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化粧品OEMの化粧品原料

化粧品OEM 化粧品原料について

化粧品OEMの化粧品原料

 

オリジナルブランドの化粧品をOEMで作ろうと思ったときに、どのような原料を使うかを考えなければなりません。

特にオリジナリティーを出すための「独自成分」となると、化粧品に配合しても大丈夫なのか疑問を持たれるはずです。

そこでこの記事では、初めて化粧品OEMを検討されている方に向けて、化粧品原料について解説します。

 

化粧品OEMで使われる化粧品原料、医薬品との違い

化粧品と医薬品の違いはその効果を強く求められるかどうかです。

効果を強く求められる医薬品はその原料にも厳しい規制がありますが、化粧品には基準を満たした原料であれば厳しい制限はありません。

医薬品は病気の症状緩和や治療に使われるもので、「薬効」を出すための有効成分が必ず入っています。

製造・販売には厚生労働省の個別認可が必要で、認可を受けた原料しか使うことができません。

化粧品は良い状態を保つか、より良い状態に導くもので「効能・効果」が求められますが、「薬効」はいりません。

製造・販売は届出のみでできるので、化粧品原料は一部を除いて制限がないところが違います。

制限がないといっても、化粧品は保管環境、使用期間、用法や容量が厳密にコントロールされていないので、変臭や変色、変質しないような高い安定性が求められます。

人に肌に直接触れるものですから、刺激や毒性やなどの安全性試験がしっかり行われていて、合格した原料でなければ使用できません。

 

化粧品OEMで使われる化粧品原料の種類

化粧品原料には成分の役割や性質によって大きく3種類に分けられます。

 

基本成分

化粧品の土台となる成分で、性質によって4つに分けられます。

  • 水溶性成分:水に溶ける成分
  • 油性成分:油に溶ける成分
  • 界面活性剤:乳化や洗浄などに使われる成分
  • 粉体:色や質感をつくる成分

 

添加成分

添加成分は化粧品に色や香りをつけたり、つけ心地を良くしたり、化粧品の性能を担う成分です。

  • 香料
  • 着色剤
  • 機能性成分
  • 品質保持成分

 

品質保持成分

化粧品の寝室を安定させたり、保存性を高めたりする成分です。

  • 増粘剤
  • pH調整剤
  • キレート剤
  • 酸化防止剤
  • 防腐剤

 

化粧品原料の安全性、法規制と表示

化粧品に配合できる成分の基準は法律で定められています。この成分についての法律は「化粧品基準」といい、厚生労働省のホームページで確認することができます。

 

厚生労働省 化粧品・医薬部外品等ホームページ

化粧品基準(厚生労働省HP)

 

ポジティブリストとネガティブリスト

配合したい化粧品の種類によっては規制されているものがあります。

配合していい化粧品原料名と使用方法・使用部位別の最大配合量が記載されている「ポジティブリスト」と、配合してはいけない成分の配合制限を定めた「ネガティブリスト」があります。

 

防腐剤、紫外線吸収剤及びタール色素

防腐剤、紫外線吸収剤及びタール色素を配合したいと考える場合、政府が指定する成分であれば配合することができます。

防腐剤、紫外線吸収剤及びタール色素を対象とした配合可能な成分の一覧は、化粧品基準の「別表第3」と「別表第4」に記載されています。

この表の別称が「ポジティブリスト」です。

 

防腐剤、紫外線吸収剤及びタール色素『以外』の成分

配合を禁じる成分の一覧が「ネガティブリスト」と呼ばれるものです。

  • すべての化粧品に配合が禁止されている成分
  • 化粧品に配合可能ではあるが量は制限される成分
  • 化粧品の種類や目的によって制限される成分

があり、化粧品基準の「別表第1」と「別表第2」に記載されています。

この表の別称が「ネガティブリスト」です。

 

成分表示

化粧品には配合する成分すべてを表示することが義務付けられています。

全成分表示は、肌トラブルが生じた場合に原因の究明や対処の手がかりになる重要な規制となります。

ここで注意したいのは、化粧品表示名称は化学物質名・薬事名称と異なることがあることです。

また、同一名称で性能が異なることもあり、どのようなものかを判断するのが難しいものもあるので注意しましょう。

成分は配合量が多いものから順に記載していき、配合量が1%以下のものは順不同で表示できます。

 

化粧品OEMで使用する化粧品原料に求められること

化粧品原料に求められることは安全性だけではありません。ほかにもさまざまな機能を求められ、環境への配慮など社会的な制限が設けられます。

 

重要性を増す効能・効果

化粧品には「皮膚の水分、油分を補い保つ」「日やけによるシミ、ソバカスを防ぐ」などのほか、最近になって「乾燥による小ジワを目立たなくする」が加わり、56の効能・効果が認められています。

効能や効果は消費者が商品を選ぶ大事な基準です。自社ブランドの訴求性にも大きく影響します。

この嗜好性に大きく影響するのが、水、油、界面活性剤のベース成分以外に加えられる機能性成分や香料などです。

特に基礎化粧品では、医薬部外品といって通常の化粧品より高い効果を訴求することもあります。

いろいろな機能を持った化粧品原料を使うことで、他社ブランドとの差別化を図ります。

 

地球環境への配慮

化粧品には求められる機能を生み出すために、多種多様な原料が用いられています。

しかし、今後はグローバル化やSDGsなどの影響で地球環境への配慮なども必要になってくるため、原料選びはより慎重になっていく必要があります。

例えば、自然由来の原料は天候の影響を受けるため、異常気象の多い昨今では供給に不安があるほか、広大な農場が必要となることから環境破壊につながると懸念されています。

これまでは洗顔料やスクラブなどにマイクロプラスチックが用いられていましたが、海洋環境に悪影響を及ぼすとされ、業界基準で使用禁止になりました。

化粧品は商品の処方だけでなく、原料にも工夫が必要になってきています。

 

化粧品OEMで独自成分を持ち込むときのポイント

化粧品OEMで独自成分を配合するとオリジナリティーを出せますよね。

地元の特産品の成分を配合したり、温泉を使ったりした化粧品は数多くあります。

しかし、このような成分の持ち込みによるOEM生産に際しては、注意すべきポイントがあります。

 

化粧品に配合できる成分か

化粧品に使う原料は、粧品基準を満たしていればどのような成分でも使うことができます。

しかし、何でもいいとはいきません。

化粧品に配合したときに性能をきちんと発揮でき、化粧品の品質や安定性を損なわない成分でなければなりません。

 

消費者に対して訴求性があるか

成分を配合したときに消費者がメリットを感じられる、入れる価値のある成分であることが重要です。

あえて入れる以上、ブランド価値を生み出せる成分であるかよく検討しましょう。

 

安全性の証明ができるか

OEMに使って欲しい成分を持ち込む場合には、その安全性を書類で証明しなければなりません。証明書類には

  • 成分分析試験成績書
  • 製品規格書
  • SDS (Safety Data Sheet:安全性データシート)
  • 化粧品表示名称資料

が使われます。

この書類を用意するのは持ち込みをする側ですが、分からない場合はあらかじめ化粧品OEM企業に成分の持ち込みについて相談しましょう。

これらの資料をもとにOEM企業が原料を検査して、化粧品に配合して問題ないか判断します。

 

まとめ

化粧品原料は「化粧品基準」と安全性を満たしていれば、どのような成分でも配合することができます。

しかし、法的基準の確認や安全性の証明は、知識とコストが掛かり大変です。

化粧品原料についてはプロに確認してもらうのが一番でしょう。

この記事を参考にして、素敵なオリジナルブランドの化粧品を作ってくださいね。

 


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