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ダイエットサプリの個人輸入は違法?薬機法に抵触する?

ダイエットサプリの個人輸入は違法?薬機法に抵触する?

ダイエットサプリの個人輸入は違法?薬機法に抵触する?

海外で製造されたサプリメントを輸入して販売することを考えている人は少なくないのではないでしょうか。
現在、サプリメントなどの輸入はWebで簡単にできるようになりましたが、安全対策が必要な場合もあります。ここでは、個人で持ち込んだサプリメントの販売について説明します。

個人輸入とは?

個人輸入という言葉に関しては聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。しかし単語として知っていても、個人輸入がどのようなものかについて知っている人は少ないのではないでしょうか。
ここでは個人輸入がどのようなものなのか解説していくと共に、似た表現として使われている「並行輸入」についても詳しく解説していきます。

個人輸入とは海外製品を個人が直接輸入すること

個人輸入は、個人的な使用のために国際的な供給源から品目を直接調達することを指します。このプロセスには、2つの基本的なバリエーションがあります。
第一に、消費者が直接海外の通信販売事業者、小売業者、製造業者などに希望する品物を注文する場合。
2つ目は、海外の通信販売事業者、商社、生産者などに発注する方法です。これらの方法によって、個人輸入は2つの形態に分類されています。

並行輸入とは?

国内の通販サイト、すなわちAmazonや楽天市場で見かける「並行輸入品」などのラベル。この並行輸入が何を意味するのかご存じでしょうか。
簡単に説明すると、海外で製造・販売されている有名ブランドの商品を、日本国内の有店舗や正規代理店以外のルートで購入することを並行輸入といいます。これに対して、正規輸入品とは、海外の著名な企業と契約している企業から直接購入し、その企業の会社が輸入して商品化したものとなります。
従って、両者の区別はあくまでも輸送経路にあります。また、並行輸入も違法ではありません。

個人輸入品は電子取引サイトで購入できる

アマゾン、楽天市場、ヤフーなど、一般的にECサイトと呼ばれるオンラインショッピングのプラットフォームでは、海外の商品を入手することができますが、国内で購入しているという印象を持っていても、実際には海外の業者と直接取引している場合があります。
そのため、不良品が届いたり、個人輸入であるために商品が届かなかったりすることがあり、問題になることがあります。このような場合、ECサイト側にはその問題を解決する手段がない場合があります。そのため、販売者の名前と所在地をよく確認し、外国企業であることを確認することが重要です。

サプリメントと医薬品の違い

皆さんはサプリメントと医薬品の違いについてご存知でしょうか。この2つは同じような形状をしていますが、定義などが全く違うものになっています。
ここでは、サプリメントがどのようなものなのか、そしてサプリメントと医薬品の違いなどについて詳しく解説していきます。

サプリメントはどのようなものか?

サプリメントは、英語で「Supplement」と書き、日本語では「補う」と訳されます。ここ数年、健康な生活を維持するために、サプリメントを日常生活に取り入れる人が増えています。サプリメントは健康食品として販売されていることが多く、医薬品とは区別されています。

サプリメントの定義

サプリメントには、カプセルや錠剤のものがあり、医薬品に近いものです。
しかし、医薬品とは異なり、栄養補助食品として摂取するものであり、疾病の予防や治療を目的としたものではありません。
また、商品によっては「特定保健用食品」や「機能性表示食品」の認定を受けているものもあり、販売や広告で健康効果を確認することができます。

医薬品とはどのようなものか?

私たちの生活に欠かせない医薬品ですが、医薬品とは具体的にどのように定義されているのでしょうか。本来、医薬品とは、厚生労働省が客観的に有用な品質や効果を確認したものを指します。
審査では、効能・効果だけでなく、安全性や製造方法、用法・用量、副作用の可能性など、さまざまな要素が考慮されます。動物実験、人体実験、安全性試験を経て、法的に販売・使用が許可される。
このように、厚生労働省の認可がなければ、どんなに効能があっても、合法的に医薬品として販売することはできないのです。

医薬品とサプリメントの違い

医薬品は主に体調の悪い人に処方されるものですが、サプリメントは健康な人に適したものです。サプリメントは医薬品とはみなされないので、混同しないように注意することが重要です。
医薬品は、医師、薬剤師、医療従事者の専門的な指導のもとで服用する必要がありますが、サプリメントを服用する場合はその必要はありません。
医薬品は厳しい検査が行われ、品質と有効性の厳しい基準に従わなければなりません。サプリメントには品質のばらつきがあるため、両者の違いを理解することが重要です。

ダイエットサプリの個人輸入で薬機法に抵触?

海外では食品(サプリメントを含む)に分類されているものでも、日本では医薬品成分が含まれていたり、医薬品に準ずる効能・効果を謳っているものは医薬品とみなされる場合があります。
24個以下の外用薬(毒物、劇物、処方箋が必要なものを除く)は、用法・用量から見て1ヶ月分を超えないようにする必要があります。その他の医薬品、医薬部外品については、用法・用量が2ヶ月分を超えないようにしましょう。

フリマサイトでの転売はNG

メルカリなどのフリマサイトでサプリメントを転売する場合、ときに規約違反になってしまう可能性があります。
ここではフリマサイトでのサプリメントの転売はNGなのかについて詳しく解説していきます。

サプリメントの転売は規約違反になる可能性がある

メルカリではサプリメントの出品が可能ですが、「賞味期限」と「食品表示」の画像の添付が必要です。医薬品を含むもの、海外並行輸入品、医薬品類似の効果を主張するもの、人体に害を及ぼす可能性のあるものはすべて禁止されています。
また、開封済みのもの、個別包装されていないものは、安全上の理由から出品できないようになっています。購入者は、途中で断念したサプリメントや自分に合わなかったサプリメントを出品しようとすると、削除されたり、今後の利用を制限されたりする可能性があることを認識しておく必要があります。

フリマサイトではサプリメントにおける禁止表現がある

メルカリにサプリメントを出品する場合、商品名や説明文に「バストアップ」「デトックス」「アンチエイジング」「若返り効果」「アレルギー対策」「脂肪燃焼」「体質改善」「便秘解消」「商品使用前後の写真」などの表現やイメージを使用しないようにしましょう。これは、サプリメントが医薬品と同等の効果をもたらすと誤認させるような表現を禁止した薬事法に基づくものです。このような身体的特徴を操作するような表現は明確に禁止されており、Web上での表現が禁止されています。

まとめ

今回はサプリメントの個人輸入が違法なのかについて詳しく紹介してきました。
サプリメントの個人輸入には、多くの規制があります。従って、このような活動を行う場合には、多くの注意点が存在します。これらの法令を理解するには専門的な知識が必要な場合が多く、経験豊富な専門家や関連団体に相談しないと理解できない場合があります。皆さんも法律などのルールに則って正しくサプリメントを販売して下さいね。


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