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ボディソープの化粧品OEM

ボディソープをOEMで作る方法を解説

ボディソープの化粧品OEM

 

ボディケア・ボディソープ製品は、はじめてOEM生産で自社ブランド製品を作ろうとする方にはおすすめの製品です。

しかし、初めてのOEMでは種類や製造コストなどわからないことばかりで、大手も参入する市場でどのように製品を展開するか悩んでしまいますね。

そこで本記事では、ボディケア・ボディソープ製品のOEMを初めて検討している方に向けて、ボディケア・ボディソープ製品の種類と、OEMで作る方法やポイントについて説明します。

 

OEMで作ることができるボディケア・ボディソープ製品

ボディケア製品の中でもOEM生産しやすいものは、ボディソープとシャワージェルの洗浄料です。

この2種類の製品の特徴について詳しく説明します。

ボディソープ

ボディソープは入浴時に使う液状石鹸で、ボディウォッシュともいいます。

多くは合成の界面活性剤を主成分としていて、洗浄力が高いのが特徴です。

ディスペンサータイプの容器が主流で、ワンプッシュで簡単にボトルから液体を出す事ができるため、近年は石鹸よりも選ばれています。

保湿剤が入っているものはしっとり仕上がりになり、香料が入っているものは香りが長続きします。

近年では、洗浄力が強いものよりも洗い心地の良いものが求められ、洗浄成分も天然成分やアミノ酸主体のものが出てきています。

シャワージェル

シャワージェルも入浴時に使う液状石鹸ですが、ボディソープがとろりとした液体であるのに対して、ジェル状になっています。バスジェルともいいます。

ボディソープとの大きな違いは、石鹸と入浴剤の2種類の使い方ができることです。

そのまま体を洗浄することも出来ますが、浴槽に入れて泡立てることにより泡風呂ができます。

そのため、洗浄力はマイルドで、洗浄成分も天然成分やアミノ酸主体です。

成分の原価が高くなり、泡風呂にするために購入する方も多いことから、高級感を重視していて色や香りも重要な要素になります。

パッケージやテクスチャの色、香りの違いをだして、オシャレ感をだしたものが多いです。

 

ボディケア・ボディソープ製品をOEM生産するときのポイント

ボディケア・ボディソープ製品は、大手をはじめ数多くのブランドが参入していて、どのように差別化するかがポイントになってきます。

ここでは消費者の商品選びの傾向やボトル容器まで、化粧品OEMで生産するときのポイントとなる要素3つをお伝えします。

ボディケア・ボディソープ製品に求められる機能

ボディケア・ボディソープ製品は、基本の洗浄力に加えて洗い上がりの肌の質感や保湿性などの機能、バスタイムを楽しむための香りといった様々な機能が求められます。

また天然成分やオーガニック製品など肌への優しさや安全性もポイントです。

 

洗浄時の泡立ち

ボディソープは泡立ちが豊かなものが好まれます。たっぷりの泡で洗ったほうがよく汚れが落ちた気分になるからです。

シャワージェルは泡風呂にするときに泡立てやすく、泡が長く持続する必要があります。

 

洗い上がりの感覚

洗った後に爽快感があるもの、肌のつっぱりが少ないものなど、洗い上がりの感覚も大切です。

近年は優しい洗い上がりのものが多くなってきています。

また、夏向けのものはさっぱりとした洗い心地が好まれ、冬のものはしっとりとした感じが良いなど、季節によっても変わります。

 

保湿性

肌に必要な潤いまで奪わないように、保湿性を高めた商品を選ぶ方が増えています。

特に乾燥の気になる季節にはこの傾向が強くなります。

 

香り

年々ボディソープの香りが重視される傾向にあり、香りの種類も増えています。

シャワージェルでは、バスタイムに癒やしやストレス解消を与える役割もあるため、香りも重要なブランドになります。

ただし、日本では香りのきついものを好まない消費者層も一定数いて、無香料の商品を求められることもあります。

 

自天然成分やオーガニック原料

乾燥肌やアレルギー性皮膚炎など肌トラブルを気にする方は多くなり、合成界面活性剤が嫌われる傾向は続いています。

化学合成品に変わって同様の成分を持つ天然成分にしたり、オーガニック原料にしたりして製品に付加価値をつけることがあります。

化粧品と医薬部外品

ボディケア・ボディソープ製品は化粧品と医薬部外品の2種類に別れます。

化粧品は清浄や、保湿などで表現できる範囲が限られる、効果が弱い成分のみで作られた製品になります。

医薬部外品は、薬品ほど作用が強くないけれど、厚生労働省によりに効能効果が認められた成分を含んでいて、化粧品よりも一定の効果が期待できるものです。

この成分を「有効成分」といい、有効成分を含んだ製品は、製品容器やパッケージに「薬用」「医薬部外品」と表示でき、その効果を謳(うた)う事ができます。

乾燥肌やアレルギーなど肌トラブルを気にする方は薬用を選ぶ傾向があり、差別化しやすいでしょう。

ボトル容器

容器もブランドイメージを左右する大切な要素です。

毎日使うボディソープでは、使いやすさも非常に重要になってきます。

シャワージェルでは、バスルームのインテリアの要素も兼ね備えており、飾って楽しめるように可愛らしさや高級感を重視します。容器の種類は主に3種類になります。

 

ポンプボトル

ボディソープで最も使われる容器です。ディスペンサーともいいます。泡で出るタイプもあり、泡立ての手間が省けることと、人が泡立てるよりもきめ細やかな泡が出ることが特徴です。

 

ソフトボトル

ディスペンサーと違い、キャップを開けてボトルの胴を押して中身を出す容器です。

シャワージェルなど硬めのジェル製品は、ポンプが吸い上げにくいのでソフトボトルが使われます。

ポンプよりも安くなるぶん、デザイン性にこだわることができます。

 

詰替え用

アルミパウチの袋で、エコを意識する方に人気のものです。

製造コストも劇的に安くなります。

ポンプ使用と同時に製造されることが多いですが、パウチのみでも製造できます。

 

OEM生産するときの会社の選び方

実際にボディケア・ボディソープ製品のOEMを依頼するためには、どのような会社を選び、どのような流れで製造すればいいのでしょうか?

選ぶ会社の基準やコスト、大まかな流れを説明します。

OEM会社の選び方

ボディケア・ボディソープ製品をOEMで作るときの会社の選び方には3つのポイントがあります。

コストも大事ですが、初めてのOEMなら的確な助言を受けられてフォローの手厚い企業を選ぶことが肝要です。

ボディケア・ボディソープ製品の実績が多い

ボディケア・ボディソープ製品を長年製造してきている会社を選びましょう。

大手や新規参入ブランドがひしめく中でブランドを確立するためには、OEM会社のノウハウや経験、データを利用するのが一番です。

 

医薬部外品の処方が豊富

ボディケア・ボディソープ製品は有効成分によっては部外品になります。

近年は効果を全面に押し出した製品も見られます。

医薬部外品の処方が豊富であれば、さまざまな機能をもたせた製品を作ることが出来るので、製品アピールに役立つでしょう。

 

小ロットでも親身に対応してくれる

初めてのOEMは販売予測が立てにくいため、小ロットからのスタートになります。

利益が低いからといっておざなりに対応しない、親身になってくれる会社を選んでください。

製造ロットやコスト

ボディケア・ボディソープ製品は小ロット生産に向いている製品です。

しかし、あまり小さいと割高になり、利益を出すのが難しくなってしまいます。

製品にもよりますが、最小ロットは500個~が適当でしょう。

製造コストと販売価格をよく考えて、かならず複数の見積もりをとって検討してください。

OEMの流れ

ボディケア・ボディソープ製品のOEM生産は以下のステップで行ないます。それぞれの段階で密にコミュニケーションを取ることで、納得のいく製品ができあがります。

  1. 打ち合わせ
  2. 試作品の提出
  3. お見積り提出
  4. ご発注
  5. 製造・納品

 

打ち合わせでは作りたいボディケア・ボディソープ製品のイメージや種類を決め、処方をすり合わせます。

それから試作品の提出とフィードバックが繰り返されて、製品の処方が決定します。

処方が確定したら見積もりを提出し、合意が得られたら発注となります。

発注を受けて製造が開始され、製品が納品されます。

 

まとめ

ボディケア・ボディソープ製品は小ロットで製造しやすい製品ですのでOEMに適しています。

本記事では、ボディケア・ボディソープ製品をOEMで作りたいと考えている方に向けて、ボディケア・ボディソープ製品の種類とOEMで作る際のポイントをご紹介させていただきました。

ぜひ参考にしていただき、素敵なボディケア・ボディソープ製品を作ってくださいね。

 


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