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健康食品oemの選び方

健康食品OEM会社の失敗しない選び方、知っておきたいポイントとは

健康食品oemの選び方

自社の健康食品をOEM会社に依頼したいけど、OEM会社がたくさんあって迷っている。最適なOEM会社の選び方を知りたい。OEM会社の特徴を知りたいと思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は、失敗しない健康食品OEM会社の選び方をご紹介します。ポイントはOEM会社の得意分野を把握することです。自社の健康食品とOEM会社の得意分野がマッチすれば、最適なコストで、最高な品質の製品を作ることができます。反対に、OEM会社の得意分野でない製品を依頼してしまった場合、製造までに時間がかかり、コストの割に品質の低い製品となってしまいます。今回の記事を参考にしていただければ、自社の健康食品を低コストで高品質に製造することができます。

健康食品OEMのプロセス

まずは全体のスケジュール感をつかむために、製造プロセスを見ていきましょう。

  1. 原料から企画
  2. 配合処方
  3. 製品仕様設計
  4. 試作
  5. 工場の選定
  6. 表示内容の作成
  7. 各種認証取得申請代行
  8. 製品化
  9. 販売促進

企画や開発に3ヶ月、その後の製造に3ヶ月と考えると、1つの製品を開発するにあたり、約半年ほどかかります。全てがスムーズに進むとは限りませんので、トラブルや予想外のできごとに備えて余裕を持ったスケジュールを組み立てましょう。

健康食品OEM会社の失敗しない選び方

実績があるか

OEMを選ぶときは、OEMごとの実績を調べることが大事です。どうすれば、実績を把握することができるのでしょうか。実績を調べるときは、OEMマッチングサイトを活用しましょう。

BENTENでOEMを探す

製造を希望する健康食品をマッチングサイトで検索すれば、製造可能なOEMや、製造実績のあるOEMを見つけることができます。マッチングサイトはOEM選びの初めの一歩となります。OEMは多数存在するため、まずはある程度の数に絞ることが重要です。ある程度の数に絞ってから、他の要素をもとに比較検討していきましょう。

希望するロット数で依頼できるか

製造可能なロット数はOEMによって異なります。なぜかというと、OEMの規模や、設備が異なるからです。基本的に少ないロット数での製造は嫌がられてしまいます。小ロットの場合、OEMにとっての収益が少ないからです。小ロットであっても設備の清掃や切り替え、素材の準備などは必要となるため、稼働の割にコストが高くなってしまいます。

しかし、依頼する側とすれば、最初のロットは少な目にしたいですよね。最初から大量のロットを依頼してしまうと、商品が思うように売れなかった場合、在庫を大量に抱えてしまうことになります。小ロットで製造し、テストマーケティングできれば、軌道修正もしやすくなります。

一方で、最初から大量に依頼したいという場合もあるでしょう。ヒットが間違いないという商品や、一斉に全国展開して大きくマーケティングしたい場合などは、大量ロットでの依頼となります。このような場合、大量に依頼したくても、OEMの製造能力が不十分な場合、製造困難となります。

自社の依頼したい健康食品の希望ロット数に対応してもらえるかどうかは大事なポイントになります。

品質管理能力

健康食品は体内に取り込む商品で、長期間愛用される方も多いので、安全性は非常に重要です。そして、健康食品を購入される方の安全性に対する意識も非常に高い傾向があります。購入者への信頼感を低下させないためにも徹底した品質管理と事故の防止が必要です。もし一度でも事故を起こしてしまうと、製品や企業への信頼は大きく損なわれてしまいます。

そのため、安全性への配慮や、品質管理の施設基準は重要な選定ポイントになります。製造のための設備や加工技術、殺菌技術、国際標準ISOに基づいた管理から出荷までの品質管理を徹底しているかどうかを確認しましょう。

デザイン力

デザインへのこだわりはありますか?商品が売れるかどうかはデザインにかかっているといっても過言ではありません。基本的にはデザインデータをご自身で用意することになりますが、容器自体やデザインを手配してくれるOEM会社もあります。デザインイメージが固まっていない場合や、他にデザインを依頼できない場合は、そのようなOEM会社にお願いするのも手です。

美味しさを追及しているか

健康食品は「食べ物」です。「まずい!もう一杯!!」はひと昔前の常識です。毎日摂取する健康食品だからこそ、長年愛用してもらうためには美味しさが欠かせません。不味くて、カラダに良いものより、美味しくてさらにカラダに良いものであれば、毎日摂取したいし、長期間続けたいと思いますよね。

一方で、一般的にカラダに良い成分は「不味い……」。ここがOEMの力の見せ所です。不味い成分をどうやったら美味しく食べてもらえるか。美味しさを大事にしているかどうか、美味しさを追及しているかどうかは、OEMによって異なります。長年のベストセラーや、お客様に愛用してもらうためには、美味しさを大事にしているOEMを選びましょう。

得意なジャンルや形状

OEMによって得意としている健康食品のジャンルや形状はことなります。OEMの得意分野を把握することで、コストを抑えつつ、品質の高い商品を製造することができます。健康食品のジャンルや形状は複数あるため、それぞれの特徴を十分に把握しておきましょう。

ジャンル

健康食品のジャンルは2種類に分かれます。国が健康効果を期待させる製品として「表示を許可している」ものと、それ以外です。

国が健康効果を期待させる製品として「表示を許可している」健康食品は、特定保健用食品と栄養機能食品。特定保健用食品は、カラダに影響する成分を含む食品のことです。栄養機能食品は、健康の維持に必要な栄養素の補給を目的とした食品です。そして、科学的根拠がある栄養機能について表示することができます。

次に、一般的に健康食品と呼ばれているものの種類は、機能性表示食品、栄養補助食品、健康補助食品、栄養強化食品、栄養調整食品、サプリメントに分かれます。

機能性表示食品は、保健機能の有効性や、安全性などの情報を事業者が消費者庁へ届出した食品です。健康補助食品は、財団法人日本健康・栄養食協会が提唱しているもので、栄養成分を補給し、健康の保持・増進・健康管理の目的のために摂取される食品です。

サプリメントは特定成分が濃縮された錠剤やカプセル形態の食品です。

形状

健康食品の形状も複数あります。形状によって食感や飲みやすさ、携帯しやすさなど、特性が大きくことなります。ひと目につきたくないものや、食べ応えのあるもの、目的とする効果を象徴しやすいものなど、健康食品の目的や特性に応じて、最適な形態を選びましょう。

形態は以下の種類に分かれます。

  • 液状
  • 顆粒状
  • 粉末
  • 粒状
  • ソフトカプセル
  • ハードカプセル

それぞれ、得意としているOEMがあるため、自社の健康食品に応じて、得意としているOEMを選びましょう。

まとめ

本記事では、健康食品OEM会社の失敗しない選び方について紹介しました。自社製品の特徴と、OEM会社の強みをマッチさせて、低コストで高品質な製品を作りましょう。最適なOEM会社に依頼することで、自社もOEM会社もお互いの強みを活かし、シナジー効果を発揮することができます。最適なOEM会社を探す際にはBENTENをご活用ください。


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