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メンズコスメのOEMと市場

メンズコスメ、メイクの化粧品OEM・市場について

メンズコスメのOEMと市場

 

メンズコスメをOEMして売ってみたいけど、やり方がわからない。そのように思っていらっしゃる方はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?

今や女性のみならず男性も化粧品を愛用する方が急増しています。

お店などでメンズコスメコーナーなども見かけるようになりました。

 

そのようなメンズコスメのOEM製造ですが、製造方法の情報が少ないという声が聞こえています。

また、メンズコスメは保湿や洗顔などのスキンケアやヘアケアの商品が多いですが、市場ではどのような変化をしているのでしょうか。

若者のみならず最近は、中年男性からも美意識への関心が高まっています。

メンズコスメはいま男性の間で注目されている市場です。

 

今回は、メンズコスメのOEMの製造方法やメンズコスメ市場について詳しくお話していきたいと思います。

それでは一緒に見て行きましょう。

 

メンズコスメOEMとは?レディースとの違いは?

化粧品を製造会社に委託して製造することを化粧品OEMと言います。

コスメといえば女性が使うものというイメージが強いですが、若者を中心に最近は美容に関心を持っている男性の方も増えているのです。

メンズコスメをOEMをする際には、男性の体質を学び、それにあった成分を配合する商品を作る必要があります。

初めに、男性の肌質を見て行きましょう。

肌トラブルが発生しやすい

スキンケアを徹底的に毎日行っている男性もいればまだまだ意識が低くスキンケアをしない男性も多いのが現状です。

肌トラブルがお手入れ不足により、とても発生しやすいです。紫外線やひげそりによっても肌トラブルが起きやすいです。

女性よりも皮膚が厚い男性。

女性に比べ皮脂分泌が圧倒的に多い傾向にあり、水分量は少ない傾向にあります。だからこそ肌トラブルが起きやすくなるのです。

水分量が多ければ多いほどお肌は潤いを保ちます。

よく化粧品コーナーなどで水分量を測る機会があると思いますが、実際には女性の方が男性と比べて水分量がとても多いのです。

 

メンズコスメOEMの内容について

具体的にどのような種類の化粧品をOEMで製造することができるのでしょうか。

メンズコスメでいま人気の高い商品をご紹介したいと思います。

 

ヘア、スカルプケア

ヘア、スカルプケアの商品は人気の高い化粧品です。男性用シャンプーをドラッグストアなどで見る機会も多くなってきました。

医薬部外品を中心とした頭皮ケア製品、薬用育毛剤、シャンプー、リンスのヘアケア製品があります。

また、男性は中高年になると薄毛に悩む方も多くなってくるので薄毛対策の商品も、いまとても人気が高いです。

 

スタイリング

スタイリング剤は、ヘアスタイルをキープする時に使うメンズコスメで人気の高い商品です。

先程のヘア、スカルプケアにも似ていますが、アイロンをする前に毛が傷むのを防ぐ物だったり、髪型が崩れないように形をキープする商品まで幅広いです。

髪型をワックスなどでかためている男性を見かける機会も多いですね。

容器の形や液体もスタイリング剤は種類が豊富で、それぞれの男性の髪の質に合わせて成分や粘着力などが変わってくるので、癖毛の人やストレートヘアの人などターゲットの髪悩みに合わせて商品の内容を決めると良いでしょう。

 

スキンケア製品

男性向けの化粧水や乳液などのスキンケア商品はとても人気が高いですね。

ドラッグストアだけでなく、デパートのコスメコーナーなどのブランド品でも男性用化粧品を見かけるようになりました。

使い心地はさっぱり、清涼感のあるタイプのものが多いようです。化粧水や乳液の他にも、美容液やフェイスマスクなども販売されているようです。

スキンケア商品も今は種類が増えてきているので、これからも新しい商品がどんどん開発されるでしょう。

 

制汗剤

制汗剤は特に暑い夏に活躍をしてくれる人気の商品です。

臭いやベタつきを解決してくれる、夏には欠かすことのできないアイテムですよね。

スプレータイプやシートタイプなど、種類がたくさんあります。

最近は手につけなくても直接つける事ができるローラータイプなども見かけます。

 

ボディケア用品

古い角質を取ってくれる商品、ボディーシャンプーやボディーミルクなどいろいろな製品があります。

特に冬の乾燥の時期には、ボディークリームなどが人気です。

 

メンズコスメの市場規模の状況について

日本のメンズコスメの市場規模はどうなっているのでしょうか?

商品を製造するには、市場規模で人気がどのように高いのか知る必要があります。

 

結論を言うと、メンズコスメの市場は日本では成長しています。

株式会社インテージの調査によると、2016年からの5年間で日本のメンズコスメの市場は111%に成長。

前年比(2020年との比較)104%と、高くなっていることがわかりますね。

特に、基礎化粧品は前年比107%と、女性を含む化粧品市場全体の状況とは裏腹に大幅に拡大しました。

一方で外に出る機会が減ったことによりシェービングは前年比93%と落ち込んでしまいました。

 

ですが日本のメンズコスメは、年々急増しているのは確かです。

メンズコスメを使っている男性は、多くなっているのですね。

これからもどんどんメンズコスメの需要は増えていくことでしょう。

出典:https://www.intage.co.jp/news_events/news/2021/20210422.html

 

メンズコスメOEM商品の製造の流れ

メンズコスメOEMが完成するまでの流れを紹介したいと思います。

 

①OEM会社に提案する

どのようなメンズコスメ商品を作りたいのかOEM会社へ提案を出します。

化粧品にどのような成分が入っているのか、使用感はどんな感じか、香りはどのような匂いにするのか、細かく決める項目があります。

どのような効果を化粧品の使用で出したいかにより、化粧品の成分は大きく変わります。

お客様に買いたい!と思ってもらうために容器のデザインや塗り心地もとても大切です。

 

②試作品を製造して、評価をする

OEM会社と話し合い、お互いに決めた内容を元に、原料を選びます。

話し合いの内容を元に試験を繰り返し行い、試作品を完成させます。

完成した試作品をクライアントが気に入らなかった場合は、もう一度試作品を作り直します。

試作品を納得いくまで製造を繰り替えし、実際に試作品を使ってもらって使用感が良いか確かめます。

クライアントからの合意が得られれば次の段階へ進みます。

 

③見積もりの確定・発注

試作品の製造が終わったあとは、見積りを正式に出します。

見積を出す前にクライアントは、どのくらいの商品を製造するのか決めておく必要があります。

最初はどのくらいの量を販売するのか、在庫の余りなどが多くならないように細かく決めていきます。

 

④商品の製造

いよいよ商品の製造が始まります。

製造はクライアントと商品の納期を決め、製造を行って行きます。

品質に問題がないか、製造後は厳しいチェックが行われます。

その後は、薬事法等の法律に沿った手続き、納品の手続きを行います。

 

まとめ

今回は、メンズコスメのOEMについてまとめて解説をしました。

メンズコスメのOEMを始める時には、男性の体質や市場について、事前に調べなければいけない情報がたくさんあります。ぜひ、この記事を参考にしてくださいね。

 


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