健康食品OEMのプラセンタ

健康食品や化粧品などにも利用されるプラセンタに関して解説

健康食品OEMのプラセンタ

プラセンタはもともと肝機能障害や更年期障害などを治療するための医薬品として使われてきました。 近年、プラセンタのさらなる機能性が解明され、その応用範囲は医療分野にとどまらず、健康食品や化粧品などにも積極的に利用されるようになってきており、それぞれの分野で不動の人気を誇っています。

そこで本記事では、プラセンタの歴史的な背景や機能性などについて紹介したいと思います。これから健康食品OEMでの製造・販売をお考えの方に参考にしていただければと思います。

新たな生命をはぐくむプラセンタ

期間限定で存在する臓器

プラセンタ(Placenta)とは、人をはじめとする哺乳動物の「胎盤」のことです。この胎盤は女性にもともと備わっているわけではなく、子宮内壁に受精卵が着床、つまり妊娠することによってはじめて作られます。しかもこの胎盤は、出産と同時に母親の体外に排出されてしまうため、まさに妊娠期間限定の臓器といえます。

この胎盤の働きは、着床してから出産されるまでの約10ヵ月の間、絶えず栄養や酸素をへその緒を通して胎児に送り届けるだけではなく、逆に胎児の老廃物を排出する働きもあります。さらに、さまざまなホルモンや生理活性物質、細胞の増殖や成長に重要な働きをする成長因子(グロスファクター)などを供給したり、胎児を守るための免疫機能を果たしたりなど、胎盤の働きは多岐にわたります。

出産後は母親の体力回復にも寄与

人やクジラなどを除く哺乳動物の多くは、出産後に排出された胎盤を食べる「胎盤食」という習性があります。これはもともと野生動物が生まれたての赤ん坊や、出産により体力が落ちている自分の存在を隠し、天敵から身を守るためだけの行動と認知されていました。しかし近年、母親自身の体力回復も兼ねているのではないという説も挙がってきています。その理由は、胎盤にさまざまな栄養や細胞増殖因子などが豊富に含まれていることがわかってきたからです。

医薬品としてのプラセンタの歴史

歴史上の偉人たちも利用していたプラセンタ

プラセンタの歴史をひもとくと、紀元前4世紀頃から「医聖・医学の父」と呼ばれたヒポクラテスが自然薬として利用していたといわれています。そのほかにも、秦の始皇帝、クレオパトラ、楊貴妃、マリー・アントワネットなどの歴史の教科書に出てくる偉人たちや、オードリー・ヘップバーンやチャールズ・チャップリンなど映画俳優の名前も挙がってきます。ちなみに、チャップリンが70代にして子宝に恵まれたのは、プラセンタを愛用していたおかげだというエピソードは有名です。

歴史的な医学書にも登場

中国では約4千年前から「紫河車」という名の漢方薬として利用され、明時代に著された薬学書である「本草綱目」には、「寿命を延ばし長寿を得る」といった記述もあります。韓国の古い医書である「東医宝鑑」にも「紫河車」として記載があります。

一方、現在わたしたちが知っているようなプラセンタの医療利用は、1920年代から旧ソ連のオデッサ大学教授で眼科医であったV. P. フィラトフ教授が進めた組織療法に端を発しています。

その後、日本でも更年期障害や肝機能障害の注射薬として用いられるようになり、1943年には、京都大学医学部の三林隆吉教授により、滋養強壮、肉体疲労、病中病後の体力低下、栄養障害などのための内服薬としての利用が始まりました。

同じく1940年代には、満州医科大学の稗田憲太郎博士が八路軍(人民解放軍)に加わり、けがをした兵士の治療に組織療法を取り入れました。その後、稗田博士は日本に帰国し、久留米大学で教鞭をとるなどしたのち、1959年に医薬品の認可を得た注射薬「ラエンネック」を完成させました。

こうした歴史とともに、国内でのプラセンタは医薬品のほか、健康食品や化粧品としての用途を拡大してきたのです。

プラセンタの医療利用と機能性

健康保険適用のプラセンタ療法

現在、健康保険適用で治療を受けられる注射薬に次の2種類があります。いずれも人胎盤由来のプラセンタを利用しています。

  • メルスモン(メルスモン製薬):更年期障害、乳汁分泌不全
  • ラエンネック(日本生物製剤):肝硬変、肝機能障害

また、その他の医薬品や健康食品などもありますが、こちらは動物由来のプラセンタです。

  • 経口摂取の医薬品:豚由来
  • 外用の医薬品:豚由来
  • 外用の医薬部外品:豚由来
  • サプリメント類:豚、馬、羊由来
  • 化粧品類:豚、馬由来

化粧品、健康食品ビジネスマッチングサイトBenten

プラセンタの薬理作用

さまざまな機能性を有するプラセンタですが、その薬理作用の一部を挙げてみます。

  • 代謝機能促進作用
  • 免疫賦活・調節作用
  • 疲労回復作用
  • 自律神経調節作用
  • 活性酸素除去作用
  • 抗炎症作用
  • 抗アレルギー作用
  • 肝臓強化作用
  • メラニン合成阻害作用
  • コラーゲン産生促進作用

プラセンタに含まれる有用な成分

広範囲にわたるプラセンタの機能性は、さまざまな成分の相乗効果のおかげだともいわれています。

数百種類ともいわれる含有成分のなかの代表的なものは次のとおりです。

  • タンパク質
  • 活性ペプチド
  • アミノ酸(必須アミノ酸など十数種類)
  • 糖質
  • ビタミン(B1、B2、C、D、E、ナイアシンなど)
  • ミネラル(カルシウム、カリウム、リン、マグネシウム、亜鉛、鉄など)
  • 脂質・脂肪酸
  • 酵素(アルカリホスファターゼ、酸性ホスファターゼのほか100種類以上)
  • ムコ多糖体

品質の良いプラセンタとは?

プラセンタの品質評価で重要なこと

さまざまな製法で作られているさまざまなプラセンタの品質を比較するための最も重要なファクターは、活性が高いということです。つまり、単純に含まれているアミノ酸やタンパク質などの量ではなく、活性ペプチド、活性アミノ酸や各成長因子(EGF、FGF、HGFなど)の量が重要になってきます。商品の良し悪しを決める大事な指標ですので、原料メーカーやOEMメーカーにぜひとも詳しく聞いてみてください。

豚と馬、どちらが高品質か

たくさんあるプラセンタ商品を見ていくと、馬由来プラセンタは豚由来のものより高品質であるとか、○○の含有量が何倍も多い、などという表現が見つかると思います。しかし、これはほとんど根拠のないことなので鵜呑みにはしないでください。 豚には豚の、馬には馬の長所があります。例えば、豚に関していうと、馬に比べて多産なので安価なものが安定供給されますし、特定の病原体を持たないSPF豚は、高い安全性も担保されています。 一方、馬の場合は、一頭から得られる胎盤が大きいのでロット間の品質の差が出にくく、また同時に得られる羊膜の量も多いので、胎盤には含まれない活性成分を含んだ特別なプラセンタ原料を作ることができたりもします。さらにサラブレッド由来ともなると、その希少性ゆえに大変高価なものになりますが、その分、他商品との差別化も可能となります。

プラセンタサプリの成分や剤形

他成分との組み合わせが重要

プラセンタは動物由来の素材なので、摂取しづらいような独特の風味があります。よって、いかにこれを感じさせないような処方にするかは、健康食品OEMメーカーに頼るしかありません。経験豊富なメーカーであれば摂取のしやすさはもちろん、さらに相性の良い成分と組み合わせることで、プラセンタの魅力を何倍にもしてくれるはずです。

さまざまな剤形があるプラセンタサプリ

プラセンタサプリには、健康や美容をはじめとした広範囲なさまざまな用途があるため、その剤形もさまざまです。ソフトカプセル、錠剤、タブレット、顆粒、ゼリー、ドリンクなどそれぞれ用途やターゲットに応じた商品を作ることができます。この際も、それぞれの剤形に適した素材の選定はOEMメーカーにお願いすることになりますので、事前に具体的な用途やターゲットなどのイメージをかためておくことで、打ち合わせなどをスムーズに進めることができるでしょう。

まとめ

今回は、健康食品OEMでプラセンタサプリをお考えの方にむけて、プラセンタの歴史、機能性などについて紹介しました。 市場では飽和状態にあるといわれているプラセンタサプリですが、これまでにない商品を作りだすこともまだまだ可能ですので、これから健康食品OEMでの製造・販売をお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

問い合わせ

執筆者:OEMビジネスドットコム 編集部(株式会社Cogane studio)

OEMビジネスドットコムのコンテンツ作成を担当しています。株式会社Cogane studioでは、化粧品や健康食品ビジネスに関するマッチング、専門的な情報発信を行っています。

 

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