使用方法とは
使用方法とは、その名の通りその商品の使い方になります。使用方法は、ブランドにとって適切な使用方法や使用量を消費者に伝えるツールです。こちらに関しては、記載してもしなくても問題はありません。
ただし、場所に余裕があったりした場合は記載した方が良いというふうに考えています
使用方法を書くメリット、デメリット
メリット
使用方法を書くメリットとしては、まずブランド側が正しい使い方を伝えることができます。そのブランドを知らない場合、初めて使う場合など、多くのお客様はまず使い方が分からない方が意外にも多いのです。また、正しい使い方で使いたいと思う方も多く、そういう意味でも書くことで安心される方も多いものです
さらにメリットとしては、問い合わせの連絡が減るというのもメリットです。どうやって使うの?という問い合わせも種類によっては多いです。記載することで、問い合わせが減るというメリットもあります
デメリット
メリットもあれば、デメリットもあります。それは使用方法を書くことで、それ以外の方法をやってはいけないと捉えられる傾向にあります。本来化粧品は、医薬品ではないため、使用方法はお客様に委ねられ、あくまでメーカー側は推奨という形しか取れません。化粧品の良さはお客様が使い方を含め自由に使えるところが化粧品の魅力のひとつですが、記載することで多くの方がそれ以外の使い方で使ってはいけないと捉えられる可能性があることです
何を書くかで、このあたりはブランド戦略や販売戦略に大きく関わってくると思いますので、慎重に言葉を考えたいところです。
何を書いたら良いか分からない方へ
何を書いたら良いか分からない方は、ベンチマーク品などの使用方法を参考にしてみましょう。かならずアイデアが思いつくはずです。
この商品は世にない商品だから、他は参考にならないという方もやはり他社品は参考にした方が良いかと思います。世にない商品、世にない使い方では、お客様は混乱します。かならず類似商品はあるかと思いますので、ぜひ参考にしてみてください
要注意!! パールという表現
化粧品の使用方法で使用量を化粧品メーカーの人は、パールの大きさで表現することが多数あります。しかしながらこのパールっていう言葉は正直なところ、業界用語だと感じています。パールってそもそも何と思っている人も多く、パール大とかパール小とかどのパール、何のパールを指しているのかもよく分からないため、困惑している消費者も実は意外に多いのです。
それよりも硬貨の大きさ、例えば100円玉やはっきり誰でも分かる表現にした方がより親切になります
この傾向は特に、UVケア製品に多く、UVケアをしっかりしたい、日焼けしたくないと思っている人ほど使用量にこだわります。しかし、パールと表現することで量があいまいになるため、SNS等でよく議論になる傾向にあります
ぜひ参考にしてみてください
表記時の注意点
記載場所
直接、容器に記載するか直接の被包されているものに記載する必要があります。
外部の容器または外部の被包
添付文書
文字の大きさ
文字の大きさの規定があるのは「種類別名称」「販売名」「原産国」の3項目になります。内容量の記載の文字の大きさは定められていませんが、4.5ポイント以上にしておくのが無難です。普通に読める文字の大きさで記載すれば問題はありません。
よく分からない場合はBentenへ
とにかく販売名の付け方がよく分からない場合はぜひ、化粧品OEM、健康食品ビジネスマッチングサイトBentenで質問を投げてみるか、Bentenがオススメする専門家に相談してみてください
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