋肉だったり、昔と変わらない精力や毛量、高齢化とともに発生する臭いや中性脂肪、はたまた綺麗な肌など。健康食品も様々に多様化し、細分化されてきているマーケットに対応するために、市場の流行や話題、ユーザーの求めているものをいち早く取り入れて商品開発をしていかなければならないことがうかがえます。

また、男性用としての健康食品をOEMするのであれば、男性の体の構造や女性との違い、男性の心理などを細分化しておく必要もあります。実際に健康食品は女性にも男性にも効果が成立するケースもあります。ただ、他社が参入していない男性専用の商品を開発するのであれば、男性をより理解しておけば商品化の近道になるかもしれません。


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