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健康食品OEMのお菓子

健康食品OEMで、グミやクッキーなどのお菓子が作れる!

健康食品OEMのお菓子

錠剤やカプセル剤と比較しても、目に留まりやすく楽しみながら摂取しやすい「お菓子タイプの健康食品」。薬を飲んでいるという感覚が薄いため、初めて健康食品を選ぶ場合も抵抗なく始められますね。日頃選ぶ一般的なお菓子の代わりにすれば、糖質を取りにくくなるのも利点といえます。今回は健康食品OEMで製造できるお菓子の種類や注意すべき点などをご紹介していきましょう。

健康食品OEMでのお菓子販売は可能か

健康食品と聞くと、一般的には錠剤やカプセル剤、ドリンク剤などをイメージする方が多いのではないでしょうか。成分表示が大きく分かりやすいものも多く、必要な成分だけを効率的に摂取できます。製造側からしてみても、成分を押し固めたりカプセルに詰めるといった工程のみで製造可能なため、コストがかかりにくいというメリットもありますね。

一方お菓子タイプの健康食品の場合、まず第一に「製作の工程が多くなりやすい」という点が挙げられます。中にはレシピが必要なものもあり、これまで挑戦してこなかった企業にとっては未知の領域となることも。一般的に販売されているお菓子に比べて糖質オフなどの工夫がされていることも多いほか、そもそも味が良くなければ消費者の購買意欲をかき立てることができません。

さまざまな工夫は必要ですが、健康志向でありながら「ついお菓子に手が伸びてしまう」という人にはピッタリの商品ともいえるお菓子タイプの健康食品。まずは取り入れられることの多い成分や素材、さらには注意すべき点などを抑えておきましょう。

お菓子に向いている成分や素材

お菓子タイプの健康食品には多くの種類があり、糖質不使用・食物繊維豊富などを謳うものから、不足しがちな栄養素を補給できるものまでさまざまです。一般的によく使われている成分と、主に期待できる効果について見てみましょう。

  • プロテイン:筋肉強化、丈夫な身体づくり
  • コラーゲン:細胞の弾力性を保つ、シワの予防
  • 食物繊維・マンナン:腸内環境を整える(サツマイモやおから、玄米、ナッツなど)
  • カルシウム:丈夫な骨を維持する
  • マグネシウム:骨の強度を保つ、血圧を下げる
  • 鉄:全身に酸素を行きわたらせる
  • アントシアニン:抗酸化力を持ち、目の機能維持や身体の老化予防に繋がる
  • α-リポ酸:抗酸化力を持ち、生活習慣病の予防などに繋がる
  • 大豆イソフラボン:ホルモンバランスの維持や肌や爪・髪などを健康に保つ
  • カカオポリフェノール:老化や動脈硬化などの生活習慣病を予防する
  • はちみつ・プロポリス:抗菌作用があり、風邪症状の改善や肥満予防に繋がる
  • キシリトール:ミュータンス菌の生成を防ぎ虫歯を予防する

OEMでのお菓子販売で注意すべき点

OEMでお菓子タイプの健康食品を作る際は、まずOEMメーカーでレシピを作ってもらえるのかどうかを確認しておく必要があります。自社にレシピの発案が可能な人材がいる場合を除き、複雑な工程は経験者に委託するのが確実です。元々お菓子や冷凍食品などを作り慣れているOEMメーカーであれば、一からレシピを開発できる人材がそろっている可能性も高いでしょう。

また、さまざまな製品が溢れる市場において、手に取られるか否かを決めるのは「パッケージ」です。デザイン力はもちろん、保健機能食品の申請を行い特定の効果をパッケージに記載するのも重要なポイントといえますね。「健康」でありながら、かつ「美味しい」という2つのメリットを最大限にアピールできるパッケージ作りを心掛けましょう。

健康食品OEMでチャレンジしたいお菓子の種類

続いて、健康食品OEMでぜひ検討していただきたいお菓子の種類をご紹介します。それぞれに特性があり、使うべき成分や味の向き不向きなどが存在します。どのような消費者層に向けた製品を検討しているのかによって、大まかなお菓子の種類を決定しましょう。

グミ

個数を決めやすく、ゼラチン等と混ぜて固めるのみで製造が可能なグミ。比較的コストがかかりにくく、健康食品OEMではメジャーなお菓子といえます。特に女性にヒットしやすく、お菓子としてのビジュアルの可愛らしさも大きなポイントといえますね。

健康食品として販売されているグミには、1日の摂取目安量があらかじめ決まっているものが多くあります。とはいえ一般的なお菓子と遜色ない味付けがされており、つい1袋食べきってしまうなどのケースがあるのも事実。目安量や過剰に摂取した際に起こり得る作用などについては、分かりやすい記載を心掛けましょう。

グミタイプの健康食品の中には、子どもの摂取を目的としたものも販売されています。成長に欠かせない成分の摂取を目的としたものがほとんどですが、こちらも1日の目安量が設定されています。おやつ感覚で食べすぎることのないよう、保護者監督の元注意して管理する必要があるでしょう。

クッキー

糖質不使用・食物繊維豊富など、既存のクッキーに比べ低カロリーなものが多いクッキータイプの健康食品。少量でお腹に溜まりやすく、ダイエット中に小腹が空いた時などにも活躍してくれますね。ドライフルーツやナッツなどをふんだんに入れ、視覚的にも満足できるものがおすすめです。

また、クッキーの中には「おから」を用いたものが多く販売されています。先ほどご紹介した「大豆イソフラボン」の効果はもちろん、食物繊維も同時に摂取できるため効率的に。加えておからは水分で膨張するという性質があるため、十分な水分と共に摂取することでさらに腹持ちが良くなります。

プロテインバー

ダイエットや筋トレ、体力向上などの目的で摂取されることの多いプロテイン。粉状のプロテインに水や豆乳などを加えて摂取する方法が一般的ですが、やはり味の薄さや粉っぽさから継続して飲むに至らないという人も多いものです。そんな中、プロテインをふんだんに使って製造されるプロテインバーは、まさにおやつ感覚で食べられる健康食品の代表といえるでしょう。

プロテインバーはさまざまなフレーバーが販売されており、季節限定フレーバーなどで消費者の目に留まりやすくすることも可能です。片手でサッと食べられるという点から、忙しい現代人の朝食代わりとしても注目されていますね。

ケーキ・カステラ

ダイエットや糖質制限中の人の場合、スポンジケーキやカステラなどは摂取を避けたい製品の一つ。しかし、それと同時に「どうしても食べたい」という意欲をかき立てる製品でもあるのです。せっかく長期間我慢できていても、ある日突然多量に摂取してしまっては元も子もありません。

健康食品におけるケーキやカステラなどのスポンジ系お菓子は、ビタミンなどを始めとする各種栄養素が含まれた「栄養機能食品」である場合も。もちろん糖質やグルテンなどを抑え、米粉などが使われているものも多いでしょう。こちらもドライフルーツなどを入れて甘みを加え、より満足できる製品に仕上げることがポイントです。

キャンディ

プロポリスやビタミンCなどの成分はキャンディとして摂取すると良いでしょう。1個1個のカロリーが抑えられるほか、クッキーやケーキといったお菓子が苦手な方でも手に取りやすくなります。気軽に口に入れられるため、仕事中や家事の合間などにも摂取しやすいのが嬉しいですね。

また、個包装になっているタイプのキャンディは持ち運びしやすく、気軽にシェアできるというメリットもあります。それだけコストはかかりますが、「キャンディ=個包装」というイメージの強い人も多く、手に取るかどうかを分けるポイントの一つともいえるでしょう。

まとめ

今回は気軽に手に取りやすいお菓子タイプの健康食品についてご紹介しました。錠剤やカプセル剤などとは異なり、お菓子製造ならではの設備と知識が必要となります。お菓子製造に強いOEMメーカーをピックアップし、より小ロットから請け負ってくれるメーカーを選ぶと良いでしょう。


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