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化粧品OEMの評判を調べるには?

化粧品OEMの評判を調べるには?

化粧品OEMの評判を調べるには?

化粧品OEMを利用してオリジナル化粧品の開発を行う上で、重要なポイントの一つとして挙げられるのが「いかに自分に合った化粧品OEM企業を見つけることができるか」だと考えられます。 化粧品OEMを行う企業は年々増加傾向にあり、今では数千社あるとも言われています。 そんな数ある化粧品OEMの中から、自分に合った企業を選ぶことは出来るのでしょうか。 今回の記事では化粧品OEMの評判を調べる方法について、ご説明して行きたいと思います。

評判の良い化粧品OEMを調べる方法(デスクリサーチ編)

そもそも数ある化粧品OEMの中から、評判の良い化粧品OEMを調べることは可能なのでしょうか。 確実な方法としては、実際のところ直接やり取りをしながら自分に合った化粧品OEMを探すしかありませんが、ある程度目星を付けることは可能ではないかと考えられます。 目星を付ける1つの方法として、業界誌を参考にしたり、インターネットを用いたデスクリサーチを行う方法があります。 ここでは、デスクリサーチを行う際に、評判の良い化粧品OEMを見分けるポイントをいくつかご紹介したいと思います。

化粧品OEMの規模を参考にする

まず、化粧品OEMの従業員数や工場の数を参考にする方法があります。 化粧品OEMで働いている従業員数が多く、工場の数が多いということは、それだけ日々商品を製造している数が多いと判断することができ、生産力の高さを想起することができます。

化粧品OEMの年商を参考にする

自社商品の販売は行わず、OEM事業をメインで行っている企業に限定されますが、化粧品OEM企業の年商を参考にする方法があります。 化粧品OEM事業をメインで行っているということは、その年商の分だけ化粧品の開発依頼がされているということであり、自ずと業界内での評判が高いと判断することができます。

開発できる化粧品の種類を参考にする

化粧品OEMで開発可能な化粧品の種類を参考にする方法もあります。 開発が可能な化粧品の種類が多いということは、それだけ処方開発の研究員が多いことや、技術力が高いと判断することができます。 しかしながら、開発できる化粧品の種類は限られるものの、その分技術が高い化粧品OEMもあります。 どの様なオリジナル化粧品を依頼したいのかを踏まえて慎重に調査する必要があると考えられます。

化粧品にも様々な種類があり、それぞれの特徴などについては他の記事で詳しく解説してますので、ご興味があればぜひ参考にしてみてください。

化粧品OEMの設備を参考にする

化粧品OEMの工場に設置されている設備を参考にするといった方法もあります。 化粧品OEMの工場に設置されている設備は化粧品OEMによって様々です。多種多様な設備が設置されているということは、設備投資がしっかりされており、よりクオリティーの高い生産体制を構築する傾向が見られると考えられます。

化粧品OEMの設備については他の記事でも詳しく解説してますので、ぜひ参考にしてみてください。

評判の良い化粧品OEMを調べる方法(番外編)

続いて、評判の良い化粧品OEMを調べる方法について、デスクリサーチ以外の方法をご説明して行きたいと思います。

やり取りをしたことのある人に話を聞く

もっとも確度の高い情報を得る方法としては、実際にやり取りをした事のある人に話を聞くという方法があげられます。 過去に化粧品OEMを利用して商品開発を行ったことがある人や、化粧品OEMに勤めていた人は業界の情報をある程度は持っていると考えられ、化粧品OEMの評判も聞くことが出来るかもしれません。 しかしながらこの方法は、秘密保持契約や企業秘密などにも触れる恐れがあることから難易度が高く、あまりオススメできる方法ではないと言えるでしょう。

OEM会社が実際に製造したアイテムの評判を調べる

化粧品OEMにより製造されたアイテムは世の中に数多く存在し、実際に調べることも可能です。

主な方法としては、ドラッグストアなど店頭で並んでいる商品の責任表示(裏面など)を確認する方法です。 化粧品の裏面表示には、その化粧品の品質・有効性及び安全性についての最終責任を持つ者である「製造販売元」を記載する箇所があります。 製造販売元になるには化粧品製造販売業を取得する必要があるのですが、販売メーカーの中には化粧品製造販売業を取得していないメーカーもあり、その場合は化粧品OEMがその化粧品の製造販売元となります。

つまり、化粧品の裏面表示を見て、製造販売元の箇所に販売メーカー以外の社名が書かれている場合は、そのアイテムを開発した化粧品OEMである可能性が高いと考えられ、そのアイテムの評判が高ければ化粧品OEMの評判も良いものであると解釈することができます。

評判の良いアイテムの製造元を確認する

上記とは逆のパターンになりますが、評判の良いアイテムの製造販売元を確認する方法もあります。

評判の良いアイテムの中には、上記同様に販売メーカーが化粧品製造販売業を取っていないこともあり、化粧品の裏面表示を見て、販売メーカー以外の社名が書かれている場合は、その商品を作ったメーカーが化粧品OEMである可能性を示唆することができます。 大手メーカーは自社工場を持っていたり、化粧品製造販売業を持っている事が多いため、なかなかこの様な情報が出てくることはありませんが、比較的中堅や小さな会社の場合は製造販売元を化粧品OEMに依頼するケースもあるため、評判の良いアイテムの裏面表示を地道に確認する方法も良いと考えられます。

化粧品の裏面表示からは様々な情報を読み解くことができます。化粧品の裏面表示については他の記事でも詳しく解説しておりますので、ぜひ参考にしてみてください。

自分に合った化粧品OEMの選択肢を確実に増やす方法

最後に、自分に合った化粧品OEMの選択肢を増やす方法についてご説明したいと思います。

その方法とは、化粧品OEMが出展を行う化粧品展示会に行くことです。 これまでご説明した方法はあくまでデスクリサーチでも調べる事ができます。 しかしながら、「百聞は一見に如かず」という言葉がある様に、実際に触れてみないとわからない情報も多々あります。

化粧品展示会では国内外の数多くの化粧品OEMが参加し、開発サンプルを展示する事でそれぞれの企業が持つ開発力をアピールしています。 実際に開発サンプルの説明を受けたり、テクスチャーを確認する事ができ、必要に応じてその場で商談を行ったり、サンプルを後日送ってもらえることもあります。 どの様な化粧品を作るのかまだ決めていない場合でも、商談を介して実際に化粧品OEMの担当者とコミュニケーションを取る事で、自分に合った化粧品OEMかを判断できるかもしれません。

化粧品展示会については、他の記事でも詳しく解説してますので、ご興味がある方はぜひ参考にしてみてください。

まとめ

今回は評判の良い化粧品OEMの調べ方についてご説明させていただきました。 日本国内には化粧品OEM企業は数多く存在し、それぞれの企業に素晴らしい特徴があると考えられます。

オリジナル化粧品を作って見たいけど、まずは自分に合った化粧品OEMを探したいと考えられている方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。


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