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健康食品のWEB広告を作るには?方法と注意点

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ドラッグストアなどでも手軽に購入できる健康食品ですが、詳しい成分や摂取方法を知るためには公式サイトなどでの情報発信が必要不可欠となります。まずはネットを閲覧していて目に飛び込んでくるようなWEB広告を駆使し、自身のサイトへ消費者を誘導しましょう。WEB広告の基本情報やメリットなどを理解しておき、法に触れない正しい広告を生み出すことも大切です。

健康食品のWEB広告を作る前に

健康食品のWEB広告を検討している方は、まず広告にはどんな種類があるのか、またはどんな媒体に載せるのが適切なのかを理解しなくてはなりません。健康食品という特性上、まず消費者にイメージしてもらいたいのは「効果的」「清潔」「安心安全」などのワード。しかしこのイメージにそぐわないメディアに広告を掲載しても、クリックしてもらえる確率は低くなってしまうでしょう。

また、WEB広告の中には作成するのに非常に手間がかかるものも存在します。その分消費者にとってわかりやすくなる場合があるため、必要な人員や時間などのコストはあらかじめ検討しておくと良さそうです。

WEB広告の種類

続いて、WEB広告にはどのようなものがあるのかを確認しておきましょう。主なものだけでも、以下のように多くの種類が存在しています。

  • 純広告
  • リスティング広告
  • ディスプレイ広告
  • SNS広告
  • 動画広告
  • 口コミ広告(インフルエンサーなどによる)
  • リターゲティング広告
  • 記事広告
  • アフィリエイト広告
  • リワード広告

この中でも特に健康食品のWEB広告に向いているとされるのが、「リスティング広告」「ディスプレイ広告」「SNS広告」の3点です。それぞれどんな特徴があるのか、またメリットやデメリットなどをご紹介します。

リスティング広告

リスティング広告とは、別名「検索連動型広告」とも呼ばれています。大手検索エンジンであるGoogleやYahoo! にて、ユーザーが検索したキーワードに対して自社の広告を表示させられる仕組みです。検索結果一覧が表示された際、主に上部や下部に「広告」の文字と共に掲載されることとなり、一般的な記事などと同じく限られた文字数の中で表示させなくてはなりません。

リスティング広告のメリットとしてまずはじめに挙げられるのが、広告を閲覧するユーザーは比較的そのカテゴリに関心のある人が多い、という点。健康食品の広告を見るということは、関連するキーワードで検索しているということになるため、購入に繋がりやすくなるのです。

また、リスティング広告は文字で構成されているため、申し込みから早くて即日には広告の掲載が可能となります。現在広告からどのようにユーザーが流れているかのデータは随時確認でき、広告の修正やストップを行いやすいのも嬉しいですね。

その反面、新たな顧客を獲得しようとする場合、広告自体をなかなか見つけてもらえないというデメリットも存在します。カラフルな画像や動画を挿入できないため、パッと見て広告だと気がついた瞬間に目をそらされてしまうことも多くなるでしょう。普段から広告を避ける傾向にあるユーザーは、そもそも広告の中身すらも見ずに飛ばしてしまいます。

さらに、リスティング広告は同じキーワードの中で争われるため、競合他社の数が多ければ多いほど人気が高まります。いざ広告を挿入しようとしても、既に他者広告が多数掲載されていれば、掲載ができなかったり埋れてしまったりする可能性も出てきます。無理に広告を掲載しようと費用をつぎ込めば、予算を大きくオーバーする危険性もあるため注意しましょう。

ディスプレイ広告

ディスプレイ広告とは、「コンテンツ連動型広告」とも呼ばれています。あらかじめ決められたサイト内やアプリなどの広告枠に掲載される広告であり、リスティング広告とは異なり画像や動画も使用できます。

そのため、ディスプレイ広告はまだ製品を知らない人や、健康食品に興味のない人にもアプローチが可能に。広告を見て初めて健康食品への関心が高まった、という人がいれば、ディスプレイ広告の真価が発揮されたといえるでしょう。

こちらも、大元はGoogleとYahoo! の2強です。商品画像を盛大に打ち出すことで興味を引いたり、実際の使用感を動画にすることで直接視界に訴えかけたりできますね。さらには「リマーケティング」という機能が備わっており、一度広告を表示させたユーザーには再び同じ広告を表示させることができます。刷り込みのような技法で何度も同じ広告を繰り返すことで、実際の購入へと足を進めてもらうのが狙いです。

一方、そんなディスプレイ広告にもいくつかのデメリットがあります。まずはじめに、健康食品に興味のない層が広告をクリックし、購入に至らなかった場合を考えてみましょう。これが何人もに増えてしまえば、広告にかけたコストが無駄遣いとなってしまいかねません。

さらに、常時効果をチェックできるリスティング広告に比べ、ディスプレイ広告は効果が分かりにくいという特徴があります。画像や動画が使えるために選択肢が増え、改善点がわかりにくいというデメリットも。1つの広告を作成するために時間がかかりやすいのも頭に入れておきたい情報です。

SNS広告

健康食品を若い世代にも知ってほしいと考えるならば、SNS広告への掲載は必須といえるでしょう。普段ネット検索をほぼ使わないという人でも、TwitterやInstagramといったSNSは常時チェックしている……という場合が多いものです。ディスプレイ広告と同じように、潜在的に商品への興味を持っているユーザーを引き出す目的としても利用できますよ。

また、リスティング広告やディスプレイ広告と比べて「広告」感を感じさせない点もポイントの一つ。すぐに広告だと認識されて読み飛ばされてしまうのではなく、一見一般的な投稿のように紛れることでクリックを誘います。

これに加え、広告に興味を引かれたユーザーが投稿を拡散すれば、一気に火がつき大人気となる可能性も秘めています。「SNS映え」するような写真・動画の撮り方、目を引くようなイラストや文字を挿入するよう心がけましょう。

さらにSNS広告は、ユーザーの過去の投稿を参考に興味をそそる広告を表示させる仕組みとなっています。出稿する側はターゲットとする年代や性別を細かく決定できるため、希望とする顧客を獲得しやすいというメリットもあるのです。

一方でSNSの特徴として、高齢者になればなるほどユーザーが減り、広告が目につかなくなる恐れがあります。SNS広告一本に絞るのではなく、リスティング広告やディスプレイ広告を組み合わせて運営するのが理想ですね。

SNS世代と呼ばれる現代は、少しの違和感や問題点があっという間に大きな話題へと転換されることもしばしば。一つの商品に何か問題が発生すれば、瞬く間にうわさが広がり「炎上」してしまうでしょう。そうなればターゲットとしていた商品だけでなく、企業全体のイメージを損ないかねないため注意しておきましょう。

WEB広告を作る際の注意点

簡単に広告を出稿できそうなWEB広告ですが、実は近年広告表現をする際の決まり事が増え、規制がかかるようになってきています。主に注意すべきなのは以下の2点。それぞれの意味と共に解説していきましょう。

薬機法

健康食品をPRする際、どうしても「これを飲めば○○できる!」「絶対に○○可能!」と言い切った表現をしたくなってしまいます。しかし健康食品はあくまでも「食品」であり、医薬品のように効果を謳うことができません。現在の健康を維持する目的で摂取する、ということを念頭に、過剰な表現は避けるようにしましょう。

薬機法は厚生労働省の管轄であり、日々厳しいチェックが行われています。

景品表示法

こちらは商品の品質や内容を正しく記載し、そこに偽りがあってはならないという法律です。薬機法でご紹介したように「これを飲めば○○が治る」と断定するような言い回しや、競合他社の製品と比べてこちらの方が断然良い、というような表記もNG。

平成30年度には、東京都の生活文化局が24,000件のWEB広告を監視し、内292の事業者に対し改善指導を行ったと発表されました。都内だけでも多くの相談が寄せられており、中にはトラブルに繋がるものもあるようです。

景品表示法は消費者庁の管轄であり、こちらもWEB広告を含め監視体制が整っています。

まとめ

今回は健康食品のWEB広告を作る際、おさえておきたい知識やポイントをご紹介しました。各種WEB広告にはメリット・デメリットが存在するため、互いを補い合うよう組み合わせて出稿するのがおすすめです。WEB広告はもちろん、パッケージや説明書、公式サイトなどについても、正しい表記がなされているか今一度チェックしてみてくださいね。


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