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メークアップ製品の化粧品OEM

メークアップ製品を化粧品OEMで作る方法

メークアップ製品の化粧品OEM

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自社ブランドのメークアップ化粧品を新たに製造したいと思ってもわからないことばかりですよね。

一口にメークアップ化粧品といっても種類はたくさんあって、それぞれに特徴があり処方や製造法も異なります。

そこで本記事では、メークアップ製品のOEMを初めて検討している方に向けて、メークアップ製品の役割や種類、OEMで作る方法やポイントについて説明します。

 

メークアップ、メーキャップ化粧品とは

ひと口に「メイクアップ化粧品」と言っても、下表のようにその種類はたくさんあります。基礎化粧品と比べて、容器や中身の剤形も多岐に渡ります。それに伴い、製法が異なり、必要な設備も異なります。すなわち、製造対応可能な化粧品製造会社もアイテムごとに変わってきます。

メークアップ化粧品には大きく分けて、「ベースメーク」と「ポイントメーク」があります。ベースメークは化粧下地やファンデーションなどで、メークの土台となります。ポイントメークはアイメークや口紅など、目元、口元など部分的に使うものです。

化粧下地(メークアップベース)

化粧下地はファンデーションの前に塗ることにより、含まれる油性成分がパウダータイプのファンデーションのつきと伸びを良くして化粧持ちを良くします。

リキッドタイプとクリームタイプがあり、リキッドタイプはサラッとしていて伸びがよく、ベタつきを感じにくいので、夏場に好まれます。

クリームタイプは油分の配合量が多く、カバー力も高いのが特徴です。

油性成分が主体ですが、他にも皮膚の凹凸補正に粉体高分子や無機高分子を配合して肌をなめらかにしたり、紫外線散乱剤も配合して紫外線防御効果を追加したりします。

美白ケアや肌色補正機能などをもたせることもあります。

ファンデーション

ファンデーションはシミ・ソバカスなどの欠点を隠して肌を美しく見せる効果と、紫外線や乾燥などから肌を守る効果があります。

肌の色を好みの色に変え、肌にハリとツヤ、透明感を与える働きもします。

パウダータイプ、クリームタイプ、リキッド(液状)タイプ、クッションタイプの4種類に分けられ、使う人の肌質や季節によって使い分けるものです。

ファンデーションは粉体成分、色材(色味をもたせるもので顔料やパール剤など)、基材(油性成分や保湿成分、成分を均一に分散させる界面活性剤など)で構成されています。

おしろい(白粉・フェースパウダー)

おしろい(白粉)はフェースパウダーともいい、油分が含まれないのでさらっとした軽いつけ心地です。

皮脂やファンデーションの余分な油を吸収して、テカリを抑えなめらかで自然な肌を作ります。

また、化粧崩れ防止や、簡単な化粧直しにも用いられます。

剤型はルースパウダー(サラサラの粉状)とプレストパウダー(圧縮した固形状)の2種類です。

タルクを主体として、白色顔料や着色顔料を配合して作られます。

アイメークアップ

目元を美しく印象的に彩るために使われる化粧品です。

  • アイシャドウ
  • アイライナー
  • マスカラ
  • アイブロウ(眉墨)

の4種類が主に使用されます。

アイシャドウ、アイライナー、マスカラは涙によって崩れないことが求められるため、ウォータープルーフという耐水効果を与えるのが一般的です。

アイシャドウはパウダータイプやクリームタイプが好まれます。

アイライナーは繊細な化粧を施すためにペンシル、クリームなどにします。

粉体ベースに着色顔料を混合し、油性成分に分散させて製造されます。

アイメークはポイントメークの中でも特にカラーバリエーションが多く、剤型もさまざまです。

口紅(リップカラー・リップスティック)

口紅は唇に色を付け、輝きや艶を与えて魅力的な外観にするために使われるものです。

経時変化したり、接触したものに移ったり、色落ちしないことが求められています。

スティック状になっているのが一般的です。

油性成分の固形状のワックス、オイル、ペースト状成分が基材となり、色や輝きを出すために有機合成色素、無機顔料、パール剤、天然色素を配合します。

頬紅(チークカラー・ブラッシャー)

頬に陰影をつけたり、顔の血色をよく見せたりするためのポイントメーク化粧品です。

パウダーチーク、クリームチーク、リキッドチークの3種類があります。

パウダーチークはルースパウダー(サラサラの粉状)とプレストパウダー(圧縮した固形状)の2種類です。

成分はファンデーションとほぼ同じですが、メークのイメージに合わせて多様な色やトーンを出すために、さまざまな色材が使われます。

ネイルエナメル(マニキュア)

ネイルエナメル(マニキュア)は、爪に光沢と彩りを与え、爪を保護する役割があります。

  • ベースコート
  • トップコート
  • ネイルエナメルリムバー

の3種類があります。

ベースコートは、爪との密着性を高める役割があります。

トップコートは、塗布することによりエナメルのもちをよくして光沢をもたせます。

ネイルエナメルリムバーは、いわゆるマニキュア落としで、塗布したベースコートやトップコートを落とします。

成分は色材、可塑剤、揮発性溶剤、皮膜形成高分子です。

皮膜形成高分子はニトロセルロースやアルキド樹脂が使われます。

 

メークアップ化粧品をOEMで作るポイント

メークアップ製品をOEMで作るときに押さえておきたいポイントが4つあります。

製品の種類やコンセプトを明確にする

化粧品のブランドは新規の参入も非常に多く、ただ作るだけでは競合製品に埋もれてしまいます。

マーケティングを含めて、製品のアピールポイントや想定するユーザーへの訴求をしっかり処方に落とし込むことが必要になります。

実績のある企業を選ぶ

メークアップ製品は処方によって発色や使い心地が大きく変わります。

実績のある企業を選ぶことで、処方のバリエーションが多かったり、コストを抑えることができたり、企画やマーケティングの助言が受けられたりします。

OEM先を選ぶ際には、実績について詳しく調査しましょう。

必要なステップを把握する

化粧品のOEM生産は以下のステップで行ないます。それぞれの段階で密にコミュニケーションを取ることで、納得のいく製品ができあがります。

  1. 打ち合わせ
  2. 試作品の提出
  3. お見積り提出
  4. ご発注
  5. 製造・納品

打ち合わせでは作りたいメークアップ製品のイメージや種類を決め、処方をすり合わせます。

それから試作品の提出とフィードバックが繰り返されて、製品の処方が決定します。

処方が確定したら見積もりを提出し、合意が得られたら発注となります。

発注を受けて製造が開始され、製品が納品されます。

スケジュールは余裕を持つ

一般的に最初の打ち合わせから製品が納品されるまでに半年ほどかかります。

特に初めてのOEMだと分からないことも多く、スムーズに製造までいかない可能性もあります。

途中で変更が生じてしまうと期間は更に延びてしまうので、余裕を持ったスケジュールにしましょう。

小ロットではなく経済ロットで作る

売れるかどうかわからない初回の製造は小ロットで作りがちですが、小ロットだと逆にコストが高くなっていしまうことがあります。

そこで、一定のロット数にして原価を押さえ、利益の出る経済ロットで作ることをおすすめしています。

処方する内容で経済ロットは変動しますので、打ち合わせの段階でコストも含めてしっかり検討しましょう。

 

メイクアップの化粧品開発とスキンケアの違い

■「色」がある
基礎化粧品の構成要素は、使用感(テクスチャー)、コンセプト(美白、保湿、エイジング等)とに大きく分けられます。使用感にはベース・剤形が大きく影響を与え、例えば美白のようなコンセプトには美容成分等の配合成分が影響します。これと比べてメイクアップ化粧品の構成要素は、基礎化粧品と同様に、「使用感(テクスチャー)」、「コンセプト(無添加等)」に加えて「色」があります。構成要素に「色」があるメイクアップ化粧品は、開発や製造工程がスキンケア化粧品よりも複雑になる傾向があります。

メイクとスキンケアの違い

■使う原料が違うために必要な開発技術も全く異なる
化粧品の原料はざっくりと、

(1)水溶性原料 ※水
(2)油溶性原料 ※油
(3)粉体原料 ※粉

に分類できます。これらを混ぜ合わせて色々な化粧品が完成します。
※(注)全ての化粧品原料が(1)~(3)に分類できるわけではありません。

このうち、(1)の水溶性原料と(2)の油溶性原料は、基礎化粧品(スキンケア)にもメイクアップ化粧品にも使われます。ところが、(3)の粉体原料はメイクアップ化粧品にしか使われません。なぜかというと、(3)の粉体原料の多くは、メイクアップ化粧品に色を付ける顔料やUV(紫外線)を防ぐための紫外線散乱剤と呼ばれる原料だからです。

この粉体原料、すなわち粉の原料が、メイクアップ化粧品の開発技術において重要な要素となります。メイクアップ化粧品の色を均一にしたり、紫外線をムラなく防いだりと、粉を油や水と均一に混ぜる(分散させる)ことが必要になってくるのです。この技術を「分散技術」と言います。

メイクアップ化粧品の開発には、基礎化粧品(スキンケア)の開発ではあまり使うことがない粉体原料を使用するため、分散技術という基礎化粧品の開発では求められない異なる技術が必要になってきます。従って、メイクアップ化粧品製造対応するためには専門の技術者がいる必要があります。

 

■顔料などの成分について
顔料は水にも油にも溶けないパウダー状の物質を指します。顔料はメイクにとって欠かせない原料です。メイクで使用する主な顔料の種類は以下の通りです。

【1】有機顔料…主に有機物(炭化水素)から構成されているもの
(例)プラスティックパウダー・シルクパウダー・ナイロンパウダーなど
【2】無機顔料…主に無機物(ミネラル)から構成されているもの
(1)体質顔料…白色でメイクのベースになる原料 (例)タルク・セリサイト・酸化亜鉛・酸化チタン・シリカなど
(2)有色顔料…メイクの色をつける原料 (例)酸化鉄など
(3)パール顔料…パール感やツヤを出す原料 (例)マイカ・酸化チタンなど

 

■不人気原料について。タール系色素やタルクなどはなぜ入れる?
タール系色素やタルクが不人気なのは過去に精製度の悪かった原料が肌に刺激を与えてしまった為です。現在日本で使用されている原料は精製度も高く問題はありません。実際、非常に検査体制が厳しい日本の大手メーカーでも上記の原料は積極的に使用されています。

原料としてはタール系色素は他には無い鮮やかな発色で溶解しやすく、またタルクは感触が良く安価である為、化粧品製造メーカーではとても使いやすい原料であると言えるでしょう。

メイクアップのロットの仕組みと考え方

メイクアップの種類

 

最低ロットは化粧品OEMメーカーの製造機械や容器のロットによって変わります。製造機械にはバルクの最低製造量がありますので、商品の容量が少なければ必然的に商品のろっとは大きくなります。

さらに大きい製造機械を使用しているOEMメーカーほど最低製造量と最低ロットが大きくなる傾向があります。また見積もりの算出には商品の最低ロットだけではなく、経済ロットを考えることも重要です

例えばOEMメーカーで日産2000個の商品が生産できる場合、4000個はちょうど2日分の工賃ですが3000個だと1.5日分とはならずに2日分の工賃で換算される場合も多いのです。メイクアップ化粧品の製造・充填には前準備と作業終了後の機器洗浄などにかなりの時間を要するために1日の生産数量が少なくても多くても基本的には作業工程は同じです。

また、容器に関しては容器の種類や印刷・着色等のデザインの内容によって最低ロットが異なります。OEMメーカーの製造最低ロットよりも容器の最低ロットの方が多い事はよくある話です。

要するにオリジナル商品として作ることができる反面、OEMメーカーの経済ロットとデザインに合わせた容器の最低ロットの両方を加味した商品作りが必要になってくるのです。

 

ラインに追加するメリット

メイクアップ化粧品を商品ランナップに追加するメリットは何といっても既存の基礎化粧品の顧客を、メイクアップ化粧品の顧客にできる事です。

特に基礎化粧品の商品コンセプトが「無添加」「特許美肌成分配合」のようにメイク品にも流用しやすいコンセプトの場合、顧客の育成が容易で、顧客の囲い込みが期待できます。客単価が上がり売上が増加、新規獲得コストを抑えられ、利益の増加が期待できます。

メイクアップ化粧品の追加が既存商品の売上に悪影響を与えない事もメリットです。基礎化粧品のラインナップに基礎化粧品を追加する場合、アイテムの種類によっては既存商品と新商品が顧客を奪い合ってしまい、トータルの売上があまり伸びない事があります。基礎化粧品の顧客がメイクアップ品に流れてしまい、売上が落ちる事は殆どありません。

また、メイクアップ品の認知度が上がると、メイクアップ品の新規顧客が基礎化粧品に流れる相乗効果も生まれます。

メイクアップ品は基礎化粧品に比べると、色の配置、発色、持続性など商品の機能性が販売数に影響しやすいアイテムです。顧客のニーズがつかみやすく、商品企画は基礎化粧品に比べるとシンプルになります。

反面、顧客のニーズに応える事ができる商品が作れるか? が重要で発色や持続性などの色もの独特の要素がダイレクトに評価されます。また、基礎化粧品に比べ美容法や美容理論などで商品をサポートすることが難しいジャンルでもあります。

デメリット

基礎化粧品に比べると1商品の内容量が小さいためどうしても最小製造ロットが大きくなります。1カテゴリーで複数のカラーを用意しなければならないため、生産量や在庫量も大きくなります。

カラーは流行り廃りが激しく、年毎にカラーラインナップを見直さなければなりません。その際に不人気色は売り切る事が難しく、廃棄せざる得ない場合もあります。

纏めますと、メイクアップ品を商品ラインナップに追加する事は「売上・利益の向上」、「基礎化粧品の売上に悪影響を与えない」、「基礎化粧品との相乗効果で新規顧客を獲得できる」などの様々なメリットがあります。

発色、持続性など顧客のニーズに応える商品が作れるか? 多数のカラーラインナップを揃える事ができるか? などOEM製造会社の経験と技術力や販売メーカーの企画力と資金力が成功の要になります。

メイクアップの開発の流れ

 

メイク品の試作のポイントは

「(1)色・(2)テクスチャー・(3)ノビ・(4)カバー力・(5)透明感・(6)肌の付き・(7)SPF値」。受託メーカーに依頼する場合は上記のポイントごとに要望を伝えると試作しやすくなる。

・試作ポイントは言葉ではなく、実際にベンチマークを用意した方がイメージのすり合わせが早い。(特にバルク色の試作に必要)

・バルクの配合希望成分や配合NG成分は試作依頼時に提示する。

 

・試作品は上記の試作ポイントの他、お顔に塗付して仕上がりを確認する。また1日継続的に使用して時間経過後の色の変化や肌の影響も確認する。
※色調も一度に3段階ぐらい提出すると評価し易い

・改良の依頼は「もうちょっと」等の抽象的な文言を使用せずに、「1トーンUP」や「120%UP」などの 具体的な数値を使って指示するとイメージが伝わりやすい。

・試作品は時間経過で変化するので、「分離等のバルク安定性」・「バルクの変色や褪色」・「バルクの異臭の有無」等を継続的に確認する必要がある。

・(特にファンデーションは)試作品が肌の色と合わない場合もあるので、複数色の依頼をし、複数のモニタリングで偏らない評価をする。

・気候や体調により肌の状態はいつも変化しています。よって色の発色も変わってきますので、それを考慮したモニタリングをする。

・試作品はその前に使用する化粧品(例えばファンデーションならば化粧下地)に影響を受ける事を考慮しなければならない。

~処方決定の前は~
・受託メーカーに以下のバルクの試験結果を確認する。 (1)安定性試験・(2)耐熱試験・(3)耐寒試験・(4)耐光試験・(5)抗菌性試験・(6)チャレンジテスト・(7)パッチテスト ・受託メーカーの充填テストでバルクと本容器の相性や容量を確認する。 ・決定処方の全成分表で配合希望成分や配合NG成分の有無を確認する。

~処方決定の後は~
・決定処方は試作品のtest番号で受託メーカーと確認する。 ・決定した試作品は直射日光の当たらない場所で常温管理し、本品生産時の確認用として大切に保管する。

 

まとめ

メークアップ化粧品は種類も多く、剤型も多彩です。

この記事では、メークアップ製品を作りたいと考えている方に向けて、化粧品の種類とOEMで作る際のポイントをご紹介させていただきました。

ぜひ参考にしていただき、素敵なメークアップ化粧品を作ってくださいね。


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