化粧品OEMでよくあるトラブル10選

化粧品OEMトラブル

化粧品OEMでは、どんなに注意しても様々なトラブルが起こります。どうしようもないトラブルもありますが、知っていることで未然に防げるトラブルもあります。今回は化粧品OEMでよくあるトラブルについて10個をまとめてみました

 

①持ち込み原料を配合したい

自分が持ち込んだ原料を配合したいと思うお客様も多く存在します。その場合、化粧品表示名称が存在しない成分はもちろん、成分として実績があるものでも手作り原料である場合、SDSや規格書などの書類がないと配合を断られてしまう可能性があります。また、自前原料の配合を断られるOEM会社さんもあり、逆に積極的に配合して頂ける会社さんもあります。

②原料の納期が間に合わない

こちらもよくあるトラブルです。原料や原材料の多くはほとんど海外の物が多く、国内メーカーから購入しても製造元が海外である場合もあり、さらに国内在庫が欠品していると取り寄せ対応になるため時間がかかります。原料が届かないとそもそも商品が作れないため、注意が必要です。

③香料の納期が間に合わない

ブレンドを希望する場合は香料メーカーに調香を依頼します。また、精油は海外産のものが多いためこちらでもリードタイムが長くなります。また、アロマの場合は調香自体をOEMメーカーさんでやられている場合もあります。調香自体が必要なのかどうなのか、OEMメーカーさんでできるのかどうなのかは最初に確認しておいてもよいかもしれません。

④容器の納期が間に合わない

容器がないとそもそも商品を入れるものがありません。容器の納期も注意が必要です。特に納期が長いと言われる容器ですが、海外製はさらにリードタイムが追加で発生します。

⑤デザインが決まらない

デザインが決まらないため、納期が遅れる場合も多々あります。特に容器に印刷する場合にはデザインが決まらないと発注もできないため、時間が限られている場合はラベル貼りでの対応になる可能性もあります。特にブランドの認知度があまりない初期の頃は、ラベルで作るメーカーも多く、そちらの方がリスクも分散できおススメです。

⑥バルクの安定性が悪い

夏場に使うと粘度がゆるくなり使えない。窓際に置いていたら変色した。冬場に凍って中身が出てこない。化粧品では、様々な環境で思わぬことが起こります。通常化粧品OEMでは加速試験を行います。加速試験を行った結果、分離・離水・変色・変臭など状態が悪化するおそれがあります。

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化粧品OEMの安定性試験

⑦バルクと容器の相性が悪い

こちらもよくあるトラブルのひとつです。中身が良くても容器との中身の相性は確認しておきたいところです。加速試験の結果により粘度が変化する場合があります。粘度が高くなればポンプ容器から出しにくくなり、逆に低くなってもチューブから垂れてしまうことがあります。また、加速試験も限界はあります。それはどのような環境で使われるかという想定は実際のメーカーやユーザーでしか再現できないためです。OEM会社の加速試験だけに頼らず、自社でも様々な試験を行うことでトラブルを未然に防ぐことができます

 

⑧容器の不具合が発生した

容器自体も変形することはよくあります。加速試験により凹みや膨らみのような変形や、逆さや横にして静置した状態で漏れが発生することもあります。こちらもバルクとの相性同様、様々な環境で試すことである程度は未然に防ぐことが可能です。

 

⑨保存効力試験が合格しない

化粧品の保存効力試験でもトラブルは多々あります。一般的に保存効力試験は長期間かかります。保存効力試験が不合格になると処方の防腐面を変更しますが、発売までの時間が迫っている場合は複数パターンを同時に提出することもあります。

 

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化粧品OEMの保存効力試験

 

⑩製造委託先が見つからない

OEMを依頼した会社での製造が難しい場合、委託先を探します。しかし、自分が作りたい商品にマッチしたOEM先というのは見つけるのが難しいというのが大半の方の悩みです。製造工場でありがちなのは、1ロット=生産時の釜1つ分となることが多く、最小ロットが想定よりも大きくなることがあります。その場合予算とロットが合わないというのはよくあります。また自分が作りたい商材が、実際は得意ではない場合もよくあります。そういった場合にトラブルが起きやすいのもよくあります

執筆者:OEMビジネスドットコム 編集部(株式会社Cogane studio)

OEMビジネスドットコムのコンテンツ作成を担当しています。株式会社Cogane studioでは、化粧品や健康食品ビジネスに関するマッチング、専門的な情報発信を行っています。

 

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