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オリジナル 健康食品 作りたい

オリジナル健康食品を作りたい必見!オリジナルサプリメントを作るためのステップやメーカーの選び方

オリジナル 健康食品 作りたい

パッケージのお洒落なサプリメントを見て、「オリジナルの健康食品を作ってみたい!!」と思った経験のある方、実は多いのではないでしょうか?今回は、お試しでオリジナルのサプリメントを作るためのステップ3つをご紹介します。

オリジナルサプリを作るための3ステップ

  1. サプリメントのアイディアを固めよう
  2. 販売戦略を立てよう
  3. 健康食品OEMメーカーを探そう

 

1 サプリメントのアイディアを固めよう!

「オリジナルのサプリメントが作りたい!」と思ったら、まずは”どんな”サプリメントを作りたいのか、アイディアを固めましょう。

  • 目的

そのサプリを使うことでどんな効果が得られるのか、その効果を得たことで、サプリメントを摂取した人の健康や暮らしがどうなれば良いかを考えましょう。

  • 形状

カプセルにするのか、錠剤にするのか、パウダータイプにするのか等、どんな形のサプリメントにするのか決めましょう。タブレットタイプやカプセルタイプのサプリメントを製造したい場合、「粉末食品製造業」の許可を得れば製造可能です。

  • 成分

健康食品として、どんな成分の入ったサプリメントにするのか決めましょう。

有効な健康食品としてどんなものがあるかは、「健康食品」の安全性・有効性情報(https://hfnet.nibiohn.go.jp/)という国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所(栄養研)の運営しているホームページに最新情報が掲載されています。新しい情報も取り入れながら、有効な成分の入ったサプリメントを作りましょう。

  • 数量

個人事業主や初めて健康食品作りにを行うという場合、生産コストや在庫リスクをなるべく抑えること、小規模マーケット向けの販売等を理由に、小ロットでの生産を希望する場合がほとんどです。一般的に、1度に大量の生産をした方が1個あたりの単価を安く抑えられるので、大きなロットで生産した方がお得な場合が多いですが、予算や在庫保管等の無理がないかに注意しながら数量を決めましょう。

  • パッケージデザイン

ざっくりとしたイメージからで大丈夫なので、「どんな理由で」「どんな形の」「どんな成分で出来た」「どれくらいの数量の」「どんな見た目の」サプリメントを作りたいのか、自分の中でのイメージを膨らませて、形にしていきましょう。

 

2 販売戦略を立てよう

だいたいのイメージが固まったなら、次に販売戦略を立ててみましょう。

誰に向けて販売したいかはっきり決めよう

「とにかくできるだけたくさんの人に売りたい!」という意識は失敗のもとです。「できるだけたくさんの人にとにかく売る」という戦略を取るためには、どこでも簡単に・安価で手に入る商品であることがユーザーから求められてしまいます。「手に入りにくくても欲しい」、「安価でなくても買いたい」と思ってくれるファンがつくように、「どんな相手に売りたいのか?」というターゲットの像を明確にしましょう。

どうしてもうまくまとめられないという方は、紙を1枚用意して、ターゲットをイメージしながら次の3つをまとめてみましょう。

  • 基本情報

住所、年齢、職業

  • 行動情報

どんなライフスタイルを送っている人か(1日の過ごし方、よく行く場所、よく見るメディア等)

  • 心理情報

どんな価値観の人か(お金の使い方、ワークライフバランスの考え方等)

紙が埋まるくらい、なるべく詳しく書いてターゲットを明らかにしましょう。あくまでイメージを固めるためのもので、「ここに当てはまらない人には一切詳しく書きすぎて困ることはありません。「こんな人に売りたい!」「こんな人なら買ってくれるはず!」と思ったらどんどん書いていきましょう。

3 健康食品OEMメーカーを探そう

ターゲット層が明らかになったら、自分の作りたいサプリメントを作ってくれる健康食品OEMメーカーを探しましょう。安全なものを自分の手でイチから手作りしたいという方も多いでしょうが、初心者が全部自分でやると、試作やパッケージ作りなどに思っていた以上に時間がかかってしまい、「手間の割に出来上がりが微妙…」なんてことになりかねません。

そのため、自分のオリジナルブランドとしてサプリメントを作るなら、製造経験があるOEMメーカーにお願いするのがおすすめです。じゃあどんな健康食品OEMメーカーに任せるのが安心なのか、気になりますよね。そこで、OEMメーカーを選ぶときのポイントを3つ紹介します。

OEMメーカーを探すときのポイント

  1. 取扱できる最小ロット数
  2. 開発したい商品と似た健康食品のOEM実績のあるところ
  3. 法律への知識や訴訟リスクへの対応ができるか

1 取扱できる最小ロット数

できれば大規模で実績と経験の豊富なOEMメーカーにお願いしたいですが、規模の大きくてネームバリューもある会社の場合、取引先もロットの大きいところが多くなります。そうすると、最低ロットの数が大きくなってしまい、小規模の事業者・新規参入者にとっては「挑戦しにくい…」ということも。

ダイエットで「1日目にすごく頑張ったから明日は運動を休もう」となってしまうのと同じように、最初に頑張りすぎてしまうとそこでエネルギーを使ってしまい、モチベーションがとぎれてしまうということになりかねません。

小さく始めてマーケットを伸ばしていこうと考えている人は特に、小規模事業者でも参入しやすいような小ロットでの生産を受け付けている健康食品OEMメーカーを探すようにしましょう。

2 開発したい商品と似た健康食品のOEM実績のあるところ

サプリメントの製造と販売には「食品衛生法」「食品表示法」「健康増進法」「医薬品医療機器等法」「特定商取引法」等の複数の法律が関連してくるため、初心者の新規参入は少しハードルが高いです。そのため、健康食品OEMメーカーへ開発を依頼する場合、OEM商品開発の実績があるところを選びましょう。

健康食品といっても粉末タイプ、カプセルタイプなど形状もいくつかあり、含んでいる有効成分も商品によって様々です。そのため、「健康食品の開発実績があるOEMメーカー」と言っても、パウダータイプの健康食品の開発経験と実績は豊富でも、「カプセルタイプの健康食品の開発経験はほとんどない」というように、OEMメーカーによってどんな健康食品の開発に強いかが違います。

また、ニュースや先進事例などを受けて、健康食品関連の法律は法改正が入ることも少なくありません。OEMメーカーに自分が作りたいサプリメントと似た商品の開発実績があると言っても、法律が古いときの実績だとこれから作りたい健康食品の開発に対応しきれない可能性があります。そのため、なるべく最近、自分の作りたいサプリメントと似た商品の開発実績があるOEMメーカーを選ぶようにしましょう。

ホームページでは詳しく情報を載せていないメーカーもあるので、そういったところにはメールや電話等で問い合わせてみましょう。

3 法律への知識や訴訟リスクへの対応ができるか

食品衛生法が2018年に大改正されたことで、健康食品は規制が強化されることになりました。規制強化により、万が一健康被害が出た場合、事業者は報告と届け出を行う義務があります。 「めったに起きることがないからいいや」と訴訟リスクへの対策がとられていない会社と、「万が一ということもあるから、念のため備えておこう」と訴訟リスクへの対策をとっている会社だと、後者の方が慎重で安全そうですよね。

自分のアイディアやブランド力の詰まった商品のOEMですから、信頼できるメーカーに任せるようにしましょう。

まとめ

お試しでオリジナルのサプリメントを作るためのステップ3つと、OEMメーカーを選ぶときのポイント3つをまとめました。頭の隅にあたためているアイディアのある方は、まず1つめのステップを実践してみてくださいね。


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