化粧品OEMでマクロニードル製品を作るには?痛くない注射針とは

化粧品OEM 痛くない注射針

化粧品の成分を微小な針状に成型して肌に刺して浸透させる事ができます。

このような化粧品を「マイクロニードル製品」といいます。

痛くない注射針として注目される新しいタイプの剤型で、自社ブランドでも導入してみたいと考えられる方もいらっしゃると思います。

そこでこの記事では、「痛くない注射針・マイクロニードル製品」の特徴と、OEM生産する際のポイントについて解説します。

 

痛くない注射針・マイクロニードルとは

マイクロニードルは、注射に変わる新しい投薬法として開発された技術です。

マイクロニードルの特徴

薬の成分を微小な針状に成型してシート状にしたもので、肌に貼ることにより、その成分が直接体内に届きます。

塗り薬や飲み薬に比べて必要な場所に確実に届くため、薬剤の効果と即効性が高くなります。

医療用をはじめ、美容・化粧品用などを中心に、幅広い範囲への応用が期待される技術です。

とくに、国内のマイクロニードル化粧品市場はここ数年で急激に拡大し、シミやシワに効く有効成分を角層に直接届ける集中ケアパッチの売上は増加しています。

マイクロニードルの効果

化粧品や美容では200μm、医療では800μmなど目的に応じた針の長さや密度で設計できます。

パッチを貼ることにより、パッチ表面のマイクロニードルが肌に刺さって目的の深さへニードルの先が到達します。

マイクロニードルに含まれる薬剤や有効成分が溶け出し、注射のように点ではなく、面で浸透していきます。

効果の範囲や成分の濃度は針の密度やシートの大きさで調整が可能です。

成分を必要な量、必要な場所へ確実に届けることができるため、効果の高いケアが自宅で手軽に行えます。

痛みや安全性は?

マイクロニードルは目に見えないくらい小さな針のため、人間の肌の表面にある痛点(痛みを感じる点)に当たることが少ないので、注射よりも痛みを感じることがなく、出血することもありません。

使い方は、シートを貼るだけです。

シート状のパッチを貼るだけなので、ご自宅でも、職場でも自分で貼って投薬をでき、注射事故の危険もありません。

マイクロニードル技術を応用した化粧品

マイクロニードル化粧品とは、ヒアルロン酸などの美容成分を針状に加工したスキンケア用の美容パッチです。

2008年にコスメディ製薬がマイクロニードル化粧品の商品化を実現、販売を開始しました。

溶解性マイクロニードルパッチの効用

化粧品で用いられるのは主に溶解性マイクロニードルで、パッチを肌に貼り付けると美容成分の針が肌内の水分によって溶け出し、成分が浸透します。

今まで化粧品の有効成分で高分子(分子が大きい)成分は、肌に浸透しづらく、低分子化するといった方法で肌に浸透させやすくしていましたが、肌に浸透させられる量は限界がありました。

マイクロニードルは、塗るだけでは届かなかった美容成分を、的確に浸透させることができる画期的な美容アイテムです。

目元、口元といった気になる部分の集中ケアにより高い効能効果を発揮します。

溶解性ニードルの特徴

溶解性のニードルは大体1時間程度で溶けますが、女性と男性、また年齢によっても溶ける時間は違ってきます。

男性よりも女性、年齢が高い人より若い人の方が、溶けるのが早いことがわかっています。

肌が潤っている状態のほうがニードルの溶解性がよくなるため、化粧水などで肌を潤したあとに使用することが望ましいです。

広告で訴求できる表現

化粧品で使用するマイクロニードルは、医薬品のマイクロニードルほど肌に深く刺さりません。

「刺すヒアルロン酸」「マイクロニードル」と書かれていても、注射のように肌の奥まで「刺す」わけでもないことは製品を見ればわかります。これらは比喩表現なのだと消費者は認識できますので、問題ない可能性が高いようです。

「ヒアルロン酸が浸透する」といった表現も可能ですが、このような表現に関しては「※角質層まで」という注釈を付けることが必要です。

マイクロニードル製品製造のポイント

マイクロニードル製品は、新しいタイプの化粧品で、製品には高い技術や安全管理が要求されます。

最適な針の太さと長さ

必要な成分を適切な場所に着実に浸透させられることが、マイクロニードル化粧品の最大のセールスポイントです。

そのためには、角層にとどまり真皮を傷つけない、かつ十分な浸透性を確保するために、最適な針の長さや、針の密度などの設計が必要です。

製品設計はOEM企業と密に連絡を取り、慎重におこないましょう。

高度な品質管理

成分が肌に刺さる構造になっているため、高度な衛生管理が必要になります。

接触などによる変形を防ぐことも大切で、パッチを取り扱うときにユーザーが形状を崩さずに直感的に取り扱えるようにすることも求められます。

シート状になっているため、空気酸化などによる美容成分の変性が起こらないように、包装にも工夫が必要です。

高精度な製造技術が要求される

製品の形状がマイクロメートル単位で制御できなければならないため、技術力のあるOEM企業に依頼することが必要になってきます。

処方も針状に加工することに適したものでなければなりません。

専用設備や処方など、信頼の置ける実績がある会社に依頼することになります。

化粧品OEMでマイクロニードル製品を作る際の注意点

マイクロニードル化粧品をOEM生産するときの注意点は4つあります。

剤型が特殊で製造コストが高価である

マイクロニードルの美容パッチは、製造コストがどうしても高くなります。

溶解性のマイクロニードルの製造設備や技術は、まだまだ汎用できるものではないからです。

スキンケア効果を高めるために有効成分を使用するため、医薬部外品になることもコストを押し上げます。

集中美容ケア用品は価格が高い化粧品が多く、商品単価を上げることは容易です。

ただし、とにかく作れば売れるというものではありません。

高額化粧品になるため、ブランディングやターゲット層の調査など、しっかりしたマーケティング戦略が必要です。

刺激性のある化粧品である

痛くないとはいえ、使用中に多少は「チクチクする」「ムズムズする」といった、肌刺激を感じるユーザーがいる化粧品である可能性を考えなければなりません。

マイクロニードルは「痛くない注射針」と言われていますが、肌への刺激がまったくないわけではありません。

肌への優しさという点では、同じシート状の商品に比べてやや劣ります。

ただ、「刺激を感じでも効果が高ければ続けて使用したい」というユーザーもいるため、アピール次第ではマイナスを払拭できるでしょう。

小ロット生産が難しい

化粧品は小ロット生産が得意なOEM企業であれば100個から作ることも可能になります。しかし、マイクロニードル化粧品は特殊な設備を使用するため、生産するにはある程度大きなロットで発注する必要があります。

そのため、小さいスケールで始めて徐々にロット数を増やすといったことが難しいので、ある程度予算やスケジュールを大きめに取るなどの注意が必要です。

製造できるOEM企業が少ない

マイクロニードル化粧品は、汎用化粧品にない特殊な製造設備や、高度な品質管理をおこなえる工場を持っている企業でなければ作ることができません。

まだマイクロニードル化粧品を開発・製造できるOEM企業は少ないのが現状です。

まとめ

マイクロニードル化粧品は、新しいタイプの集中ケア用アイテムです。

自社ブランドにも取り入れてみたいと考えられたなら、一度プロに相談してみましょう。

この記事を参考にして、素敵なマイクロニードル化粧品をつくってください。

執筆者:OEMビジネスドットコム 編集部(株式会社Cogane studio)

OEMビジネスドットコムのコンテンツ作成を担当しています。株式会社Cogane studioでは、化粧品や健康食品ビジネスに関するマッチング、専門的な情報発信を行っています。

 

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