化粧品OEMでスピキュール製品を作るには?

化粧品OEM スピキュール

近年の韓国コスメのトレンドの中で一部話題になっているコンテンツの中にスピキュールと呼ばれるものがあります。

スピキュールとは一体どのようなもので、どのような効果を持っているのでしょうか。

今回の記事ではスピキュールに関する特徴や効果、どのような製品に使用されているかについてご説明したいと思います。

スピキュールについて

まずはスピキュールについて詳しくご説明していきたいと思います。

スピキュールとは

スピキュールとは海綿から作られる微細な針状の原料を指します。

海綿とは海底の岩や砂州などに付着して生きている無脊椎水生動物であり、多くのアミノ酸やタンパク質などの有機物を豊富に含む部分と、シリカ等の無機物を豊富に含む骨格部分から構成されています。

この海綿を乾燥させ、骨格部分を抜き取ったものをスポンジと呼び、古来より身体を洗う際や化粧の際に使用され、また粉砕してハーブなどと混ぜ合わせることにより、ピーリング剤としても利用されています。

このスポンジを拡大して観察してみると、細かい針状の構造から成っており、スポンジを細かく粉砕して特殊な処理を施すことにより、この針状の構造が取り出され、スピキュールとなります。

しかし、これまでの精製方法によっては残留物があったり、安定性が低く針の形状を維持できなかったりなど懸念点が残っていました。しかし、昨今の技術の発展により、この残留物を限りなく取り除いた安定性の高いスピキュールが作られています。

化粧品原料としてのスピキュール

不純物を取り除いて安定性を高めたスピキュールは、長さ約200μm、太さ数10μm程度の長細い針状の形状をしており、表面に無数の穴が開いた構造をしています。

この表面に開いた無数の穴に、様々なエキスを充填し、コーティングを行うことにより、化粧品原料として利用することができます。

不純物を取り除いて安定性を高めたスピキュールは、全体の99.8%をシリカで、残り0.2%をカルシウムやマグネシウムといった無機質成分から構成されています。

このため、スピキュールを肌の上に塗布したとしても、スピキュール自体は体内に吸収されることも溶けてしまうこともなく、時間が経過するとともに肌の代謝機構により自然に肌から離れるとされており、アレルギー反応が出にくく、肌のトラブルも起きにくいとされています。

スピキュールの化粧品への応用方法

スピキュールを利用した化粧品は美容大国である韓国が発祥とされています。

続いてはスピキュールにはどの様な効果が期待でき、どの様な化粧品に利用されるかをご説明したいと思います。

スピキュールの作用機序とスキンケア効果

スピキュールは先述の通り、表面に無数の穴が空いた細い針状の構造を取っており、この無数の穴に対して有効成分など様々な成分を入れることで化粧品原料として利用されています。

スピキュールを含んだ化粧品が肌に塗布されると、スピキュールは肌の表面に広がり、肌表面に刺さって留まることになります。つまり、有効成分を含んだ細かい針が肌の中に残ることになります。

このことにより、肌表面よりも深い位置へ有効成分をダイレクトに届けることができ、肌に留まることで持続的に有効成分を肌へ浸透させることができます。

肌に刺さったスピキュールは約24時間〜72時間ほど肌に残るといわれていますが、先述の通り、溶けることも吸収されることもないため、肌のターンオーバーと共に自然と抜け落ちるとされています。

スピキュールを利用した化粧品

基礎化粧品

スピキュールは肌に刺さることで肌の奥まで有効成分を届けることができる化粧品原料であることから、多くは基礎化粧品などのスキンケア用品に用いられています。

特に、こっくりとしたテクスチャーのクリーム剤型のものやオールインワンジェルなどにスピキュール原料が配合されていることが多く、肌全体にじっくりマッサージする様に伸ばしながら塗布することで、チクチクとした心地良い肌触りを感じながら肌へ馴染ませることができます。

メイクアップ化粧品

スピキュールは肌に留まり有効成分をじっくり放出するという性質があることから、メイクアップ化粧品にも応用されています。

特に、リキッドファンデーションなどのベースメイクアップ商品に配合されていることが多く、適量をパフに取りタッピングする様に塗布することで、肌へのチクチク感を軽減させながら使用することができます。

スピキュールに似た化粧品

ここでスピキュールとは異なる針状の化粧品をご紹介したいと思います。

それは「マイクロニードルパッチ」と呼ばれる針状の原料を使った化粧品となります。

マイクロニードルパッチはパッチにスピキュールと類似した針が貼付されているものですが、針自体はヒアルロン酸から作られています。このため、乾燥などが気になる箇所へ、ヒアルロン酸をダイレクトに届けることができます。

しかしながら、パッチを直接肌に貼る必要があるため、使用するタイミングがある程度限定され、主にメイクオフした後のお手入れの一環として肌へ貼付されることが多い商品となります。

化粧品OEMを利用したスピキュール化粧品開発

それでは、化粧品OEMを利用してスピキュール配合のオリジナル化粧品を開発を行う場合、どの様に進めれば良いのでしょうか。

スピキュールを応用した化粧品原料(スピキュール原料)について

まず、オリジナル化粧品に配合するスピキュール原料を探さなければなりません。

先述の通り、スピキュール原料が配合された化粧品は美容大国、韓国が発祥となります。

そのため、スピキュール原料の開発から製造については、主に韓国で行われており、国際特許も取られています。

しかしながら、スピキュール原料は卸会社を通じて日本でも使用することができるため、卸会社と直接やり取りを行うことによりオリジナル化粧品へ配合することができます。

スピキュール原料を配合した化粧品開発について

スピキュール原料の入手の目処がたったら、化粧品OEMへオリジナル化粧品の開発を依頼します。

ここで注意しておきたい点は、サンプル作成用としてスピキュール原料を化粧品OEMへ提供する必要がある点です。試作品のテクスチャー確認や、処方決定後の安定性確認など、サンプルバルク回数が増える可能性もあるため、開発依頼を行う際の打ち合わせ時にOEMと試作原料について相談しておきましょう。

韓国の化粧品OEMに開発を依頼する

先述の通り、スピキュールが配合された化粧品は主に韓国で製造されているため、韓国の化粧品OEMに開発依頼を行う方法もあります。

韓国で製造して日本国内で販売を行う際、輸入手続きなどを行う必要がありますが、スピキュール原料を使用した処方開発の経験値が高いと考えられるため、よりクオリティーの高いオリジナル化粧品の開発が期待できると考えられます。

スピキュールなどの新規性のある原料を扱う原料メーカーや、国内外の化粧品OEMを探すには、ある程度のリサーチが必要となりますが、一番お勧めの方法として、化粧品展示会への参加が挙げられます。

化粧品展示会については、他の記事で詳しくまとめてますので、宜しければそちらもご参考ください。

https://info.bentenmarket.com/oem/about-exhibition/

まとめ

今回の記事ではスピキュールの特徴についてや、スピキュールを用いた化粧品開発についてご説明させていただきました。

日本ではまだあまり馴染みの無いものになるため、他の商品と差別化する1つの訴求になると考えられます。

スピキュールを用いた化粧品の開発をご検討されている方は、是非この記事を参考にしてみてください。

執筆者:OEMビジネスドットコム 編集部(株式会社Cogane studio)

OEMビジネスドットコムのコンテンツ作成を担当しています。株式会社Cogane studioでは、化粧品や健康食品ビジネスに関するマッチング、専門的な情報発信を行っています。

 

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