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健康食品OEMを選ぶポイント

健康食品OEMを選ぶ10個のポイント

健康食品OEMを選ぶポイント

健康食品OEMの利用を考える上で、まずOEMの会社選びがとても重要になります。

近年では、得に健康志向の消費者が増えており、消費者の食品に対する見方がどんどん厳しくなってきていると言われています。

そのため、食品の企画・開発・製造・販売というすべての工程において、メーカー側は細心の注意を払う必要があります。

また、健康食品OEMを利用するということは、消費者の口に直接入る食品の製造を他社にまかせるということになるため、信頼関係が最も大事と言えるでしょう。

消費者側からすると、たとえOEMに製造をまかせていたとしても、自社が製造した食品と捉えています。

このように販売と製造は切っても切り離せない密接な関係があるため、信頼の置けるビジネスパートナーとしてOEMメーカーを選ぶ必要があります。

OEM製造された商品は、自社のブランドイメージに直結するため、会社選びを慎重に行う必要があります。

OEM製造では、健康食品の製造を、製造専門業者に委託することで、製造に関わるコストや時間を削減でき、販売につなげることが可能です。

このようなメリットを無駄なく活かすためにも、ポイントを絞って、失敗のないOEMメーカー選びが大切です。

この記事では、健康食品OEM会社の選ぶポイントについてまとめていきます。

健康食品OEMを選ぶポイント10個を紹介

1.健康食品を製造している会社であるか。

OEM製造を利用する業界は、健康食品や化粧品だけでなく、アパレル系など、多岐に渡っています。

そのため、それぞれの専門性によって数多くのOEM会社が存在します。

その中で、健康食品に特化したOEM会社を選ぶ必要があります。

また、健康食品の中でも、食品なのか、飲料なのか、もしくはサプリメントなのか、さらに、その中でも、特定保健用食品(トクホ)や機能性表示食品などのような、法律に定められる特定の表示義務にそった商品を開発したいのか、など、様々な種類があります。

これらのカテゴリーの中から、自分が製造しようとしている分野の健康食品を得意とするメーカーを選ぶことがポイントです。

そのためには、健康食品についての知識や、健康食品にはどういうものがあるのか、についての知識もしっかりと収集しておく必要があります。

ある程度の知識をもとに、健康食品を製造した実績が豊富な会社であれば、依頼者の要望へ相談に乗りながら、専門的な知識をもとに細かく企画を詰めていくこともできます。

健康食品を専門とするOEMメーカーは、健康食品に関するノウハウにも長けているため、より良い商品開発のためにも、ビジネスパートナーとしてのメリットが大きいでしょう。

2.企画段階から相談に乗ってくれるか。

メーカーによっては、商品のアイディアが固まらない時点から相談にのってくれる会社もあります。初めて健康食品を取り扱う場合、または、自社に健康食品に関するノウハウが少ない場合には、企画の段階から相談にのってくれるような業者を選ぶことも大切でしょう。

3.希望ロットでの製造が可能か

発注したい個数(ロット数)での製造が可能かどうかは、保有している設備・工場によって大きな違いがあるため、基本情報としてはじめに確認することが大切です。

また、最初から売れるかどうかわからないのに、多めに製造してしまうと、不安に思う場合もあります。そのような場合には、小ロットから対応してくれる会社を探すことも大切なポイントです。

4.製造環境の衛生面、品質管理体制がきちんとしているか

自社で健康食品を取り扱う上で、消費者にとっていかに安全なものを販売できるか、ということが最も重要になります。これは製造過程に直結し、衛生的な工場を持っていたり、従業員の管理なども徹底していることが重要です。

工場内の製造ラインを見学することで、品質管理がしっかりと行われているOEMの専門業者を選ぶことが必要です。

5.使用したい原材料の取り扱いが可能か

希望の製品に対して、その原材料をOEMメーカーが取り扱えるかどうか、また、その原材料を仕入れる取引先との繋がりがあるか、なども確認のポイントとなります。

せっかくのOEMでも、自社のこだわりの原材料を使用できないことで、その商品の質が落ちることのないよう事前の確認が必要です。

6.製造可能な品目や開発力が十分にあるか

製造できる量が希望通りに対応できるかどうかは、売り上げにも大きく響いてきます。 販売した健康食品が、思った以上に消費者からの需要があって、生産量を増やしたいのに、OEM会社がそれに対応できないとなれば、ビジネスチャンスを逃すことになってしまいます。

また、健康食品なら、同様の商品の中で、複数の違った味を製造する可能性もあります。 その数に対応できるだけの製造ラインがあるかも重要です。

7.薬機法を理解した上で製造、販売をしているか

健康食品を取り扱う上で、薬機法の知識が不足していると、思わぬところで法律に引っかかってしまう危険があります。

例えば、同じ成分を使用する場合でも、その形状や含有量によって、薬品扱いとなり、法律違反になる場合もあります。また宣伝広告をする際にも、謳うことができる表現とできない表現が厳しく法律で定められいます。

同じ商品でも、特定保健用食品や機能性表示食品にした方が、消費者への信頼度も上がるのであれば、それにそった開発が必要となり、その判断には、健康食品に関わる法律を熟知するスタッフが必要です。

自社でその専門分野に長けているスタッフがいない場合には、尚更、しっかりとアドバイスをくれるOEMを選ぶ必要があります。

8.自社の持つパッケージなどが、OEM会社のものと相違ないか

自社でパッケージなどを用意している場合は、その部品がOEM会社で使用している機械に当てはまるかどうかの確認も大切になります。

OEM会社によっては、パッケージや蓋などの部品などを全て用意してもらえることもあります。

9.幅広く依頼主の要望を満たしてくれるか

継続的に安心してOEMを依頼するためには、幅広い事に対応してくれる会社であることが鍵にあなります。

製品をつくるだけではなくて、例えばどのような容器がその商品に適しているかの相談にのってくれたり、健康食品への参入が初めての場合には、難しい法律的な問題や、書類の提出なども行ってくれる会社もあります。

さらに、アフターフォローまで行ってくれるかの確認も必要です。

OEM会社によっては、製造をして終わりではなく、その後のフォローや、販売促進へのアドバイスまで相談にのってくれる業者も数多く存在します。

アフターフォローもしっかりと行ってもらえれば、大量生産しても安心できるということもあり、とくに、健康食品への参入が初めての場合では、販売や宣伝の上でのアドバイスも得られると心強いビジネスパートナーとなるでしょう。

10.健康食品への研究開発に余念がないか

健康食品の市場は目まぐるしく移り変わりを見せています。また、その時の消費者の嗜好や流行によって、求められる健康食品も大きく変化します。

さらに、法律も変わっていきます。

健康食品の市場の動向を常にアップデートし、最新の知識で対応してくれる会社を選ぶことが、長期で信頼のおけるビジネスパートナーとしての役割に最適なOEMを見るけるポイントとなります。

まとめ

健康食品OEMの会社選びのポイントをまとめました。

消費者の口へ届く時に、安全、安心であるべき健康食品を開発するためには、安定した品質・開発力で、きちんと条件を満たしている、信頼のおける業者を選ぶことが大切です。

是非、健康食品のOEMを選ぶ際の参考にしてみてください。


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