ゼリータイプの健康食品OEMメーカーを選定する際、どのようなポイントに気をつけながら選べば良いのでしょうか。また、OEMメーカーにはどのような企業があるのでしょうか。今回はゼリータイプの健康食品OEMメーカーについてまとめてみました。
健康食品OEMメーカー選定のポイント
健康食品OEMメーカーの選定には、下記のポイントが挙げられます。
- 検討している栄養素(素材)の製造対応が可能か
- 企画やプロモーションまで対応しているか
- 試作品を制作してもらえるか
- 小ロット対応しているか
- 希望している容器で納品可能か
- 過去の実績が豊富か
- 品質管理がきちんと行われているか
- 納品までのプロセスがしっかり管理されているか
これらのポイントに注意しながら、自社で製造してもらおうとしている健康食品が希望通りに完成するかどうかを確認する必要があります。
ゼリーが作れる健康食品OEMメーカーの一覧
様々な形状の健康食品がありますが、今回は健康食品OEMメーカーの中で、ゼリータイプの健康食品が製造可能なメーカーをまとめました。
株式会社Have fun Factory(ハブファンファクトリー)
本社:宮崎県宮崎市
特徴:ゼリー、スティックゼリー、小ロット対応、ワンストップ対応
紹介:「小ロット」、「超短納期」、顧客の多種多様な要望に対応しています。健康食品業界で培った豊富な経験と知識で、売れる健康食品やサプリメントの商品企画から納品後までしっかりサポート。
パワフル健康食品株式会社
本社:長野県上水内郡
特徴:スティックゼリー、機械試作5kgから
紹介:スティックゼリーサプリの健康食品OEMが得意。小ロット大ロット短納期製造も可能です。NMN・酵素・プロテオグリカン・乳酸菌・Ⅱ型コラーゲン・などあらゆる機能性原料をサプリメント製品化できる他、サプリの形状は、ゼリーサプリ分包、清涼飲料水スティックドリンク分包、粉末顆粒、ハート型など粒打錠、カプセルなども受託可能です。創立40年の信頼実績。企画・配合提案・無料試作・機械テスト試作含め臨機応変にサポート。
岩瀬コスファ株式会社
本社:東京都千代田区
特徴:ゼリー、スティックゼリー、幅広い商品展開
紹介:公益社団法人中小企業研究センターによる、第55回(2021年度)「グッドカンパニー大賞」にて、「優秀企業賞」を受賞。グッドカンパニー大賞とは、全国の中小企業の中から「経済的、社会的に優れた成果を挙げている企業」へ贈られる国内で最も歴史と実績のある賞です。
スティック株式会社
本社:大阪府大阪市
特徴:スティックゼリー、最小ロット150kgから製造可能、2週間でサンプル作成
紹介:健康・美容のスティックゼリー開発、製造を通じ、お客様のヒット商品作りをサポートしています。
室町ケミカル株式会社
本社:福岡県大牟田市
特徴:ゼリー、スティックゼリー、実績多数(200品超)、2週間でサンプル作成
紹介:同社では、豊富な経験と確かな技術、徹底した衛生管理のもと、顧客のオリジナル製品を企画から製造までトータルサポートしています。製品企画は、顧客の要望に応じた多様な製品形態での提案が可能。
株式会社VIVID
本社:神奈川県横浜市
特徴:ゼリー、スティックゼリー、最小ロット1万~、スタンド型対応
紹介:オリジナルサプリ・エナジージェル製造をトータルサポート。リピート率の高い商品が特徴。味も、顧客の要望に合わせて変えることができます。また、小ロットのご要望にも対応することができます。
アルテクノ工業株式会社
本社:埼玉県所沢市
特徴:ゼリー、スティックゼリー、小ロット相談可
紹介:健康食品の専門家が、 コンセプトにあわせて企画・処方・原材料のご提案から受託加工、受託包装・梱包までをサポート。製品の付加価値を高めることに長けているようです。
丸八薬品工業株式会社
https://maruhachi-yakuhin.co.jp/
本社:大阪府大阪市
特徴:ゼリー、スティックゼリー、小ロット商談可、豊富な素材選定
紹介:オリジナルドリンク・健康食品から漢方原料まで顧客のあらゆるニーズに対応。顧客の要望に合わせて、商品の企画からレシピ設計、出荷まで一手に引き受けています。豊富な取り扱い原料で顧客のあらゆるニーズに応え、安心の品質を納得価格、小ロット、短納期で製造。
ビーエイチエヌ株式会社
本社:東京都千代田区
特徴:ゼリー、企画提案可、機能性表示食品届出サポート
紹介:同社は、健康食品・サプリメントの提供を通じて人々の健康に貢献するために、安全(SAFETY)・安定(STABILITY)な製品の提供を通じて、顧客に安心(SATISFACTION)して頂き、更に、顧客の信頼(TRUST)を得られるよう、日々の業務に取り組んでいるとのことです。
相談する際に気をつけるポイント
実際にはどんなものをOEM製造したいか、予算や納期などの希望条件を何社かに相談した上で、一緒に進めていくOEM企業を選定していくのが良いと思います。製品販売に繋がる大事な選定になるので、慎重に選定し、長く良好な関係性を築くのが大きなメリットになります。
ここでは、健康食品OEMメーカーに相談する際に気をつけるポイントについてまとめました。
- 製造したい製品内容を伝える
どのような製品を目指したいのかを、できる限り正確に伝えましょう。企業によっては、成分や求める効果などからいくつかの案を提案してもらえます。製品のコンセプトが固まるまでは、コミュニケーションを重ねながら詰めていくことで、「こんなはずじゃなかった」という後悔をすることがなくなります。とにかく納得行くまで相談しましょう。
- 予算を伝える
製品設計以外には、製品製造に使える予算を大枠で伝えることも大事です。製造するロット数によっても、製造単価が変わります。ある程度、中長期の販売計画をもとに相談するのが良いでしょう。そうすることで、OEM企業としても良い提案を出してくれる可能性もあります。予算ありきであれば、そこから逆算してロット数などを導き出すことも可能です。
- 相談内容を書面で残す
打ち合わせで確認した内容や、電話で相談した内容なども含め、細かい内容でも書面で残すようにしましょう。また、その内容についても健康食品OEMメーカーの担当者に間違いがないか確認することで、その後のプロセスで大きな方向修正をすることを防ぐことになります。時間という見えないコストを削減するために、細かいようですが大事な作業になります。
- 試作品製造を相談する
一気に製品化するよりも、一度試作品を作ってもらい、味やパッケージ等のイメージを確認することも重要です。そこで、希望している製品に近いものが出来ていれば、本格的な製造に移行して良いと思います。しかしながら、希望しているものと乖離がある場合には、一度方向修正するために健康食品OEMメーカーの担当者とさらに協議を重ねる必要が出てきます。その上で、改めて試作品を製造するのか、製品化に向かうのかを含めて意思決定していくのが良いでしょう。
- 希望納期を伝える
販売を開始するためには、製造してもらう製品の納期を知ることが重要です。希望の納期があれば、健康食品OEMメーカーの担当者に伝えましょう。納品に関しては、一括納品や分割納品など、製造スケジュールに合わせて調整することになります。既に顧客から先行注文を受け付けている場合、納期に合わせて納品します。もしスケジュールが遅れることがあれば、健康食品OEMメーカーの担当者と調整することと並行して、顧客にもその旨を伝える必要が出てきます。余裕を持った納期で製造開始するのがベターですね。
まとめ
希望通りの健康食品を製造するには、それが実現可能な健康食品OEMメーカーを選定することが重要です。健康食品OEMメーカーでゼリータイプに対応している企業一覧や、相談する際に気をつけるポイントをまとめてみました。当記事が、ゼリータイプの健康食品OEMを検討されている方の参考になれば幸いです。