デオドラント製品、制汗剤を化粧品OEMで作る方法

化粧品oem デオドラント 制汗剤

デオドラント製品は、周囲への臭いのエチケットとして、今では欠かせない化粧品です。

持ち運びに便利で使いやすいタイプは、売上を大きく伸ばしていて、期待の大きい市場になっています。

自分のデオドラント製品をつくってみたいと考えるものの、初めてのOEMではどうしたらいいかわからず悩んでいませんか?

この記事では、デオドラント製品の基本からOEM生産のポイントまで解説します。

 

デオドラント製品とは

デオドラント製品は「体臭を抑える」効能効果を持つ「有効成分」が配合されていることから、「薬用化粧品(医薬部外品)」になります。

医薬部外品と化粧品の違い

「化粧品」は肌の美化や、清浄など、「人体に対する作用が緩和なもので、皮膚、髪、爪の手入れや保護、着色、賦香を目的として用いられるもの」となっています。

「薬用化粧品」は化粧品としての効果に加えて、肌あれ・にきびを防ぐ、美白、デオドラントなどの効果を持つ「有効成分」が配合され、化粧品と医薬品の間に位置する「医薬部外品」に位置づけられています。

医薬部外品は「医薬品と化粧品の中間にあたるもので、人体に関する作用の緩やかなもので機械器具でないもの」と薬機法で定められています。

厚生労働省が許可した「有効成分」が一定濃度配合されていて、効能・効果が期待できるものが医薬部外品になります。

デオドラント製品と制汗剤の違い

デオドラント製品と制汗剤は混同されがちですが、同じではありません。

制汗剤は汗が出る量を抑えるための商品で、消臭効果はありません。

デオドラント製品は体臭を抑えるものです。

制汗作用のある成分を配合した中間タイプのデオドラント製品もあり、人気になっています。

デオドラントの原理

汗が分泌される「汗腺」の1つにアポクリン汗腺があり、アポクリン汗腺から分泌される汗自体に臭いはほぼありません。

かいたばかりの汗は臭わないのですが、時間が立つにつれて臭うようになります。

これは汗に含まれる皮脂が、皮膚にいる細菌(皮膚常在菌)によって分解・酸化されて、臭いの原因物質が発生するからです。

アポクリン汗腺は、耳の裏、バストトップ(乳首)、脇、下腹部に存在します。

とくに脇には皮脂を含む汗を多く分泌するアポクリン汗腺が多いため、臭いがしやすくなるのです。

そのため、デオドラント製品は

  • 汗を抑えて皮脂の分泌を減らし(制汗)
  • 臭いの原因となる細菌の繁殖を抑え(殺菌)
  • 発生してしまった臭いを減らす(消臭)

の3つの効果で、気になる体臭・ワキガ臭を抑制します。

デオドラント製品の成分

デオドラント製品に配合されている成分には以下のものがあります。

殺菌成分

臭いのもとを作る細菌の繁殖を抑えます。

代表的な成分

  • イソプロピルメチルフェノール(IPMP)
  • ベンザルコニウム塩化物
  • トリクロサン

制汗成分

制汗剤、または制汗のはたらきをもつ製品には、 収れん作用(毛穴を一時的に引き締める)をもち、発汗量を抑える成分が配合されています。

代表的な成分

  • パラフェノールスルホン酸亜鉛
  • ミョウバン(焼きミョウバン)
  • クロルヒドロキシアルミニウム

消臭成分

発生した臭いの原因物質に結びつき、特有の臭気を消す効果のある成分です。

代表的な成分

  • 酸化マグネシウム
  • 緑茶乾留エキス
  • 緑茶フラボノイド
  • 酸化亜鉛

その他の成分

  • 香料
  • 清涼成分(メントールなど)
  • ベタつき防止成分
  • 低温焼成酸化亜鉛
  • 肌をサラサラにするパウダー

なども配合されます。

 

デオドラント製品の種類

デオドラント製品には、使用シーンに応じた様々な剤型があります。

スプレータイプ

スプレーを吹きかけるだけで広範囲に行き届き、噴射によって爽快感も得ることができるタイプです。

ローションミストやエアゾールタイプがあり、噴射の範囲を調整してワンプッシュでピンポイントに吹き付けるといったことも可能です。

速乾性でベタつかず、脇だけでなく、背中などにも手軽に使えて便利なうえ、直接肌に触れないため、衛生的に使えます。

全身の臭いのケアを手軽に済ませたいときや、汗を拭いた後のリフレッシュができます。

シートタイプ

液体のデオドラント成分を染みこませたシート状のアイテムです。

一枚ずつの使い捨てなので、衛生的で持ち運びに便利なこともあって、売上を伸ばしています。

汗やべたつきが気になるときにさっぱり拭き取ることができ、臭いの発生を抑えてくれます。

汗をかいた後やべたつきが気になるときや、運動後すぐシャワーを浴びられないときに役立ちます。

ロールオンタイプ・ジェルタイプ

ロールオンタイプは容器の先端についているボール状のローラーを、直接肌に当てて回転させながら液体を塗布する製品です。

ジェルタイプは、チューブ容器に入ったジェルを塗り伸ばすタイプです。

どちらも肌への密着度が高く効果は長時間で、伸びのよさも加わるため広範囲に手軽に塗ることができます。

さらっとした使用感や、コンパクトで持ち運びに便利な点が人気です。

脇や首筋などにサッと塗りたいときや、外出先で臭いのケアをしたいときに向いています。

スティックタイプ

固形のデオドラント剤をくり出して、気になる部分に直接塗りこむタイプです。

撥水性が高く、汗に強いため、デオドラント効果が長持ちします。

手を汚さずに使用することができ、汗が気になる部位に液体成分を塗るのに抵抗があるという方向けのアイテムです。

外出先で臭いのケアをしたいときや、なかなか塗り直しができない場合に重宝します。

クリームタイプ

チューブやジャーに入ったクリーム状のデオドラントです。

クリームが肌にしっかり密着して防臭効果が長続きします。

油分が多く含まれるため、汗や摩擦でも比較的落ちにくいことが特徴です。

なかなか塗り直しができないときや、汗をかきやすい日の外出前に使用します。

化粧品OEMでデオドラント製品をつくるポイント

化粧品OEMでデオドラント製品を作るときに注意したい3つのポイントです。

医薬部外品は時間がかかることを理解しておく

医薬部外品は化粧品に比べて、薬事申請などの時間がかかります。

医薬部外品を処方からつくる場合は、医薬部外品の成分としてすでに承認されている場合でも、申請から審査の承認が下りるまでに半年~1年(平均8ヶ月)程度の時間がかかります。

汎用処方ではなく独自処方で作る場合は、販売までのスケジュールに余裕を持っておきましょう。

汎用処方であれば、すでに薬事申請が済んでいるので、一般化粧品と同じスケジュール(打ち合わせから納品まで半年程度)で販売が可能です。

ただし、汎用処方ではテクスチャーやパッケージなどの表面的な部分しか変更できません。

資材の手配を同時並行で遂行する

容器の手配に、発注から3~4ヶ月かかってしまうのが現状のため、容器の選定・発注を早めの段階で済ませておくと、製造がスムーズに進みます。

容器やパッケージにこだわりたい場合は、処方の開発と同時にパッケージデザインの検討も進めていきましょう。

現実に合わせた柔軟な思考を持つ

製品に対するこだわりを持つことで、処方の差別化が生まれ、良い化粧品を開発することができます。

しかし、そのこだわりが必ずしも実現できない場合ももちろんでてきます。

限られた時間と予算のなかで最善の製品づくりをするためには、現実に合わせた柔軟な思考を持ち、こだわりすぎないことも大切です。

まとめ

デオドラント製品は需要も増えており、種類も豊富でOEM製品も増えてきています。

どのような製品にすればいいか悩んだら、実績のあるOEM企業に相談することで、良いアドバイスがもらえます。

この記事を参考にして、素敵なデオドラント製品を作ってください。

執筆者:OEMビジネスドットコム 編集部(株式会社Cogane studio)

OEMビジネスドットコムのコンテンツ作成を担当しています。株式会社Cogane studioでは、化粧品や健康食品ビジネスに関するマッチング、専門的な情報発信を行っています。

 

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