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ファンデーション・フェイスパウダー・化粧下地の化粧品OEM

ファンデーション・フェイスパウダー・化粧下地を化粧品OEMで作る方法

ファンデーション・フェイスパウダー・化粧下地の化粧品OEM

 

自社ブランドでファンデーション・フェイスパウダー・化粧下地のベースメイク製品を新たに製造したいと思ってもわからないことばかりですよね。

ベースメイク製品といっても種類は多く、それぞれに特徴があって製造方法も異なります。

本記事では、ファンデーション・フェイスパウダー・化粧下地を化粧品OEMではじめて検討している方に向けて、ベースメイク製品の種類や特徴、OEMで作るポイントについて説明します。

 

化粧品OEMで作ることのできるファンデーション・フェイスパウダー・化粧下地の種類

化粧品OEMで作ることのできるファンデーション・フェイスパウダー・化粧下地の種類やそれぞれの特徴を紹介します。

 

化粧下地

化粧下地はファンデーションの前に使用することで、きれいな肌を長持ちさせます。

 

化粧下地は大きく分けて4つあります。

それぞれの特徴について説明します。

 

リキッドタイプ

リキッドタイプは乳液のように柔らかいゆるいテクスチャーでサラッとした使い心地。

肌馴染みがよく、汗や皮脂に強いものが多いのでくずれにくく、汗をかきやすい時期の下地にぴったりです。

 

クリームタイプ

クリームタイプはリキッドタイプよりも濃厚で、しっかりとしたテクスチャーです。

保湿力が高く、乾燥が気になる秋冬シーズンにおすすめ。

カバー力が高いですが、多くつけすぎてしまうと厚塗り感がでてしまいます。

 

ジェルタイプ

ジェルタイプはみずみずしく、化粧水をつけているような軽い着け心地。

肌馴染みがいいですが薄付きのため、カバー力は低く、厚塗り感のないナチュラルな仕上がりになります。

 

ムースタイプ

ふわっと軽い着け心地でキメの整った肌に仕上げてくれます。

サラサラとした感触でメイクが崩れにくく、少量で伸びるので肌への負担がかかりません。

 

ファンデーション

ファンデーションはベースメイクの基礎となり、油分が多いほどカバー力が高く、肌色をキレイに見せ、シミや毛穴などをカバーする効果があります。

 

ファンデーションは大きく分けて4つあります。

それぞれの特徴について説明します。

 

リキッドファンデーション

リキッドファンデーションはファンデーションの中で1番水分量が多く、ナチュラルな仕上がりにすることができます。

カバー力は低く、肌の色むらをカバーする程度なのでナチュラルな仕上がりになります。

 

パウダーファンデーション

パウダーファンデーションはカバー力が高く、赤みやテカリを隠しマットな仕上がりになります。

乾燥肌の方は、粉の吹いた状態や、ひび割れ状態になってしまうのがデメリットです。

 

クリームファンデーション

クリームファンデーションは高いカバー力と保湿力があり、時間が経っても乾燥しません。

クリームファンデーションとコンシーラーは同じで、細かな部分に塗りやすくしたものをコンシーラーと呼んでいます。

 

クッションファンデーション

クッションファンデーションはしっかりカバーをしつつ、水分量が多いため自然なツヤ肌にしてくれます。

パフで肌につけるため塗りやすく、手を汚す心配がありません。

 

フェイスパウダー

ベースメイクの最後に使用する仕上げ用のパウダーです。

サラリとした使い心地で皮脂や汗を抑えて、ヨレや化粧崩れを予防します。

ファンデーションに比べてナチュラルな仕上がりに。

ファンデーションにはルースパウダー、プレストパウダーの2種類があります。

 

ルースパウダー

粉タイプでケースの中にサラサラなパウダーが入っています。

薄付きでふんわり優しい仕上がりに。

 

プレストパウダー

ルースパウダーを圧縮して固め、固形にしたタイプです。

しっかり塗ることができるので、きちんとした雰囲気になります。

 

OEMで製造するプロセス

ファンデーション・フェイスパウダー・化粧下地のOEM生産は、以下のステップで行います。

 

①打ち合せ

作りたいファンデーション・フェイスパウダー・化粧下地のイメージや種類を決め、処方をすり合わせていきます。

 

②試作品の提出

打合せを元に要望・コンセプトに沿った試作品の製造。

さらにテストしながら改良しイメージに近付けていきます。

 

③製品仕様の検討

容器の形状や箱の有無など、どのような包装形態にするのかを考えます。

 

④製品処方の決定

化粧品の処方と製品仕様が決まったら、見積もりの作成をします。

 

⑤契約

見積もりの合意が得られたら、発注となります。

希望納期に合わせて原料の手配、調整を行います。

 

⑥製造・生産

実際に商品を製造していきます。

 

⑦納品

完成した商品が届きます。

 

それぞれの段階で密にコミュニケーションを取ることで、納得のいくオリジナル製品ができあがります。

オリジナル製品の企画から納品されるまで約6ヶ月かかります。

企画や開発に3ヶ月、製造に3ヶ月かかると考えると、1つのオリジナル製品を開発するにあたり、約半年ほどかかり、見積もり決定後も原料の調達や、処方、容器の安定性の試験などさまざまな準備が必要になってきます。

全てがスムーズに進むとは限りませんので、トラブルや予想外のできごとに備えて余裕を持ったスケジュールを組み立てましょう。

 

OEM会社を選ぶポイント

OEM会社を選ぶ際にまず最初にすべきことは、製造先を決めるためにさまざまなOEM会社にアプローチすることです。

OEM会社によって、得意分野や実績が異なるため事前にリサーチをしたり、展示会に参加することをおすすめします。

希望に合うオリジナル製品を製造できるかどうかはOEM会社にかかっているため、重要なポイントです。

信頼できるOEM会社を選びましょう。

 

オリジナル製品の種類やコンセプトを明確にする

ベースメイク製品は非常に多く、ただ作るだけでは競合製品に埋もれてしまいます。

コンセプトなどを明確にして、OEM会社に伝えましょう。

また、パッケージデザインは商品の見栄えや売上に大きく影響します。

セールスポイント、マーケティングもしっかりと考え、オリジナル製品のアピールポイントや消費者の求めているものを処方に落とし込む必要があります。

オリジナル製品の種類やコンセプトを明確にし、OEM会社にしっかり伝えることが大切です。

適切なロット数の設定

初めてのOEMは販売予測が立てにくいため、基本は小ロットからのスタートになります。

しかしロット数があまり小さいと割高になってしまい、利益が出にくくなってしまいます。

製造コストと販売価格をよく考えて、適切なロット数を設定することが大切です。

実績のあるOEM会社を選ぶ

作りたい製品の実績のある企業を選ぶことで、選択できる原料が豊富だったり、コストを抑えられたり、マーケティングのアドバイスを受けられるというメリットがあります。

OEM会社を選ぶ際には、作りたい製品の製造実績について詳しく調べましょう。

 

まとめ

ベースメイク製品は種類が多く、それぞれの特徴も大きく異なります。

ファンデーション・フェイスパウダー・化粧下地のOEM製造でのポイントは、作りたい製品のコンセプトを明確にする、適切なロット数の設定をする、実績のあるOEM会社を選ぶということが大切です。

OEM会社は事業を共に成功させるための「パートナー」という考えを持って付き合っていきましょう。

本記事では、ファンデーション・フェイスパウダー・化粧下地を作りたいと考えている方に向けて、ベースメイク製品の種類と特徴、化粧品OEMで作る際のポイントを紹介させていただきました。

ぜひ参考にしていただきながら、素敵なファンデーション・フェイスパウダー・化粧下地を作ってくださいね。

 


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