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健康食品OEMのビタミン

健康食品OEMでビタミンを取り扱っている事例の紹介

健康食品OEMのビタミン

健康食品OEMではさまざまなタイプの製品を取り扱っていますが、中でも種類が多いのが「ビタミン」に関する製品です。多くの種類がありますが、中には現代人が1日に摂取するべき目安量に達していない成分もあります。健康食品OEMを始める際も、まずはメジャーなビタミンに関する製品を検討してみてはいかがでしょうか。

健康食品OEMではビタミンの受託が多い

健康食品OEMでは、ビタミンの受託量が多くを占めています。ドラッグストアなどでは手軽に摂取しやすい錠剤やカプセル剤を始め、味がついており続けやすいゼリーやドリンクタイプなどさまざまな形状の製品が目に留まりますね。健康目的や美容目的など、さまざまなニーズに応えやすいのもビタミンの特徴といえます。

また、「ビタミンA」「ビタミンC」など単体のサプリメントのほかにも、複数の成分を同時配合したものも多く見られます。「マルチビタミン」などが代表的な例で、1日に数錠摂取するだけで10種類以上のビタミンを補給できるものもありますね。忙しい現代人にとって「手軽さ」は大きなポイントの1つ。いくつもの成分を細かく飲み分けるよりも、手軽にサッと飲める複合タイプが人気となっています。

また、ビタミンは既に健康食品業界においてメジャーな製品であるため、OEMメーカーでも取り扱っていることがほとんど。製造ラインや成分などを代用し、コストを抑えながら製造することも可能です。OEMメーカーを選ぶ際は、「既に取り扱っている製品は何か」「錠剤やカプセル剤など、どんな形状の製品が得意か」など、それぞれの持っている個性をしっかりと洗い出しておくと良いでしょう。

健康食品OEMで取り扱いのあるビタミンの種類

続いて、実際に健康食品OEMで取り扱われているビタミンの種類をご紹介します。

脂溶性ビタミンである「ビタミンA・ビタミンD・ビタミンE・ビタミンK」は、水に溶けず脂肪となるほか、肝臓に蓄えられる性質があります。余分に摂取した場合もなかなか体外に排出されないため、適切な摂取量を守らなければ過剰症を引き起こす可能性があります。

一方水溶性ビタミンと呼ばれる「ビタミンB群・ビタミンC・ビオチン・ナイアシン・パントテン酸・葉酸」は、水に溶けやすく体内に留まりにくい性質を持っています。たくさん摂取するというよりは、定期的に摂取することで欠乏症を防ぐことができるでしょう。

ビタミンA

ビタミンAは細かく分けると「レチノール」「レチナール」「レチノイン酸」を総称したものです。肌の生まれ変わりを促進する効果があることから、薬用のスキンケア用品などにも配合されています。その他目などの粘膜を正常に保ち、乾燥などのトラブルを防ぐはたらきも担っています。

また、同じくビタミンAと呼ばれる「βカロテン」は植物性食品に多く含まれ、体内に取り入れて初めてビタミンAに変化します。摂取した量の全てが変化するわけではありませんが、その他のカロテンに比べるとβカロテンがもっとも多くビタミンAに変化するとされています。

ビタミンB1

豚肉などに多く含まれるビタミンB1は、食事中に含まれている「ブドウ糖」をエネルギーへと変え、脳や筋肉を動かすために必要な成分です。日々運動を欠かさない人はもちろん、頭を使う仕事や勉強などをする人にとっても欠かせない成分といえるでしょう。

また、ビタミンB1の不足で起こる病の1つが「脚気」。炭水化物に含まれる糖をエネルギーに変換できなければ、脳だけでなく末梢神経や心臓のはたらきにも影響を及ぼします。結果食事がとれない、手足がしびれるなどの症状出る可能性が高くなるのです。

ビタミンB2

牛乳やチーズなどの乳製品に多く含まれ、摂取しやすいにもかかわらず不足しがちなビタミンB2。摂取した糖質や脂質、タンパク質などを代謝し、エネルギーを得るために重要なはたらきを担います。

ビタミンB群の中でも、子どもの成長に大きく関わってくるのがビタミンB2の特徴の1つ。不足すると発育がうまくいかなくなるほか、大人であっても皮膚や髪などがボロボロになる可能性があります。口内炎ができやすい方なども、ビタミンB2が欠乏していないか確かめると良いでしょう。

ビタミンB6

ビタミンB6はアミノ酸の代謝を助ける役割を担っています。アミノ酸とはタンパク質を構成する成分の一種であり、身体の各器官の素となることでも知られるもの。免疫機能を正常に保つためにも必要不可欠であり、不足するとさまざまな部位に炎症が起きやすくなります。

また、ビタミンB6は精神の安定にも重要な役割を持っているといわれる成分です。不足することで鬱病を引き起こしたり、時には錯乱状態になったりと重篤な症状が現れることも。過剰症の報告もありますが、摂取量を守っている限りは心配ありません。

ビタミンB12

ビタミンB12は肉や魚などから摂取しやすく、通常の食事内容で不足することはあまりないといわれています。赤血球が成長するために必要なビタミンのため、欠乏すると貧血を引き起こす可能性があります。しかし脂溶性ビタミンであるため肝臓にも貯蓄されており、健康食品から積極的に摂らなければならないというわけではありません。

ビタミンC

水溶性ビタミンの代表格であるビタミンCは、強い高酸化力を持っています。日頃生きているだけで人間の細胞はどんどんと酸化し、老化の一途を辿っているもの。これを防ぎ、若々しい見た目を保ちながらがん予防にも効果があるといわれているのです。

また、ビタミンCはコラーゲンの生成にも欠かせません。肌の弾力を保つイメージが強いですが、コラーゲンの不足は血管の脆弱化や骨・歯・軟骨などの結合を弱めてしまう可能性が指摘されています。

ビタミンCは外部からの摂取が100%です。体内で生成することも貯め込むこともできないため、定期的な摂取が望ましいビタミンの1つといえるでしょう。

ビタミンD

ビタミンDは日光を浴びることで体内での生成が可能となるビタミンです。カルシウムやリンを吸収する手助けをしていることから、骨・歯・軟骨などの成長に欠かせない成分といえるでしょう。大人はもちろん、小さな子どもであればあるほど不足してはならない成分です。

一方日頃から外出している人であれば、ビタミンDが不足することはあまりありません。滅多に日光を浴びない人は健康食品やキノコ類などから積極的に摂取し、骨粗しょう症などのリスクを抑える必要があります。

ビタミンE

ビタミンCと並んで抗酸化力が強い成分にビタミンEがあります。抗酸化力による老化防止やがんの抑止だけでなく、血中コレステロールや赤血球の維持にも欠かせません。血中の環境が悪化すれば、動脈硬化の原因となる可能性もあります。

ビタミンEは、脂溶性ビタミンの中でもっとも体外へ排出されやすいビタミンです。そのためナッツなどの種実類から摂取するか、健康食品で不足分を補いましょう。

ビタミンK

肉や野菜などに多く含まれ、滅多に欠乏しないのがビタミンKです。怪我をした際などに血を固めて止まりやすくするはたらきがあるほか、十分な量のカルシウムを骨に届けることで骨を丈夫に保つ役割を担っています。

ビオチン

過剰症が報告されておらず、肌トラブルの防止に役立つといわれるビタミンがビオチンです。普段の食生活で不足することは少ないですが、急にアトピーが現れた場合や食欲不振などはビオチンの不足が原因の可能性も考えられます。

また、リウマチやクローン病などの重篤な病を引き起こすのもビオチン欠乏症の特徴。中にはビオチンを摂取しても、体内で活性化できない体質の方もおり、こういった方は医療機関にて定期的にビオチンを処方してもらわなくてはなりません。

ナイアシン

ナイアシンはエネルギー産生を担うビタミンであり、アスリートや筋トレをする方なども積極的に取り入れたい成分です。またうつ病や統合失調症などの精神病に効果が期待されており、各種神経症状の予防としても役立つでしょう。

さらに、ナイアシンはアルコール分解の際の補酵素でもあります。アルコールに弱い方などが酒を摂取する際は、事前にナイアシンを飲んでおくと二日酔いを防ぐ効果が期待できます。

パントテン酸

パントテン酸も過剰症が報告されておらず、日々の食事で十分必要な量を摂取できるビタミンです。主にエネルギーの代謝に関係していますが、ストレス緩和に必要不可欠である「副腎皮質ホルモン」を合成する際にも使われており、ストレス社会を生きる現代人には必須のビタミンともいえるでしょう。

コーヒーやお茶に含まれるカフェインやアルコールと一緒に摂取すると吸収が阻害されてしまうという報告があります。サプリメント等で摂取する際は、必ずぬるま湯等で飲むことが重要です。

葉酸

葉酸はビタミンB12と共に代謝をアップしたり、赤血球を生成したりといったはたらきを担っています。一般的な食事で目安量は摂取できますが、不足した場合は血管が硬くなる「動脈硬化」を引き起こすため注意しましょう。

また、妊婦は積極的に摂取するべきビタミンともいわれており、胎児の発育にも欠かせません。DNAなど、身体を形作るために重要な物質の合成を促進するため、妊娠が分かったら出産するまでは随時摂取を心掛けましょう。

まとめ

今回は健康食品OEMではメジャーなビタミンについてご紹介しました。健康食品OEMを新規で検討している企業にとっても、ビタミン系製品の開発は必要不可欠となるでしょう。これまでに経験や知識をふんだんに蓄えているOEMメーカーを選び、より効率的な商品販売に繋げてみてはいかがでしょうか。


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