化粧品のピ-リングの表現について
注釈:赤字部分が医薬品医療機器等法上の違反字句です。
広告例
配合成分1
本品の特徴はなんといっても洗浄成分◎◎◎。◎◎◎はお肌の汚れを除去するとともに、ピ-リングにより若返りを実現するすぐれモノ。化粧品としてはよく使用される 成分ですが、もう一度効果をお試し下さい。
配合成分2
本品中、一番多い成分が○○○です。○○○はお肌をしっとりさせ、潤いをもたせてくれる成分です。また、潤い効果を充実させるため ジェル状の製品としました。 ○○○はのびがよいのも特徴です。
開発裏話1
この製品の商品名についてみなさんはどう思われますか。実は製品名は、弊社男性社員から募集したものの中から決定しました。「男性にも使ってほしい」という開発者の思いからなのですが・・・
@@@ジェル
50ミリリットル入り 1,600円
120ミリリットル入り 3,200円
3月20日から4月20日までは全国送料無料でお届けします。
申込み先・・・・・・・・・
解説
ピ-リングの表現について(化粧品)
化粧品における「ピ-リング」の表現について、認められた効能効果を逸脱するものが見受けられます。以下の表現は医薬品医療機器等法違反になります。
表現可能な例
・参考に表現可能な例を示しますが、前後の表現や化粧品の種別によって扱いが異なりますので十分注意して下さい。
例:お肌の表面の古い角質を洗い流してやさしくピーリング。汚れが落ち、スッキリとします。(洗顔料の場合)
例:本品をコットンに適量とり、お肌をそっとなでてください。いらなくなった古い角質をピーリング除去できます。
表現不適正な例
・化粧品の効能効果を超えて、しみ、シワ等が改善できるかのような表現
例:フルーツ酸がお肌をやさしくピーリングし、しみ、そばかすを取り除きます。
例:ピーリングにより、だんだんとシワのない肌が甦ります。
・皮膚の疾患状態が改善できるかのような表現
例:本品中のピーリング成分が、にきびで荒れた肌を改善します。
例:本品でケミカルピーリングを体験して下さい。(「ケミカルピーリング」は薬剤の作用により皮膚の角質を除去する意味と解されており、化粧品の定義中の「作用が緩和なもの」を越える表現である。)
引用元
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/smph/kenkou/iyaku/sonota/koukoku/huteki/iyabu_cos/ihan06.html