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インフルエンサーの健康食品OEMのプロデュース

インフルエンサープロデュースの健康食品OEMは可能??

インフルエンサーの健康食品OEMのプロデュース

近年は、新型コロナウイルスのパンデミックの影響も背中を押すように、特に健康意識への高まりが目立ちます。

それに伴い、健康食品、サプリメントの需要も急速に増加していると言われています。

健康食品市場の拡大に合わせ、健康食品へ新規参入する企業も多いでしょう。

そのため、より効果的に新商品を宣伝していく手法が問われるようになります。

健康食品などの体内に取り込む商品は、より高い信頼性が必要とされます。

今までは、販売する際のマーケティングにおいて、信頼のおける芸能人や著名人を起用したマス広告を活用する場合がほとんどでした。しかし近年、マス広告の捉え方が大きく変わり始め、マス広告に対する信頼性が著しく低下しているのが現状です。

そこで注目されだしたのが、「インフルエンサー」という存在の起用です。

インフルエンサーの影響力は、新たな健康食品の開発、販売に大きな効果をもたらしてくれます。

この記事では、インフルエンサープロデュースの健康食品を開発、販売する際のポイントをまとめていきます。

インフルエンサーとは?

インフルエンサーは、「influence」という英語が語源となっており、「影響」や「勢力」、「効果」といった意味を持ちます。

「インフルエンサー」とはすなわち、「世間や人の思考・行動に大きな影響を与える人物」のことを指します。 スポーツ選手や芸能人、ファッションモデル、特定の分野の専門家、さらに、インターネット上で大きな影響力を持つ一般人やブロガーなどが、インフルエンサーの例として挙げられます。

「インフルエンサー」は有名人に限らず、特にFacebookやInstagram、TwitterといったSNSなど、インターネットの消費者発信型メディア(CGM)での情報発信によって、ユーザーに大きな影響を与える人物を指して使うことが多いです。

「ユーチューバー(YouTuber)」や「インスタグラマー」などは、特定のSNSに特化したインフルエンサーを指す用語であり、最近では一般的に使われています。

近頃は、インターネットやスマートフォンの回線が整備されたこと、また、SNSの普及などにより、消費者はより多くの情報を簡単に入手出来る時代になりました。

その一方で、消費者が不特定多数の様々な情報に触れることができるため、企業が発信する宣伝広告だけで商品の購入を決める消費者は少なくなってきています。

現代の消費者が商品購入時に重要視する事は、同じ消費者の立場の人から発信される口コミです。しかし、この口コミを鵜呑みにすることもなく、その情報発信者が信頼のおける人なのかを見極めてから、購入を決めている傾向にあります。

消費者にとって、自分と趣味や嗜好が一致しているインフルエンサーによる口コミであれば、信頼感は抱きやすいでしょう。

そのため、マーケティングにおいてインフルエンサーが、今注目を集めています。

インフルエンサーが発信した投稿は、SNS上でさらに拡散される可能性も高いです。フォロワーから別のユーザーへと情報が拡散されることで、情報はより多くの消費者へと届くようになります。

インフルエンサープロデュース商品のメリットとデメリット

インフルエンサープロデュース商品とは、インフルエンサーと協力して商品開発を行うことで、そのフォロワーのニーズを満たすことができる商品のことをいいます。

インフルエンサープロデュース商品のメリット

  • 影響力を活かして商品力が高められる

今までの商品開発では、市場調査やアンケートによりリサーチを実施し、多数派の意見を採用して開発担当者が商品を企画開発していました。このように多数派の意見となると、平均的に求められる商品を開発するにとどまってしまい、商品のヒットを狙うには非常に難しくなっていました。

インフルエンサーは、日々特定のジャンルにおいて特化した発信をしているため、コアなファンを抱えていることが多く、その影響力が非常に高いです。

インフルエンサーと商品開発をすることで、そのフォロワーが本当にほしい商品をフォロワーも含め一緒に開発することができるため、自然と商品力を高めることができ、また発売後もフォロワーをはじめとした多くのファンに届けることが可能となります。

  • 流行を抑えた商品を企画できる

ヒットする商品には、開発企業側の知識や情報だけでなく、感性やセンスも求められます。インフルエンサーは、常に流行の最先端をキャッチし情報を発信し続けているため、この感覚やセンスに長けた人が非常に多いと言えます。

そのため、商品企画にインフルエンサーを加えることで、新しい価値観や情報を把握することができ、流行を抑えた、更に今後の流行ともなり得る商品を企画することができます。

  • ヒット商品を生み出す近道になる

インフルエンサーを商品開発にくわえることで、顧客とSNSやコミュニティーサイトでつながり、変化し続ける顧客のニーズを敏速に把握することができます。

投稿へのコメントやDMなどにより、インフルエンサーとフォロワーは普段から相互でコミュニケーションを図っています。この定期的なコミュニケーションによってスムーズに改善点や要望を把握することができ、商品力を高めることができます。

インフルエンサーはフォロワーにとって憧れの存在であり、そのインフルエンサーの趣味・嗜好がフォロワーに近いため、インフルエンサーに対してフォロワーは常に強い興味関心を持っています。

コアなファンは非常に高い熱量でインフルエンサーへの共感や応援を示すため、SNSで話題になった商品はテレビや雑誌などのメディアでも取り上げられることもあり、それがヒットにつながります。

  • 広告感が少ないため、受け入れられやすい

インターネット上にはたくさんの広告が存在し、消費者からは嫌悪感を抱かれていると言われています。

インフルエンサーが商品をプロデュースすることで、インフルエンサーの投稿を通して商品のことを知るため、直接の広告よりも消費者に届きやすいといえます。

インフルエンサープロデュース商品のデメリット

  • ステマと思われる可能性がある

インフルエンサーの商品に関する投稿の仕方によっては、「ステルスマーケティング(ステマ)」と思われ、逆にマイナスイメージを持たれるリスクもあります。

ステルスマーケティング(ステマ)とは、あたかもインフルエンサーが独自に商品などを購入してアピールしているように見せかける行為のことです。

  • インフルエンサーの炎上によりブランドイメージ低下のリスクがある

インフルエンサーが公私いずれにおいても、リテラシーの低い行動や投稿を行うと、それが炎上につながります。インフルエンサーの炎上は、プロデュースしているブランドイメージに直接つながり、毀損してしまう可能性があります。

安心・信頼できるインフルエンサーの選定が重要になります。

インフルエンサープロデュース商品開発のポイント

  • 安心・信頼のおけるインフルエンサーの選定

これには、三つの方法があります

  1. 自社で選定し、個別にアプローチをする
  2. インフルエンサーとマッチングするプラットフォームを使う
  3. インフルエンサーマーケティング会社を通す

自社でやり取りするのが一番コストも低いですが、やり取りの効率化や効果分析を進めようと思うと、プラットフォームや専門業者を通す方がおすすめです。

  • 開発したい商品に発信内容が近しいインフルエンサーを選ぶ

そのインフルエンサーがどのような発信でフォロワーを獲得しているのか知ることが重要です。

開発したい商品に近しい発信をしているインフルエンサーとの共同作業によって、はじめてインフルエンサープロデュース商品としてのメリットを得ることができます。

  • 企業とインフルエンサーの関係性を明確にする

開発した商品をインフルエンサープロデュース商品としてにPRしてもらう場合、いわゆるサクラ行為(ステルスマーケティング)をしてしまうと商品イメージが悪くなるどころか、社会的信用も無くすリスクがあります。

健康食品OEMとは?

OEMとは、Original Equipment Manufacturing(Manufacturer)の略で、日本語にすると「相手先ブランド製造」や、「相手先ブランド製造者」という意味です。

発注元のブランドの製品を生産すること、または生産するメーカーのことを指します。

つまり発注元が、自社で企画・開発した自社ブランドの製品を、製造だけOEMメーカーに依頼できる仕組みです。製造された商品は、再び発注元に引き渡され、発注元で販売されます。

OEMのメリット

OEMの最大のメリットは、低コストであることです。

健康食品の製造を行うためには、工場の設備投資や人件費、原料の仕入れを始めとする莫大な費用がかかります。

OEMを活用することで、これらのコストを抑えて生産できることが、コスト削減に繋がります。設備投資や製品製造にかかるコストを削減できた分、販売のほうに回すことができれば、その分販売力を上げることができます。もし発注元企業が、製品企画や販売を得意とする企業・ブランド企業であれば、非常にメリットが高くなるでしょう。

インフルエンサープロデュースの健康食品を作るにはOEMがおすすめ!

ブランド会社は、製造工程を健康食品に特化したOEM会社に依頼することで、自社はブランディングに業務を集中させることができます。

そして、インフルエンサーの持つ感性やセンスを取り入れ、またそのフォロワーの反応を聞き入れることで、消費者がダイレクトに求める、より高品質の商品を作り上げることができます。

「インフルエンサー」「ブランド企業」「OEM(製造工場)」のそれぞれが得意分野を発揮し、相互にコミュニケーションを取りながら商品開発に取り組むことが、よりヒットする健康食品開発の鍵となります。

まとめ

以上、インフルエンサープロデュースの健康食品を企画開発する際に、必要となる基本的な知識をまとめてみました。

是非、新たなオリジナル商品を生み出すための参考にしてみてください。


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